遊星歯車機構

主に三次元

Song2(雑文)

Song2が好きです。

SMAPの曲で一番と言っていいくらい好きな曲です。

ただ、今聴くと本当に辛い。

「これから何処へいこうとも それほど違いはないさ」

私はこの曲が世の中に出た当初からこの部分の歌詞が好きでした。(歌詞はほんとはこういう場で書いちゃだめなのでこの記事自体年明けには消そうと思います)

この歌詞は「あなたがいなければこの先の未来は輝かない、平坦な道。嬉しいことも楽しいことも哀しいことも淋しいこともない、ただの道」だと当時から勝手に解釈していました。「あなた」という存在がなければ何処に行っても違いはない。どれだけの絶望と哀しみなんだろう、ってこの曲に残酷さのようなものを見ていました。

それが人生であると。

だからこの曲が好きだったんですが、今この曲を聴くととても悲しくなります。

「あれからの僕らはきっとこんな日が来ると気づいてた」

ここで絶対泣く。関係ない曲なのに泣いてしまう。この曲がとても好きですが今聴くとしんどくて仕方のない曲です。現実とは関係ないし、あれからの僕たちがこの日を思い描いていたとは思っていません。

好きな曲の意味合いまで自分の中で変わってしまって、言葉にすると「悔しい」の一言です。

最近、母が二度ほど眩暈を起こして倒れる日がありました。検査は年明けになると思いますがそれでも、彼女もこの選択に猜疑心を持っているようでした。彼らがこの選択をする理由がわからない、と。体調が悪いのを見ると、ああ、彼らがまたコンサートをやってくれたらいいのにな。と思います。そんな彼女はSMAPのDVDを流しながら大掃除に励んでいます。(とりあえず元気です。でも直近で二度も眩暈を起こしているので少し心配しています)コンサートは彼女の唯一の楽しみだったのにな……

この間、スマスマが放送される前の日に偶然、中居のかけ算(リーダー鼎談)→プロフェッショナル仕事の流儀→5人旅、という順で彼らを再度見ていたんですが、やっぱりどうしても納得いかないと自分の中でもやもやしています。母もきっともやもやしてるんだと思います。

先の未来はわかりませんが、彼らがなにも言わないということを救いにしてたりします。こんなにしんどい年末は初めてです。父が他界した時はもう諦めるしかない状態だったので受け入れましたが、「これは本当に諦めるしかない状況なのか?」と問われた時にどうしてもそうだとは言えない自分がいて、精神的にとてもしんどい。SMAPを長年見続けてこられたファンの方々はもっと大変なんじゃないかと思ってます。

ありがとうと伝えたいです。お疲れさまとも言いたい。

でもこれでおわりじゃない、とも思ってます。

とても複雑。スマスマは中居さんの姿が辛すぎて泣きました。もう泣くとかじゃなくて嗚咽の域で。中居さんだけでなく皆が皆ひとりひとりの表情を見ると泣けてきます。なんでこんなことが現実なんだろうと、どうしても思ってしまう。

5人の未来が良いものであるよう願いたいです。

まだ。とこの先を祈ることが自己満足なのか何なのかももう解らないんですが。私は自分がみてきた中居さんが、あのひとが愛していたものがこんなふうに壊れて行くのを見るのは本当に忍びなかった。あのひとは昨年お父様をなくされて今年、またもうひとつなくすのかと思うと正直耐えられないです。

光一さんが雑誌で言っていましたが「ごめんな」とメールがきたそうです。ごめんな、ってなんて淋しい言葉だろう。自分が悲しいよりも他人の心境を慮る中居さんの本心が透けて見える言葉だと思います。どんな気持ちでそれを後輩に送るんだろうと思うとほんとうに痛い。

だからついこの先を願ってしまいます。

私は中居さんが一番好きなのでつい中居さん贔屓になりますが幸せにいきてほしいんです、あのひとには。それで多分あのひとの幸せに必要なものはSMAPなんだよ……

それをおもうたびに、悲しくて泣けます。

だからやっぱり、「いつか」を信じてしまいます。

もうそれくらいは許してほしいと思う。こんな喪失感は過去なかった。そのうちちゃんと書きたいですが日本はSMAPという文化を失うんだよ、こんなのは、ほんとに日本の優良コンテンツの喪失なんだよ……さみしいです。

あの日からずっと、ほんとうにさみしい。