遊星歯車機構

主に三次元

繋がらなくてもそこそこ生きていけます。(アイドルがSNSを利用するか否かについて思うこと)

ジャニーズのメンバーで何が好きかって、不用意にTwitterFacebookに手を出さないところが好きです。(jrでやってる子もいたりいなかったり、裏垢あったりなかったりという話は聞きますが、とりあえず会社方針として「やってない」っていうところ)

SMEソニーミュージックエンターテインメントではなくエスエムエンターテインメントのほうで。韓国の芸能事務所で東方神起や少女時代がいるところ)に属してる子たちはやってたりやってなかったり、自由です。会社方針として「絶対やるな」というわけではないらしい。で、やってるアイドルもいます。やってないアイドルもいます。でもやってるアイドルは私が知ってるだけで2つそれで事件を起こしてます。大して事件を知らない自分が知ってるだけで2つ。(ヴィクトリアのスプーン事件とシウォンの国際問題)……多分他にもいっぱいあるんだろうけど私があんまりスキャンダルに関心がないのであかんですね。そこそこ「ざわざわさせる」ツールだと思います。多かれ少なかれ。

私はTwitterFacebookもインスタもなんにもやってません。見るのは好きです。Facebookは登録してないから見られる範囲のものしか見てませんがTwitterは検索でほしい情報だけ見ます。インスタが見てる分には一番好きです。ファッション雑誌と似てる気がします。流行り廃りのスピードが異常に早いなぁと思いつつ、それは私が歳を取ったからそう思うだけで若い子にとっては普通のことなのかもしれません。

あ、ついでに私、LINEもやってません。友達いないんです。と言ってしまいたいところですがそういうわけでもなく。ちょっと前までは、「なんでLINEやらないんだ!」と叱ってくれた友人達はもう「こいつはやらねーんだな」と諦めたようで普通にメールを使ってくれます。元々友達の数が少ないんでしょうね。だから成り立ってるんだと思います。(というかLINEの方が絶対楽なのにメールを使ってくれる友人の愛で成り立ってる……)

 何故やらないか。ということなんですがLINEに関しては声高に「韓国企業! だから嫌!」というわけでもなく。(SME好きな時点でお隣の国に甘いタイプだと思ってます)Twitterはやってない子のほうが多いのでなんにも言われませんがFacebook全盛期にはなんでやらないんだと言われたのが一回や二回ではなかったなぁと懐かしく思います。でもやらなかった(笑)その理由を考えたところ、 

  • 面倒くさい
  • 繋がりたくない
  • 人と関わりたくない

というなんとも最低な理由が出てきて「人として生きていてこれはちょっとどうなんだ」と流石に自分でも反省しました。反省はできるんですよ。でも次に繋がらないのは年寄りが自分の意見を曲げないのとそっくりで「お、自分はだんだん年を取っていっているね」としんみりするのでした。

私はTwitterやなんかは前述したように見るのはとても好きなので、やっていること自体を否定したいわけではないんです。寧ろとても好意的に思っています。いいツールだとも思う。だけどTwitterでの繋がりがしんどい、とかFacebookでの繋がりが面倒、とかLINEの既読にイライラする、とかそういう話を聴くと「一度やめてもいいんじゃないか」と思ったりはします。ネットの繋がりって大事そうに見えて大して大事でもないよ。所詮ネットは箱の中の世界で、現実とは多少、別の場所ですから。Twitterのフォロワーが何人いようと、Facebookで何人友達がいようと、世界的にネットがダウンしたら消えちゃうもんですから。(それすると会社も死ぬからそんなことは有り得ないんですけどね)って書くと全否定してるみたいですが、そういうわけではありません。

ネットでの繋がりを全否定するわけでもないです。私をKAT-TUNに連れてってくれた友達はもともとネットで会った子でもう10年以上の付き合いがありますし、なんなら20年の付き合いの人もいます。ネットで出会って、それでメールを何度も交わして現実世界で手紙になって電話をしたり会ってみたり。(今はネットで知り合うのも危ない感じがしますが、20年くらい前のネット世界っていうのはまず知識がないと入れないものでしたし、Twitterなんかのように簡単に誰とでも繋がれる場所ではなかったんです)なのでネットで知り合ったと言っても顔は知ってるし大体どんな子なのかというのも知った状態で付き合いを続けている、というかんじです。そういう付き合いは付き合いとして続けて行けばいいと思うし、それはそれでアリだと思ってます。

ただ、今の「繋がりやす過ぎるネット世界」を見てると「昔とは変わったなぁ」と懐古厨になるわけです、ばばあは。繋がりやす過ぎるんですよ、全部。自分を知ってもらいたいツールが蔓延しすぎててどこもかしこも「自分!」「自分!」「自分!」そりゃ「全く知らない他人」が「自分」を無作為にとめどなく押し付けてきたらしんどくなるわなぁ……と思うのでした。

 ジャニーズはネットに厳しいですが、繋がる系のものを一切アイドルにやらせないところ、滅茶苦茶好きだったりします。韓国のアイドルを表す言葉で「神秘主義」という言葉があります。私生活を表さないアイドルの系統を指すもので、私はあんまりよく知らないんですが東方神起神秘主義の系統に入るアイドルだと思います。たぶん。ユノが言ってた気もする……(うろ覚え)SMEの中でも東方神起は自分たちの意志でSNSを使っていません。使ってほしいと言うファンに対して、使わないことを説明していました。私はこれは「アイドルである」ということにちゃんと職業意識を持っている証拠なんだなと思いました。でもこれこうやって書くと、SNS使ってる子は職業意識無いみたいな感じになってまうやん~違うー、違うんです。SNSやってる子はやってる子でアイドルとしての職業意識があるんですよ。「ファンに自分を身近に感じてほしい」というのはすごい職業意識なわけで。だから言葉って難しいな……それはそれでちゃんとアイドルなんですが、私が物凄く個人的にアイドルに求めたいところは「孤高であってほしい」みたいな酷い妄想の押しつけなので、その意味でSNSをやらないという選択肢は「ひえー素晴らしいよ!!!理想!!!」なわけです。

言葉が足りなすぎる説明ですね、ちゃんと書こう。「アイドル」は「偶像」なわけで私はこの「偶像」を大事にして頂きたいと思ってるわけです。ジャニーズ事務所のアイドルが現実世界に生きていらっしゃることは知っています。すごくよく知ってる。コンサートとか見てる。でも、コンサートであの息を飲むような、

「あ!! このひと生きてた! 現実世界に存在した!!!!!」

っていう新鮮な驚きはジャニーズのアイドルには持ち続けたいんです。顔の良さは勿論あると思います。あんまり周りに存在しない美形なわけですから。でもその顔の良さ、存在感、そういうものを凌駕する「うわ!!! ほんとにいる!!!!!」っていうあのかんじは彼らがSNSを頻繁に使ってたら、得られない感情なんじゃないかと思うわけです。やっぱり彼らには「解らない場所があってほしい」と思うのでした。ヤラカシが知っていようとオリキが知っていようと、私はただのファンですから彼らに関しては「知らない場所を残してほしい」んです。

彼らの全てを知りたくない。

これに尽きる気がします。そしてジャニーズ事務所ってやっぱり凄いな、と思うのは多分この「神秘性」を理解したうえで使わせてませんよね、SNSを。アイドルが非日常感を失わないのは気軽にSNSで繋がれる状態では無いからで、そうなるとやっぱりSNSって自分の価値を下げるものにもなりかねないんじゃないか? と思うわけです。まぁでもそこまで事務所が考えてるわけでもなく単純に「そんなツールつかわせたらスキャンダルまみれだよ!」ってことなのかもしれませんが、好意的に見たい所存です、そこんとこは(笑)

知らないところがあったほうが人間は輝く。と思います。

その知らない場所を「知りたい!!」と渇望するのがまたファン心をくすぐるわけで、得難い感情がそこにはあるんじゃないかと思います。だって彼らの私生活を知ることは無いわけですから。でも、それが正しいんですよ。彼らはアイドルが職業ですから、その職業でどれだけ輝けるかが大事で。裏を見たいのは人間の本質的な欲望だと思いますがそれでも「見たいけれども見られない」状況は、上手い商売のやり方だよなぁ、なんて思うのでした。商売って言っちゃうと夢がないですね。でも好んで踊らされてるわけですから。面白いし、よくできてる! と事務所のアイドルのSNS管理に関しては思うのでした。*1

簡単に繋がれるし自らを幾らでも曝け出せる世の中ですが、SNS規制する事務所はきっとそれをしたらアイドルの「価値が下がる」ことが解っているわけで。

なにか自分が繋がってることでしんどかったり面倒だったりするときは、「ああこれ自分の価値が下がってるんじゃないか?」て思うとやめやすかったりするんじゃないかなぁと。知らないところがあったほうが人間ってたぶんおもしろいですよ。そんでもって繋がらなくても楽しく生きていけます。繋がって無い人間ですけど、そこそこ楽しい人生だと思うので。(そこそこ、ですけど笑)楽しんでやれてるときは存分にSNS活用するのがいいと思います。楽しくないときの話です、今までの話は。

でもまぁ結論としては、ジャニーズのアイドルはSNSやってないと神秘的で恰好いいですけどばばあがSNSやってないのは神秘的でもなく恰好よくもなく、ただ「ひとでなし」みたいなとこありますけどね。面倒だし人と関わりたくないって、どうよ(苦笑)駄目な人間だなぁ……(そんな人間がなんでブログ書いてるかって話ですよね。人並みに自己顕示欲があるのだと認識しております)

 

 

*1:あ、AKBはいいと思います。あの子達はコンセプトが「会いに行けるアイドル」ですからSNSも活用してこそ輝くところがあると思います。

ジャニヲタの在り方とは(隠れててもそれなりに楽しいよ)

私はばばあでジャニヲタなわけですが、会社の人にジャニヲタであることを告げた事は過去一度もありません。ついでに言うともう15年くらいコンサート色々行ってますが、うちわを作ったことも無ければ、ペンライトを持ったことは数えるほどしかありません。私の周りもこういう人ばっかりなので、此処でブログ開設してみて「あれ? 意外とこういうヲタ少ない?」と思ったので、ジャニヲタの在り方の多様性を書いてみようかと。社会人向けですね。学生はおおっぴらに告げちゃっても全然いいと思うし寧ろ「あの子が好きなの」って言ってた方が可愛いと思います。社会人はそもそも「いい歳でジャニーズ」という難関が待ち受けておりますので(笑)

会社の人にジャニヲタであることを言うか言わないか

告げた場合のメリット

  • 休みが取りやすい。(「あー、〇〇がコンサートなんだって?ワイドショーで見たよ」的な)
  • 情報が得やすい。(チケットが回って来ることもあるそうな)
  • 好きであるアイドルを小馬鹿にされる確率が低い(悪いことを言われない)

告げた場合のデメリット

  • 好きなアイドルに何かあった場合すぐ話を聴かれる(自分の傷も癒えていないうちから)
  • 休みが取りにくい。(「また行くんだ?」的な)
  • あのひとジャニヲタだってよ、と男性社員から白い眼で見られる。(場合もある)

くらいでしょうか。私は会社では完全黙秘でジャニーズに関してはテキトーに話し合わせてるだけなので告げた場合のことはよくわからないです。

告げない場合のメリット

  • 変な時期に休みを取ってもまずジャニーズのためだとは思われない。
  • ジャニヲタを偏見の目で見る一定層と普通に付き合える。(偏見はやっぱりあるなと告げない立場で話を聞いているとよく思います)
  • 何事かとんでもないことが好きなアイドルに起きても話は求められない。

告げない場合のデメリット

  • かなりの確率で好きなアイドルを貶される。
  • コンサートがあっても休み取れない。(無理が効かない。泣き落としもできない)
  • ジャニーズで事件が起きるとまずそのアイドルの人格を否定されるのでその話をひたすら聴いて、相槌を打たなければならない苦痛。

告げない場合の一番の難所は「好きなアイドルを貶された際に、そうですよねーと適当に誤魔化せるかどうか」だと思います。私は過去それが何度もあったんですが、さすがに口にするのは忍ばれるわけです。事務所担みたいなもんですから、全員嫌いな子がいないというのに「あいつはあれだから」みたいな確定した物言いで喋られると「おいおいそれは違うだろ、そうじゃないんだあの子はそういう子じゃなくてね!!」と言いたくなります。言いたくなるんですが、我慢します。でもこないだSMAPのときに中居君は独立を望んでるんじゃないのと言われた時に思わず中居くんのSMAP愛の話をしてしまってドン引かれました。やっちまった! と反省しました。

「そんな、好きな人を貶されて反論しないなんて!」という意見は尤もなものだと思います。そりゃそうですよ、好きなもんを目の前で貶されてそれを否定しないなんていじめの現場でなにも言わないのと同等の罪だと思います。ただ、これは私の持論なのですが「最初からジャニーズを好きでは無い人に、好きになるよう他人が言葉で説き伏せるのは不可能」だと思っています。ジャニーズに限らず「嫌いなものがあるひと」に対してそれを「そうではない」ということはもっとその人の「嫌い」を増長させる傾向にあるのでは? と考えてます。嫌いな人はどう足掻いても嫌いなんですよ。私は「嫌い」なものがとても少ないので敢えて今なにか嫌いなものがあるかと問われた時に出てきませんが、AKBが無意味に大嫌いという方々も世の中にいらっしゃるし(AKBが貴方に何をしましたか? 貴方の人生それで狂わされたんですか? と問いたいくらい毛嫌いしてる方がいらっしゃって私はもうこれは「アイドルに憧れて結局そうなれなかった自分」と彼女らを比較して嫉妬しているのでは?と思ってしまうくらいです。人生において嫌いなものってそんなに執着して嫌い嫌い言わなくてもいいんですよ、嫌いだったら見なけりゃいい。貶す理由が全く分からん。と思いますがなんでも無意味に貶したいひとは世の中多いですから)、ジャニーズが大嫌いという方もいらっしゃいますし、それをもう好きな人間が「どうこう」しようなんていうのは不可能な話だと思います。好きにならせるには体感させるくらいしか方法が無いと思います。言葉だけではそう言う人たちには不十分ですから。なので、好きなアイドルを貶されても私はまぁそういうこともありますよねー程度の会話で終了させてます。淋しいですけどね。やっぱり「あーしんどい」と思います。思うけれども自分が好きなものをそれを嫌いな人に押し付けることのほうが苦痛なので、こういうあり方で暮らしています。

会社では基本喋りませんが、学生時代の友人の間では求められたら喋ります。でも自分に課していることがあって「相手に自分の趣味を押し付けるな」というのが大前提です。誰もお前のジャニーズに対する迸るパッションなんて興味ねぇんだ、これは社交辞令だ気をつけろ! というのが常に頭にあります。うっかりすると喋り過ぎる自覚はありますからね……これだけ思ってても喋ってる場合もあるだろうし生ぬるい目で許してくれる友人あってこそなのかもしれません。

 じゃあそんなに隠れて楽しいヲタクライフ送れてるの? というところですが、送れます。楽しいです。私の性格もあると思いますが他に介入されるのがまず苦手なので、自分が好き勝手に自由に誰にも侵されることなく時間を使ってジャニーズを愛でられるならもうそれでいいんです。SHOCKに毎年行ってますが、毎年行ってたら普通の感覚であれば「同じ舞台になんで毎年行くの? 去年見たでしょ?」なわけです。舞台にもコンサートにも全く興味のない方のほうが世の中多いですから、そういう人たちにとっては全ステだって意味不明な話でしょう。でもそれが常識です。世の中の常識は「一度見たならそれでいい」です。だからSHOCKに毎年行ってる話もしませんし全ステの話もしません。親しい学生時代の友人にもしません。何故、を問われるのが面倒だからです。「見たいものを見る、それが人生の活力につながってるから観に行く」という言葉は使えるかもしれませんが、そもそも「アイドル」を人生の活力としているばばあ、というのはあんまり世の中的によろしくない(笑)そろそろ結婚して「家庭」を人生の活力にしてくれんか、という一般論には負けるわけです。大抵の一般論に「ばばあのジャニヲタ」というのは勝てません。負けるしかない(笑)

と書いてしまうと卑屈に聞こえますが、いいんですよ世間一般なんて。黙ってりゃ私がジャニヲタだってことは解らないんですから。負けていることを理解しつつ、そこを他人に理解してもらおうと思うと話がややこしくなりますから、誰にも言わなければそれはそれで自分だけの楽しみを奪われることもないんです。他人に私の好きなことを強制しないので、私の事も放っておいてくれ、勝手に楽しむから。というのが自分のスタンスです。

私個人は「言わないメリット」のほうが魅力的に感じているので周りにジャニヲタであることを言っていません。勿論「言ったメリット」を魅力的に感じる場合は言うのもいいと思います。思わぬところでジャニーズ好きなお友達が見つかる場合もあるでしょうし、好きなことを存分に語って思いを共有することはとても楽しいことです。

どっちでもいいと思います。自由。公言する自由も公言しない自由もある。

あ、うちわとペンラの話は……まぁいいか。私はジャニーズ事務所に属するアイドル、というのがとても好きなので、正直そのアイドルに「自分」を見てほしいと言う欲求が皆無です。ばばあだからというのもありますが、実ははじめて行ったコンサートの頃から(はじめてのジャニーズはTOKIOでした)欲求がないです。カレシになりたい旦那になりたいファンサを貰いたいというものがない。席はスタンドが一番好きです。スタンドの後ろの方、大好きです。アリーナがくると「あー銀テ争奪戦嫌だな」とまず考えてしまいます。銀テ、降って来るなら欲しいけど争奪戦するのは非常に疲れる。だったら最初からスタンドがいい。という考え方です。そしてステージ演出ってスタンドのほうが綺麗に見られませんか? スタンドって素晴らしい席だと思うけどなー

「アイドル」を見たいんですよね。アイドルに見られたいわけではない。

よってうちわを作ったことがなければ持っていったこともありません。アイドルを見られればそれで十二分に楽しいですから。でもアイドルにとってみたら絶対うちわはあったほうがいいんですよ。(堂本光一さんソロコンは別として/笑)自分を応援してくれているファンがいる空間、というのはとても重要なことですから。意外と俳優の皆さんとかの対談をきいてると「ファン」がいるかどうかわからない空虚さ。があるらしく(ファンがいるのは解っているんだけど実際にファンと触れ合う場所がない)、よく小栗旬くんとかは松潤に「ライブがあっていいな」という話をしていたように思います。コンサートってそういう意味でアイドルにとっても大事なものですから、私みたいなファンが増えてもあかんわけです。一緒に楽しむ、一緒に創り上げる場所ですから。そのあたりは自分のファンの在り方はあかんな、と思うところもあります。

言い訳をするのであればバンドが好きだったのに気付いたらジャニーズにいるので「手に何か持って曲を聴く」というのが慣れないというか違和感があるんです。やっていいならヘドバンしたい曲とかありますよジャニーズでも……音楽っておとをたのしむわけですからうちわ、ペンラがなくても楽しいです。が、売り上げには貢献してないよねぇ……と思うのでやっぱりダメファンだな(苦笑)

 ジャニヲタがこうしなきゃいけない、こうするべき、ってもんは本当はなんにもなくて好きなら好きでその気持ちだけでいいんじゃないかなーと思ったりします。好きでい続けるのもしんどい時はあるわけでそういう時は違う子見たりしてもいいんでは? と。

若い子達を見てると担降りだのなんだのって色々あるから大変だなぁと思いますが、好きだったものは好きだったものとして、新しく好きなものが増えるのはいいことだし、そんなに拘らなくてもいいんじゃないかと年寄りとしては思うのでした。だからばばあな自分はなんでも好きよね……担、て言葉を使うのは「事務所」だけですね(笑)

光一さん好きで多分この人に関しては一生好きだろうけど担かどうかってきかれると「ちがうな」と思うし。遠征も普通にしてますが番組見忘れることもあるし雑誌は置き場所に困るからあんまり買わないようにしてるわけで。ぬるーいファンです。とても。

自分が好きなものはのんびり好きでいられるのが一番いいなと思ってます。好きなものを嫌いになりたくない。だからこのぬるいスタンスで今後もずっと事務所のアイドルを見ていくだろうと思います。

自分の「好き」を他人に崩されたくない。だからこそ相手(他人)との距離感はとても大事だと思うのでした。

 

KAT-TUNのその姿に救われたはなし。

会社に殺されそうになってて書いてる場合じゃなかったんですが、やっぱりどうしてもこれはいつか、耐えがたいほどしんどくなったときに読み返して元気になれるかもしれない。と思ったので書いておこうと思います。

KAT-TUNのコンサートに誘ってもらえたので行ってきました。なので感想など。ほんとにものすごい楽しくてずっと笑顔だった。3人にありがとうと言いたい。会社のこと忘れてほんとに楽しい!!!ってのが詰まった時間でした。そういうの作れちゃうのがジャニーズのすごさだと思うし、あの3人のすごさなんだなぁとしみじみ。誘ってもらえて本当によかったです。今、あの日の思い出だけで会社乗り切ってる(苦笑)

KAT-TUNのコンサート自体は2度目です。前もその子に誘ってもらって大阪の単独カウコンに行きました。誰が好き? と聞かれたら私はじゅんの、と答えていたので彼らの中で一番好きなのは田口くんでした。映画「模倣犯」(中居ちゃん主演)のときからちゃんと名前覚えてる子がこの子だけだったという理由もあるんですが。近年だとリーガルハイが大好きだったので田口くんに落ち着いてたわけです。で4人体制を応援したい、って友達が誘ってくれたので連れて行ってもらったという。コンサートは2回なんですが、過去にはドリボも見てますしなんといっても光一さんが好きなわけですから、彼らはFコンの頃から見てるわけです。なんなら、Fコン追加、名古屋のとき、剛さんが病気でどうにもならなかった際にフォローしてくれた姿も目に焼き付いてるという。(あの時は特に赤西君と亀梨君がトーク繋げてくれて感謝した覚えがあります。日記にも書いてあった。でもあのとき衝撃的過ぎて詳しい日記を残してないんだよなぁ……)ついでに言うならSHOCKに出演していた時代も見ているので、KAT-TUNはそんなに「知らない」グループではないんです。でもこれを言うと昔からのファンの方には大変申し訳ないんですが、人数が減るたびにがむしゃらに輝いていくグループだなと遠目に思っていました。

だから正直おまえのようなファンでもないようなよくわからんやつはコンサートに来るな!という意見もその通りなわけですが、とにかく、地味~にキンキさんのファンをやってる人間がKAT-TUNのコンサートを見て何を想ったのか残しておこうと思います。

 

①曲が良すぎだろう!!!!!!!

知ってた。前から知ってた。特に大阪のカウコンで友達と「PHOENIXめっちゃ良くなかった!?」と言いまくり友達に至っては会場でミニアルバム購入という。でそれを聴かせて貰ったんですけどあのミニアルバム、捨て曲ゼロで凄いことないですか? なにこの曲のよさ。全部いいやん。すごい、でもよく考えたらギリギリでいつも~だってうっかりギリギリのときに口ずさむくらいにはいい曲だよ!(ギリギリのときはこの曲か坂本君のソロ曲Shelterを歌いたい)そうだよいい曲多いよ! ってなったんですが、ベスト、すんごいですね。凄い。どの曲もいい。そして何が凄いってタイアップも多いんでしょうね、どの曲も大体口ずさめる。別にそれまで私は彼らのファンでもなく(でも事務所担なので嫌いな子がいない、事務所の中に)そこまで動向を追っているわけでもないのにそれでもほとんどの曲が聴いたことがあるって、……KAT-TUN、すごい。爆発的に売れてる時期も見てきましたしなんだかんだドラマもちょいちょい見てましたがそれにしてもこの浸透力ってすごいな。アイドルとして成功してるなって楽曲を聴いて思うという。そうだよ「ベスト」って本当にベストだからこそ得られる冠だよ、とアルバムを聴いてしみじみと思ったのでした。

そしてもういっこ楽曲で凄いなって思うのは、「らしさ」が人数が減っても失われないこと。彼らの「色」がちゃんと今現在まで楽曲に残っているのが凄い。東方神起を見てると5人時代と2人時代では楽曲の色を変えているので(それはそれで戦略もあると思うので比較するものでもないですが)人数が減るとそういうことはあるんだろうなと思ってたんですが、KAT-TUNは自分たちが持ってる色をずっと変えずに持ってるんだなというのが発見でした。私が思う彼らの楽曲の良さって、攻撃的な音もありつつ現実世界よりも少し二次元寄りの幻想的な歌詞、それを繊細な曲調で表現する、みたいなとこだと勝手に思ってるんですが、それがデビューのときから脈々と十年に至るまで壊されていないところが、この色を残してきたメンバーが凄いと思うし、楽曲を選曲する最初のスタッフの力、凄いと思うし、彼らのことを理解している裏方がいるからこそ、この絶妙な「らしさ」が健在なんだなっておもうと、みんな凄いなとしか言葉が無いです。KAT-TUNを形作るための裏方の姿も見えるような楽曲の良さ。それを歌い上げる表舞台の彼ら。恰好いい。彼らの曲の良さは半端ないと思います。「春夏秋冬」もいいし「RAY」もいい。全然違ってもやっぱりこれは他の誰でもない、KAT-TUNの曲だな。と思うのでした。私はBLESSが一番好きです。いい曲すぎるでしょ……最近この曲聞くとなんとなく田口くんに贈る曲に思えてしまって切ないですが。でもほんといい曲多くて凄い。

②かわいすぎませんかあの子たち!!!!

折角なので最初の印象を書いておこう。

亀梨君……ゴーイングのイメージ。非常に礼儀正しい子、 野球やってたから。笑うと可愛いなぁと思って見てた。KAT-TUNの顔。

上田君……美形。今のSHOCKに出てほしい子、誰? という話題になると絶対推してた子。凄く綺麗なご尊顔だと思う。気が強そう。舞台頑張ってる。

中丸君……スシ。(スシ王子に出てたなって)好青年ぽい。真面目? シューイチでたまにすっとぼけてて不思議な子。

↓今回のコンサート後のイメージの変遷

亀梨君……末っ子ぉぉぉ!!!!愛され末っ子かわいいいいいいいい!!!!!! ウケたら何度もやっちゃう悪ふざけかわいいいいいいいいい!!!!KAT-TUNでいるときだけ素の自分だしてる感すんごいかわいいいいんですけどおおおお!!!!

上田君……要所要所でボケてくるその才覚なんなのかわいいいいい!!!その美しい顔で「酢飯!!!!!」たまらん「す・め・し」!!!!うちわ自分の使うとかまじかわいいいいいいいい!!!!その手榴弾に当たりたいいいいい!!!!!!

中丸君……わかった!!!帝王の意味ようやくわかった!!!!帝王様にひれ伏したい!!!!この子のポテンシャル半端ない!!!たまに見せる冷めた視線素敵すぎやろ!!!めちゃくちゃこのひと面白い!!!!ていうか衣装や言動が光一イズム受け継いでてくそかわいいいいいいいい!!!!

結論。

可愛い子たちの集まりだった。ひたすらみんな可愛かった。恰好いいんですよ? 恰好いいのは大前提で言動や行動、自由過ぎだし「あーこの子たちみんな好きなんだな、この空間。KAT-TUNで活動するの好きなんだな」ってすごく感じるコンサートでした。あんまりにも可愛かったからパンフ購入して読んだらやっぱり可愛くて、耐え難く過去の雑誌読み漁る始末……(唯一断捨離できなかったういんくあっぷ過去10年分くらいの……)ついでに今月号買ったからね……帝王……威力半端ない……

③コンサートの構成最高だな!!!

あの、私にとっての前回で思ったんですが一曲だけ「これ!!!」って曲でスタッフが本気出してくるじゃないですか、彼らのコンサートって。その大阪のカウコンのときはその曲がPHOENIXで、光も、水も、火も、もう使えるものをふんだんに使いまくって「この曲を聴け!!!!!」みたいな超絶感があるのがすんごい好きだったんですけど、今回のコンサートもその「この曲を聴け!!!!」っていう演出があって凄いそれが好きでした。いい。スタッフの本気すごくすき。

今まで結構いろんなコンサート見てますがこの一曲だけに演出のありとあらゆるものを詰め込む、っていうのあんまり覚えがないのでKAT-TUNの特色なのかなって思ってます。すごくいい演出だと思う。どの曲が「肝」なのかよくわかる。PHOENIXの場合はやっぱりあの曲が不死鳥なだけあって、何度でも甦る、彼らの生きざまを明確に表していたと思うし、あの演出で大正解だったと思います。今回の曲もそういう意味なんだろうなと。各グループの復活曲が好みなのでそれについてもそのうち書きたいです。自己満足で。

あと中丸君のサービス精神凄いですね。充電期間めっちゃ笑った。あとボイパすごいのになんであれあんなに笑わせに走ってるんだろう、凄い芸人根性みたいなものがあるなーと笑いながら感心してしまいました。あの男を動かすポテンシャルは一体なんなんだろう。なんかすごい意気のようなものを感じました。でもやっぱりあれはKAT-TUNが好きだから出来る芸当なんだろうな。衣装もよかったなぁ……3人がどう動くのかな、ドーム広いしなって思ってたんですが非常に3人の魅せ方として、どの方向にも良いというか、うまいなぁって思ったんですがこれ言葉にしようとすると難しいですね。ドームってやっぱり人数多いほうが動きやすいし演出しやすいと思うんです。ハコがデカすぎて。で、それでも2人でやってる子達もいるし、キンキさんはもうドームがホームみたいなもんですから「慣れ」もある。だけどKAT-TUNは6人で作っていたものを修正し、5人で使っていたドームを4人のフォーメーションに直し、それがまた今回3人ですから、動く範囲も歌う量も過去とは全く違うわけで。でも観客としては凄く見やすかったし「近づこう」という意志も見えて「あーこれはもう10年のうちで培ってきた彼らの力量の総決算なんだな」と勝手に思ったりしてました。多分、昔だったら厳しかったのではないかなぁとか。でも10年分の経験がありますから、だからこそ3人でも十二分に「魅せられる」んだろうなと。凄いことだと思うし、それを支えるファンあってこそのことだと思うので長い間応援していらっしゃる方々は本当に凄いなぁと。もう語彙少なすぎて凄い凄いしか言って無い(笑)だってすごいんだよ!!!しかたない!!!!

MCでは散々笑わせて貰い(あの個性の突出っぷり凄いですね。楽しい。まじりあわなさそうなところがほんとうに「らしく」ていいですね。でも仲良しなんだなぁって今更ながら思いました。イメージがなかったんですが思ってた以上に仲が良さそうで微笑ましかったです)、決める所は決めて、メリハリがあるというかギャップがあるというか。ギャップかなー優等生然とした中丸君が大層裏がありそうに見えるかんじ、最高でした。(あくまでも「かんじ」ですから笑)

 

レポでもなんでもない話になってしまいましたが、生きる気力をなくしたばばあにとって、楽園みたいなコンサートでした。暗がりの中歩いていてぱぁっと明るい場所に出て「あ!!花も蝶もこんなに綺麗だった!!」みたいなそれくらいの衝撃。人数が減ることを自虐として口に出すけれど、彼らが尊いなぁと思うのはそこにまだ愛情が残ってるのが見受けられることで、そこに「彼らの歩いてきた軌跡」があるんだなぁと思ったりします。みんなやさしい。残ってる子達はとくにやさしい。上田君の最後の言葉とか本当に優しいなって思いました。去っていった子達が優しくなかったわけではないと思います。ただ見据える場所が少しズレただけだと思いますが、それでもファンにとってはこの十年はたのしいことばかりでは無かっただろうなと。それでもドームを満員にできるファンはすごくやさしいと思います。私はこのコンサートで随分生きる活力を貰いました。私の隣の子は泣いてました。みんなやさしいなってすごく思った。

もうほんと日本語の遣い方駄目なひとになってますが、やさしいひとたちがいっぱいいる場所はやっぱり輝いてる場所で、楽園で正しいんだなって思ってます。

 

3人にとっても、ファンにとっても、これからの未来がまた素晴らしいものでありますように。すごい力を持ってる3人だと思います。なにくそ!と思って今働くことが出来てるのは間違いなく日曜日に見た彼らのお蔭だと思う。3人が見せてくれた景色のお蔭で「しゃーない、がんばろう」て踏ん張れてる気がしてます。

そういう力がある子たちに、もっともっとたくさんの幸せがあるといいなぁとばばあ心に思うのでありました。

 

KAT-TUN、ありがとう。すんごいたのしかった!!!!!

 

 

たまにはお金が途方もなくかかったMVとかも見てみたいんです。

ものすっごく的確なお話をされていらっしゃるブログを読んで「そーだそーだ!」と思ったので、MVについてちょこっとだけ書きたいことを書きます。

ジャニーズ事務所の各グループのMV、ただ歌ってるだけのもいっぱいあるじゃないですか、いや、でもそれに物凄い労力がかかってることも理解はしているんです。3分の映像作るのにどれだけの人が動いてどれだけの時間がかかってるのかっていうのは以前電通の某映像の企画会議に参加したことがあるので、知ってはいるんです。

だけど、それでもやっぱりもっと作り込んだものを見たい!! と思ってしまうのはファンの業でしょうか。業だな、うん。業。

私が今まで見た中で一番好きなMVは、SMAPの「バードマン」です。もうめちゃっくちゃに恰好いいのでぜひどこかで見かけたら見てみてください。素晴らしいです。もうあれを20代のアイドルが作っちゃってるところが素晴らしい。今の20代のアイドルがあんな自由なMV作れないだろうなって思う。素敵です。

15分ほどの短編映画調で、何者かに捕まった吾郎ちゃん、ポールダンサーのいる小さなクラブで清掃員として働く草なぎくん。二人の女の子とシャンパンシャワーで騒ぐ慎吾ちゃん。そして武器の密売人なの? なんなの? っていう木村君と、何処のヤクザなのかな? その舎弟は一体、っていう中居君。もう見て!! としか言えない。最高だから。最高なんです。五人が五人とも最高に恰好いい。私は当時SMAPのファンではなかったので何故このMVが作られたのか事情は知らないのですが、何度見てもSMAP凄い!!!やっぱり唯一無二!!!と思います。SMAPの凄さって、「アイドルらしからぬことをやるアイドル」なんだと常々思っていますが、もうこのMV見ると誰も追従できないんじゃないかっておもう。各グループの色があるので、これをやるのがいい、ということではなくて、あの時代にこれをやってしまえたSMAPが凄い。と個人的には思っています。比較論では無くて、事実として凄いと思う。煙草がんがん吸ってるし何処を見ても愛おしいMVです。たまらん。

 

Clip! Smap! [DVD]

Clip! Smap! [DVD]

 

 

時代もあったのかなと思ったりします。今そんなにMVにお金かけられないもんね、と思いながらも堂本光一さんの最近のDVDシングルのMVめっちゃよかったよ、とも言いたい。です。SHOW ME UR MONSTER、手錠に繋がれて檻の中、とかいつもこの方のMVは耽美を攻めてくるのでいいなぁって思ってます。多分ビジュアル系バンド好きな人は違和感なくMV見られるんじゃないかと思う。今のビジュアル系よくわかんないですけど……私が好きだった時代にとんでもないMVを作ってたビジュアル系バンドはマリスミゼルでした。

で、違う。グループのMVの話だ。私はキンキさんだと「Hey! みんな元気かい?」のMVが好きなんですが(キンキさんは「鏡の中の6月」っていうとんでもない作品もありますが、あ、最近だとTIMEはめっちゃお金かかってて素晴らしかった)ストーリー性があるのっていいよね、と思ってます。

 

で、韓国の芸能事務所ってアイドルを外国に放出して外貨を稼ぐことが「国策」なので、支援金が国から出てるんですよ。なのでとにかくMVにお金がかかってるのです。ネット戦略も熟知しているので、他国の人がまず何を見るか、という視点で作品を作っていると思うんですが、まー須らくMVの質が高いです。本当に驚く。

なのでそれを見ていると「ジャニーズ事務所もこんくらい徹底的やってくれたらいいのになーそんでもってつべでチャンネル作ってくれたらいいのに」と思ってしまったりします。

というわけで個人的に好きなMV。ジャニーズ事務所のシンメにこれやってほしいと思うMV。(すべて韓国語なのでお嫌いな方は見ないでくださいね)

警察?のユノとチャンミン。ふたりの同僚がなんだか不審な動きをしている。チャンミンはそれに気づくのだけど、ユノは親友である彼を疑いもしない。だけどある日、その同僚(イノッチに少し似ているなぁといつも思ってしまってます)にユノが撃たれ、チャンミンが激怒、その後、その同僚に陥れられチャンミンは敵対組織に捕えられてしまう。絶体絶命のその時に、颯爽とユノが現れる。

というMVなんですが、絶妙に画が美しいです。空に銃口を向ける姿、それだけできれい。いいなーいいなーこういうのジャニーズで見たいなーと思ってしまうのでした。このMV、ちゃんと曲も内容も当時東方神起が出したアルバムに由来していて、その合致も見事だったりします。最近ならスリスリが素晴らしい。

で、五人組ならこれがいいなぁっていうのはもうおなじみのこれ。

MIROTIC。これなにかのパクりだって話もきいたことあるんですが結局自分で調べても解らなかったので、まぁいいやと思ってます。五人の東方神起が忘れられない気持ちもわからないでもない(でも私は2人が好きですが)と思ってしまう程ダンスがすごいです。美しい。なんだこれ、これでアイドルか。20代前半のアイドルがこれか! 脅威!と思ってしまう。

SHINeeのエビバデ!! 世界観が好きです。あとこのキレッキレなダンス。いいなぁ。いいなぁと思いながら当時よく見ていました。あ、韓国のアイドルの子達メイク濃いので苦手な方は申し訳ありません。でも本当に凄い!!と思う。国とか関係なくいいものは良い!!!です。(国自体には思うところありますが)五人組ならこういう世界観で魅せてくれても嬉しいよジャニーズ事務所さん!! と思ってます。

 

あと大人数グループならこういうのもいいな。と思うのはEXO。

私が個人的にMが好きなので中国語です。苦手な方は見ないでくださいね。でも中国語吃驚するくらい綺麗で、私はコレを初めて聞いた時めっちゃショックを受けました、なにこれ綺麗すぎる!! 音の響き凄い綺麗!!! その後うっかり中国語を習い始めるくらいには美しいと思いました。映像の世界観も長野まゆみさんの理科少年的世界観で素晴らしいです。何故こういうMVなのかというと、彼らが宇宙から来た少年、っていうコンセプトだったからだと思う、確か。

こっちは中国メンバー(韓国人もいますが)なんですが、MVが韓国メンバーのほうともリンクしてて面白いです。

 

そんなわけで結構韓国アイドルのMVって無碍にできないというか、お金かけて良いもの作ろう、っていうのが滲み出ててそこはすごく好きな箇所だったりします。ティーザーっていうまずアルバムの先行曲で映像をリリースするやり方が向こうでは通常のアルバムの売り方なんですが、ティーザー見て楽しみ! と思わせるものを作る企業努力というか。

ジャニーズ事務所だって頑張ってる! とは思うんですが、世界に向けて作ってくれたらもっと楽しい世界も広がるんじゃないかなぁと勝手に思うのでした。

 此処まで読んでくださってありがとうございました。おそまつさまでした。

お隣の国の芸能事務所とジャニーズ事務所の関係性。

2012年1月の日記。この頃はSME(「エスエムエンターテインメント」韓国の芸能事務所です。SM=イスマン先生。ジャニーズで言うところの「ジャニーさん」がイスマン先生に当たります)が気になりだしてひたすら調べてた時期です。まさかその4年後にSMAPであんなことがあろうとは思ってもいませんでした。当時SMAPに関して書いた日記もあるんですが……(SMAPさんについてもコンサート行ったことあります。20周年記念のファンミも行きました)あんまりここで出せるようなものじゃないのでそのうちちゃんとした見解をここ用に書いてみたいです。そんなわけで4年前の日記。東方神起のこともちょっと書いていますが、これは2012年時点の見解なので今はまた少し違う見方をしています。

 

相変わらずつらつらと調べてます。趣味です。
最近「ん? JストームとSMEが提携した(ライセンス契約)のって2006年だよな」と思って、前からちょっと引っかかってた「ASIA SONG FESTIVAL」に嵐ちゃんが参加した年を見たらSMEと提携したのが7月、フェスに参加したのが9月、ということで「あー、これは此処つながりだったか」とようやく何年か越しに納得しました。
ずっと不思議だったんです。「あのフェスは一体なんだったんだろう?」って。私あのプライベートジェットでのDVDが物凄く好きで多分30回以上見てるんですが(基本気に入ると病的にDVDを見ます。)あのフェスの扱いがいまいち不思議で。だって今それにお呼ばれしないじゃないですか。今が旬じゃないんかい。と思ったりしていたので。あのフェス自体は韓国で開かれるし出演アーティストにSMEのアイドルがいたりするので少なからずSMEの息がかかってるんだろうと。そう思うとあの年に嵐ちゃんが出演したのはそこの関係もあんのなーと納得したのでした。*1*2

ちなみにこのフェスは2009年にV6さんが出演してますが、これはSME繋がりではなく、彼らの所属するavex繋がりだろうと思います。エイベはアジア圏ではとんでもない会社なので(ジャニーズ事務所の面々も中国や台湾なんかの他国でCDを売る際はエイベを通して販売します。なのでキンキのCDに日本では有り得ないavexのマークがついていたりするという)あーいろんな風に会社が繋がってんだなぁと思ったりしてます。*3
とりあえず、「会社はやっぱり会社なんだな」と最近思ってます。
戦略がないんじゃないかとか横暴なことも過去言ったりもしましたが、水面下で色々動いてるんだなーと。それに気付くのが数年後なのかなぁと思ったりしてます。
「ああ! あのときこれしたからこの会社とこうやって繋がってんのか!」って思うんだろうなー数年後に。
そんなわけで、楽しいです。
徹底的にSMEのみしか関係性を調べてませんが(笑)

あーそうだ。
SME東方神起、スジュ、少女時代、シャイニー、EXOなどを育ててる事務所です)が悪い会社かどうかという話。
個人的には好きな事務所なので別に事務所が悪いかどうかはわかりません。契約条件として一番おかしいのは「契約を切る際に生じる違約金が桁違い」という点だと思います。だから奴隷契約って言われる。(まぁトン(東方神起)の場合は1年で7日しか休日がないという全く持って人間扱いされていないことも問題だと思いますが)
お隣の国の芸能界というのは私個人が思うに、20~30年前の日本の芸能界だと思うわけです。だから奴隷契約にしても、当時のトップアイドルだった皆様を思い出せば(せいこちゃんやキャンディーズ等)、「なんか似てるぞ」と思わないこともないわけです。
ついでに思想的なものも芸能界やスポーツ界に抱いているものが日本の戦後のイメージと重なったりします。トンの出てるあちらの歌謡番組を見てて思うのは「国の代表」として世界に出ている、というのが強調されている箇所です。日本はもう多分30年前にその感覚は消失してると思います。
未だに60を過ぎた方々の一部には「オリンピックは国の代表だ、国税使って世界に出てく奴等が『楽しんできます』なんて言うな!」という方々がいらっしゃいますが、まさにその感覚がお隣の国の感覚ではないかと思うわけです。音楽にしろスポーツにしろ「国の代表」なわけです。と私は勝手に思っています。私が勝手に思ってるだけなので全部を「そうなんだ」と思わないでください。一個人の感覚の問題です。
だからまぁ30年後くらいには落ち着くのかな、と思ってたんですが、でも未だに規制があるのでそうもならんのかな、と思ったり。
向こうの芸能事務所の面白いところは、マネジメントだけが会社のお仕事ではないんですよね。エンターテインメント産業の殆どを牛耳ってる、というのが日本の芸能事務所との大きな違いです。たとえばジャニーズ事務所は「カラオケ会社」を持っていませんが、SMEはカラオケの会社もやってる、という、そういう違いがあります。だから芸能界への幅の聞かせ方は多分ジャニーズ事務所よりも大きいのではないかと思われます。
日本でもタブーではありますがジャニーズ事務所円満退社しない限りは数年出てこられなかったりします。それがもう少し顕著かな、あちらは。と思ったりしているのでした。
でも日本でもあちらでも同じことだと思うんですが、事務所の力は大きいです。そしてそこで働く以上は芸能人といえどもサラリーマンなんだと思います。そこをよく理解しているのがTOKIOのぐっさん(山口君)でぐっさんが某番組で「俺らサラリーマンだから」って15年くらい前に言ってたのが凄く印象に残ってます。その意識がある人間と「自分の才能で売れた」と思う人間とでは差異が出てくるのは当然なので、事務所の良し悪しはそこでは計れないのではないかと思います。
で、じゃあJYJ(元東方神起の3人が組んだグループのことです)が悪いのかといえばそれもまた違うような気はしています。確かに裁判を見る限り私利私欲に走ったなぁ感はありますが(すみません、個人の見解です)、もう少し好意的な見方で見てみると、お隣の国の芸能事務所が総合エンタテインメント業を仕切っているということに問題があるのでは。という見方ができます。要は個人で自由には出来ないということです。でもそれって日本でもおんなじじゃーん、と思うところはありますが、多分事務所内の規制が日本以上にキツイんじゃないのかなと。そうなってくると事務所の「駒」そして「国策」として扱われる以上「個人」はそこに介在できないのではないかと思うわけです。
事務所という枠を外れて個人で契約やなんかを結んで仕事を出来るようになればお隣の国もそういうスタイルが導入される可能性も広がるのでは、という意味ではJYJはそこまで悪いわけでもない気がします。芸能界の活性化に繋がるわけだから。
でも結局、東方神起、というグループを作ったのはSMEという事務所であり、そこは覆せない事実だろう。と思うと事務所抜けるのは得策ではないよね。という結論に至ります。
たとえばジャニーズ事務所のどこかのグループが「俺らここ嫌だからワタナベでやります」ってそりゃ普通に考えて「ねぇだろ!」ってなると思う。何故ならそのグループを生み出したのが「ジャニーズ事務所」だからです。(ただ、これをクリアしてそれぞれ別事務所所属の人間がひとつのグループとして活動している韓国のアイドルグループ「神話」というのも存在してます。キンキさん好きな方ならご存知かもしれません。キンキさんが恰好良いと思うグループ名は? って聞かれた際に「神話(シンファ)」って二人で言ってたので。ラジオだったかな?)
考えるとこの事務所の問題も非常に勉強になるというか、東方神起に関しては好きだった方々はしんどすぎるだろう。と思います。こんなに精神的にしんどいことが起きるグループはあんまりないと思う。5人好きだった方々は大変だろうなぁと思います。

SMEが描く未来(アジアに韓国アイドルを台頭させる。アジアだけではなくもっとグローバルに展開させ、世界に「SM帝国を作る」といって憚らない事務所です。此処の戦略についてはまた今度書きます)が成功するのかどうかというのは本当に非常に興味深いです。作ろうと思っても作れないそれこそ「越えられない壁」は確実に存在すると思うんですけどね。SMAPが売れる理由も嵐ちゃんが売れる理由も「確たる絶対的なもの」はないんです。ビールの会社だったら「第三の発泡酒の開発に成功してこの時期に売れた」っていうのが明確だと思うんですが、芸能界にはそれがない。
それを「完璧なパフォーマンス」を作り上げて世界に売り込もうとしているお隣の国の芸能事務所が成功するのか否か、そこが見所だと思っています。
完璧なパフォーマンス、はわかりやすい指針です。
でもそれだけじゃない「何か」が芸能界って大事なんじゃないかなーと思ったりするので、今後数年の芸能界が楽しみです。凄く。

どうでもいい話ばっかですみません。
そして微妙に根性悪い感じがでてて人間性的にごめんなさい……(汗)
不快になった方がいらっしゃったら申し訳ないです。
ほんと、個人の勝手な戯言なので聞き流していただけたら嬉しいです。
話半分で読んで貰えたら嬉しいです、私の日記は。すみません。

 

*1:嵐ちゃんが韓国公演した際に舞台等のバックアップはこの事務所がやっています。あと韓国で嵐ちゃんがCD出すときは版元がSMEになってたと思います。確か。うろ覚えですが。ちなみにKAT-TUNも此処と提携してたと思います。

*2:だけども何故か光一さんの版権は韓国ではSMEではなくCJEなんですよねー凄く不思議。CJE=CJエンターテインメント。映画業界の方が有名かもしれない、韓国の財閥企業です。食品から娯楽までなんでも網羅のでっかい会社。

*3:エイベだからSMEと繋がっていない、というわけでなく、V6さんたちが韓国でファンミした際の司会者はSMEのアイドルグループ、SUPER JUNIORのリーダー、イトゥクでした。だからV6も韓国での版権はSMEじゃないかって思ってるんですけど此処はちゃんと調べてないのでごめんなさい。

どうでもいい話。

2014年の1月に書いてた日記。

最近よく思うんですが、世の中の秩序を見つけようとしてもそれは無理なのかなぁと。そもそも秩序がないところに人間の道徳観で秩序を構築しているだけであって自然界にタブーなんてもんはあらへんのやろうなと。
だから人道に背いたことを「おそろしい」と思うのは学習の結果であるんだなーと。となると「教育」というのは「人間らしい人間=標準的な人間」を作成するために非常に重要なツールであるわけで。
「教える側」というのは物凄く責任があるんだなと思いました。
先生、教師というよりも道徳観の教育は保護者にあると思っているので、親というものはひとつ生み出したら最後までそれに対しての責任が生じるのも致し方ないことなのかも、と思ったり。
あー言い方が悪いな。あくまで文字で表してるだけなので、それに関してはもう少し体温があると思います、本来は。文字って温度がないから伝えにくいですが。
なんとなく、糸の先が見えるような気分になって辿ってみることがあるのですが結局世界というものの根幹が一体何なのかよくわからんなーと思うのでありました。長い年月をかけてひとつの「概念」みたいなものを共同で作り上げたものが世界であるとしたら、概念の中の一端だと思えば人生もそこそこ楽観視できそうだなと思ったり。
私は自分という個人を大事にしたくないので、集合体の中の1で良いのですが、「自分らしさ」というものを追及する昨今の世情には飽き飽きしています(苦笑)いいんですよ「自分」って自分では生きてることすらも認識できない存在であるから結局は他人を介しないと存在しないわけで。大したもんじゃないのになんで大したものでありたがるのは業だなと思うのでありました。
ああただ生きたいと願って散っていった方々に対して何たる侮辱。
申し訳ないなぁと思いつつ本日も暮らそうと思います。

あ、このあいだ「忘れられた皇軍」を見ました。
大島渚監督の撮影したドキュメンタリーです。偶然見たんですが、かいつまんで言うと日本軍として戦争に参加した韓国人の方々が、終戦してから国籍を韓国に戻したので「在日韓国人」となったのですが、戦後の補償が日本政府からも韓国政府からも受けられないという現状を映したドキュメンタリーでした。
腕の無い人、眼が見えない人、足が無い人、らが出演されているので衝撃的といえば衝撃的かもしれません。
私の世代は多分国に対して悪意も何も持っていないと思うのですが(一般的には。アベノミクスの恩恵を肖れないと怒る場合は別として)、「国」に対しての反骨心というか毛嫌いと言うか、反体制というか、とにかく日本政府に対して物言いがある方の描かれる作品だなぁと思いながら見ていました。
戦後の補償と思想が同一で語られてよいものなのかどうか、という点で考えると賛同できない箇所もあるのですが、そう思ってしまう自分こそが一番「残酷」であるのかも。と思わされました。反体制のひとからしてみれば国に異議を唱えないのも洗脳の一環であると考えられてもおかしくないわけですし。
ただ、信念というものはあったほうが美しいなと思いました。
やるせなく腹立たしい、怒りのあるドキュメンタリーでした。
吃驚したのはうちの母が「あー子どもの頃よく見たわ、白装束でよく家にきてお金を、って言ってた」という言葉。忘れられた皇軍は昭和38年の話。
終戦後18年、ほんとにあった話なんだなぁと、当たり前のことなのにどこか遠くのことだと思っていた自分はがつんと頭を殴られたみたいな衝撃でした。
日本人の島国主義というか、閉鎖的な感覚って何処かしら差別を生みやすいのかなぁと思う箇所もありました。色々考えさせられるドキュメンタリーでした。

そしてその後ジャニーズを見ながらしみじみと思いました。
いい時代に生まれたなぁと。
ありがたいことなのにこのありがたさを十分にありがたいと常々感謝して生きられないということに対して、あーほんとあかんね自分というもんは。と思いますが、(でもそもそも「この時代はいい時代」っていうのは比較論ですからそう思うこともほかの時代の方々に対して失礼なのかもと思う時もあります)でも生まれたものは仕方ない、たのしく生きていけたらいいと思います。
という話。

 

事務所を辞めるということ。

2015年3月の時点で書いてたMA、町田慎吾さんの退社で思う事。MAの舞台は真夏の夜の夢からサバイバルアイランドまでは観に行っています。あの頃凄く楽しかった。MAは色々あって大変だっただろうなぁと思うグループですが、全員未だに「好きだなぁ」と思っています。辞めた場所に戻ってきてほしいとかそういうことではなく、いい思い出をありがとう。と思っています。

 

↓ここから。

 

町田さんにもう一度キンキの二人の後ろについてほしかったとかSHOCK出てほしかったとかそういうのはやっぱり書けないなぁ。本音を言うと一緒にやっている所を「見たかった」けれども。
町田さんだって添え物の人生は嫌でしょう。
彼が輝く場所でちゃんと「町田慎吾」として見てほしかったと思う。
なんかうだうだと考えてはいるんですが、長年ジュニアをやってると事務所の現状ってどうなのかなぁと。
昔、ヒナちゃん(村上信五くん)が「デビューできてなかった頃散々俺、スタッフからそろそろマネージャーになんない? て誘われたわ」て話をしてたのでその当時から「そうか、20越えたらそういう道を勧められるのか」と思ってはいて、光一さんのソロコン名古屋に町田さんが現れた時、バスで東京からきたので光一君ファンの方と一緒に来たんですよー、みたいな話してて「え? 新幹線じゃないの? わたしと同じくらいの懐事情なの?」と失礼ながら驚愕した覚えがあって(ていうか寧ろお金事務所が出してやれよとその時は思った……)、なんか、やっぱりジュニアの現状はどうなのかということが、非常に気になります。先が無さすぎるだろう……デビュー組と若いジュニアだけ大事にして、何十年もいたジュニアを「生かす」仕事はやっぱり無いのだろうか……ダンスレッスン強化してダンス要員として事務所内外で派遣できないのか。(いやもうそれだとアイドルの定義から外れるのか……なんとも言い難い)
なんかすごく、会社のシステム的なことを考えてしまうのでありました。

だって一番事務所に貢献してるのはジュニアだよ……未来のアイドルはそこから生まれるんだから。でも社長もちゃんと「悪い子はいない。人生を預かってる」とラジオで言ってたからそのあたりも理解なさってると思いますが、それにしても色々考えさせられます……
でもシステム的なこと、も気になりますが本人が意図しない仕事をしてほしいわけでもないし、今回の件は町田さんが見据えた道が「此処」ではなかったということなのでなんとも言えないんですが。でもなんかもうとにかく淋しいです。
MAは解散ってことになるのかな……リーダーがいないから、そういうことなのかな、と思うとやらちゃんも思うところあるんだろうなぁと考えてみたり。他人の感情の機微までは到底読めませんが。
ジュニアの子達って本当に頑張ってて、私の友達もずっと文ちゃん(浜中くん)を応援してるので話はよく聴くのですが(なんにせよ私はジュニアの子にとても疎いので申し訳ない)、その頑張りがどうか報われて楽しい人生を送ってほしいと思ってます。どのジュニアの子でも、なんらかの道が拓けていたらいいなぁと。

町田さんお疲れさまでした。キンキさんを見続けるという事はイコールMAともずっと歩いてきた感があって、ひとつの「チーム」みたいな感覚だったのですがそれがなくなるというのはとても淋しいです。でも淋しいと思うのはこちらの勝手な感傷ですから。私は彼の人生に責任を負うことはできないし、彼が選択した道に光が多いことを祈るばかりです。今までありがとうございました。

ジュニアの養成の方法って、ジャニーズのように自由にさせる方がいいのか、研修生として物凄い投資をして育てていくのがいいのか(これは韓国のSMエンターテインメントのアイドル養成方法)どっちがいいんでしょうね。SMの場合はその投資額が半端ないので、ペイするために契約期限が桁違いに長いのですが(このあたりが東方神起が五人から二人になる原因のひとつでした。ただこれに関して話すと長くなるし主観をどちらにするかで大分話の内容が変わってしまうので割愛します)、けれども確実に投資額をペイできる人材が育ちます。でもその韓国方式で育てたアイドルが日本のアイドルと同じように迎合されるとは限らないし。日本のアイドルはひとつ「抜けている所がある」ほうが受け入れられやすいらしいです。「音痴である」とか「不器用」とかそういう「欠けているところ」が母性を刺激するんだそうな。そうなの? でも完璧に養成することによってスタジオミュージシャンとして仕事が持てることもあるだろうしそれこそやらちゃんみたいに「振付師」として生きていくこともできるかもしれないしプロのダンサーとして(SMEにもアイドルとは別にダンサーがいる)生きていくこともできるかもしれない、と思うとある程度の事務所の投資はあってもいいんじゃないかと思うのでした。軽いダンスレッスン程度のものじゃないもっと将来を見据えた感じのやつが。実際どうやってるのか知らない人間がこんなこと書くのもよくないですが、でもじゃあジュニアとして散々搾取した後に事務所はそのジュニアをどう扱うのか、というのは多少なりとも疑問に感じることがあるわけで(言葉悪くてごめんなさい)、そりゃもうすべての人がデビューできるわけではないことは知っているつもりですが、それでも「貢献度」という意味合いで見て、その人生に事務所が責任を負うことはできないのかなと思ったり、するのでした。まぁでもなぁ、普通の社会人でも会社に自分の人生の責任負わせることできないもんなぁ……会社側に責任負わされることがあっても。

良い未来を歩いてほしいんです、あの事務所の子達には。ばばあは勝手にそう思ってるわけです。 あ、でも結婚報告したジュニアとかもいるって前に聴いた覚えがあるのでそういう意味では良い事務所なのかなぁ? 目に見える範囲でしかわかんないからあんまりこういうこと書くもんじゃないですね、ここまで書いておいて何言ってるってかんじですけど。(すみません)

でもジュニアも大変だけどデビュー組も切ないと言えば切ないんだなと思います。 ふっと気付くと光一さんや剛さんの周りにはたくさんのひとがいて、でもゆっくりと去っていくわけで。あの人はそれも解った上で仕事してると思うけれども、ああ、やっぱりなんかさみしいものが渦巻いててそれが綺麗なんだよなぁと思わされるのでありました。特に光一さんはSHOCKがあるから長いこと一緒にやっていたし。
たまに、秋山のこと思い出したりするのかな、ヨネさんや町田さんと楽しそうにしてた海外ソロコンとか思い出すのかな、でもあのひとの中では結局それは全て「過去」なんだよな、と思うとなんかまぁ、……それは誰の人生でも同一のことですけど、去っていくものをひとところで見送り続けなければいけない立場というのも、孤高だなと思わされるのでありました。
そう言う意味で、「キンキ」という場所があってよかったと思う。
アイドルがどっか淋しいかんじがするのは、あの人たちはある意味で「孤高の存在」であり続けなければいけない、去りゆく人たちの背中しか見送れないという立場だからかもしれないとそんなことをうだうだうだうだ考えている深夜でした。(ただ、光一さんはそう思われるのは嫌だろうし、「いや別に? 連絡とれるし」くらいのことかもしれないです。寧ろそうあってほしい/笑)

そんな風に勝手に思わせて頂いています。現実は解らないので、妄想で補う昨今。ただMAが歩いてきた過去は今だって輝いてるよ! と思ってます。

今いる子達も去ってしまった子たちもジュニアであることを楽しんでくれてたら一番うれしい。