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遊星歯車機構

主に三次元

牛とマタドール

ジャニーズ事務所 キンキ

予約して買った割には全然見る暇なくて、さっき見ました。

KinKiさんの「薔薇と太陽」初回盤Bの特典映像「牛とマタドール」

いや、知ってたよ、シュールであろうことは解ってたよ、だってKinKiさんだもん、台本もなくうだうだやるんだろうことは解ってたよ、しかしなんだあの予想の斜め上のシュールさ。すごいな、これ特典映像にするとことかほんとにうん、KinKiだな、って感じでした。もうずっと変わらないKinKiっぷり。真髄だった。こういう馬鹿なことできて歌うと壮絶に恰好いいのがKinKiさんの真髄。

なんだろう、あれ思い出した、「Toki-Kin急行 好きだよ!好きやねん」のコント。あの頃からずっとこんな感じな気がする……後なんかどうでもいい方向に話が向かっていって誰もそれを軌道修正しないところがコンサートのMCに被って見えました。うん。紛うことなきKinKiさんだった。

以下、見ていない人には解らない個人的ツボ。(すみませんね。画像は事務所規定があるから貼らない方向でブログ書いてます)

①後輩と先輩のくだり

私は光一さん派だったんだよなー考え方が。先にステーキになってる方が先輩ってかんじ。だけど剛さんは「乳絞るとか焼かれるとかとは別のタイプ、闘牛は」(ニュアンス)ってことで「後輩」てなるのが面白かったです。私はこのKinKiさんが万年一緒にいたとしてもいまいち噛み合わないところが好きです。「別の人間が一緒に仕事してるんだね」って当たり前のことを思うので。彼らは仲が良いとかそういうのは超越してるとこにいて「別個の人間だけどそれなりにお互いを『変わってて面白いやっちゃな』と思いながら仕事してる人たち 」だと思ってるので、そういうのがもう目に見えて「考え方の差異」が映像になってると「おお」と思うのでした。そして先輩だか後輩だか、うやむやになるとこも好き。お互い「まぁどうでも」と思ってそうなとこ可愛いなと思います。

②マタドールのサーベル

もうね、天然が天然と呼ばれるのは啓示なのではないかと思う。あんな面白いことある? どれだけ頑張っても王子みたいな美しい人がサーベル腰にさせないとかほんと笑う。可愛い。それを大して弄らない剛さんもいいひとだなって思う。(サーベルがさせないことを「お前不器用やな」と直接弄るんじゃなくて、「俺はその間待たなあかんからテンション下がる」という弄り方が優しい)普通弄ってもいいところで弄らないの、剛さんの優しさだと思うので「ほんとこのふたりおもしれーな」と思って見てます。サーベルさせるかどうかちゃんと見守ってる剛さんやっさしーな。と思う。そんでさせないのをちょっと期待してる目がいい。サーベルに四苦八苦する光一さんを見てにやにやする映像だなと思いました。衣装あんなに似合うのになー超恰好いいのになー

③逆転

マタドールに牛が向かうはずなのに牛にマタドールが向かってくとかシュールすぎ。そしてその一連の行動の後に光一さんが明らかに「おまえこの後の展開どうすんねん」って顔でじっと剛さん見てるの最高だなって思います。光一さんはよく「この後どうするの」って物言わずしてじっと剛さん見てることがあるので「面白いなぁ」と観客としては思ってます。コントとかこういう映像作品で台本がなさそうなのって光一さんは結構剛さんの行動におまかせな感があって「昔っから変わらないなぁ」と思います。お笑い部門は剛さんに任せたほうが安心と思ってるんだろうか。そのへんの心情はわかりませんが見てて「その眼!! その視線!!!」と可愛いなと思って見てます。剛さんあの視線を受けてちゃんと応えてるのが微笑ましい。(別に気にしてないんでしょうけど)

④「痛った」

めっちゃ笑った。容赦ないやんけ。面白すぎでしょ。ちょっと困ったみたいにニヤってしてる光一さんと結構本気で痛がってる剛さんがその後の展開で「子どもとかおんのやろ?」とマタドールに家族を設定してくるのほんとおもろい。剛さんは光一さんに家族持ちの設定よくぶっこんでくる気がするのは気のせいなんでしょうか。それを話半分でしか聴かずにマントを頑張って結び直してる光一さんの図、もうね、うん。KinKiだなって。改めてこの図、KinKiだなって思う。(意思の疎通ができてなさげでできてる感じとかそういう、変なバランスが彼らの持ち味だと思ってます)

⑤ 「え? こうなられるんですか?」

はははは!!! シュールすぎるやろ!!!! 王子ぶっこむな~! 光一さんは天然だと思ってるんですが、サーベルで叩くとことか「もう会うことはない」と牛さんに言われて上記の言葉を言っちゃうとことか、ドSの片鱗をちらつかせてくれててほんとに素晴らしい人材だなって思います。(でも個人的には光一さんはドMではないかと思ってます。SHOCK見てるとあれはMじゃないと無理なんじゃないかと思う……まぁ人間ってSかMか、じゃなくてSもMもどっちも持ち得てるらしいですけどね)

⑥ロッキンチェアー

座り方がさ、ふたりともかわいい。マタドールは足を揃えてゆらゆら揺れて、牛は大股広げてゆらゆら揺れてるんですけど両方ともかわいい。

個人的には最後のほうで牛が右足着ぐるみの上からぽりぽり掻いてるとこが最高。

⑦牛の捕まえ方

王子がはしゃいでて可愛い。黙って捕まえられる剛さんも可愛い。KinKiさんてたまによくわかんないじゃれ方でじゃれてるから可愛いなって思います。37歳になっても可愛いねって思えるとは正直思ってなかった。なんかもう10年以上可愛い可愛い言ってる。(恰好いいんですけどもその前に得も言われぬ可愛さがにおい立ってるからそっちに反応してしまう)

⑧もう23時半

ここでこれぶっこんでくるのが剛さんだね、って。この後に5時半入り、と「何分なったこれ?」の光一さんが微妙にリンクしてくるところ、絶妙だなって思ってみてます。何分なった? を入れてくれた編集の人に感謝をしたい。どこまで使うつもりだったのかあそこまで使うのを前提で決めてたのか、彼らの映像は不思議がいっぱいです。

⑨「いいから、はい」

たまに剛さんをあしらう光一さんが見られるの楽しいわ~って。で、剛さんもそういうときは長引かせずに次に進むの見てるとなんだろうこの二人。と思います。もうほんと絶妙なんだよな~ものすっごいベタベタするわけでもなく、だからといってツンケンしてるわけでもなく、フラットなところでお互いがお互いにぶっこんでもなんやかんや対処してるの見ると「やっぱこの映像でこの緩さとシュールさ、KinKiさん以外の何物でもねーな」と思うのでした。

⑩光一さんがフェードアウトした後の小さな笑い声

剛さんの言葉に笑っちゃってる光一さんの声だけ。うん。お互いにそこそこ楽しくやってくれてるならそれが一番うれしいです。

13分程度のシュール映像ですが、機会があったら皆さまもご覧ください。

ていうかフォント!!! 「牛とマタドール」のあのフォントのやる気のなさ、最高だね!! 正直セットはとんねるずのコント、「無塩」を思い出したよね。牛か。牛だとあの背景なのか(笑)

 

20周年イヤー、これからも期待してます!

特典映像はやっぱり嬉しい。今後もシュールでKinKiさんの持ってる絶妙なバランスを大いに発揮してほしいです。楽しみにしようと思います。いい曲ですね、歌謡曲! って感じで。今、こういう虚構の世界観を歌い上げることができるアイドルって稀有だとおもうからKinKiさんのこれからの楽曲も楽しみにしようと思います。

アルバム、すんごい楽しみにしてるのでよろしくお願いします!!

 

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加藤シゲアキ君の政治的発言について思うこと。

ジャニーズ事務所 自分ごと

このあいだ書いた日記で、ジャニーズも政治のこと言ってもいいんじゃないかって話を書いたんですが、加藤君の件で考えることがあったので追記として書いておきます。

先日のはこれ。 

ジャニーズのアイドルが政治のこと言ってもいいんじゃないか。と思ってます。それでファンの政治的なことへの関心が深まるのであれば凄く良いことではないかと思う。今回の加藤シゲアキ君の件。朝日ジャーナルでSEALDsに対しての好意的発言があり、それで賛否両論が出てるんですがそれについて思った事を書いてみようと思います。

朝日ジャーナルという媒体について。

まぁ、朝日だからそりゃ朝日ですね。そもそも朝日という紙面で自民党を褒め称えるわけがないしそれだったらSEALDsに関して発言するほうが納得というか、元々の雑誌の色で最初っから「まぁ、そうやんな」という結論が見えます。なので妥当なわけです、発言的に。

知ってる人なら「そうだよねー」と言って貰えると思うんですけど一体なにが「朝日」だと「そうやんな」になるのかを説明すると、ちょっと長いんですが我慢して読んでみてください。

朝日ジャーナルという雑誌の発行元は「朝日新聞社」です。今は新聞を取ってる家庭も少なくなったと思うのですが、新聞社、というのは昔から政治ととても関わりが深いです。新聞は各新聞社が自分たちの意見を載せる媒体として使っていますので、ニュースを客観的に載せているようでそうでもないんです。なので各新聞社ごとに色があります。右翼、左翼、と大っぴらには言いませんがよくよく読むと「これ現政党批判だな」「やたらと共産主義賛美するなぁ」とか「天皇制について批判的だな」というのが各新聞によって違います。(書いてある例に悪意が見えるのは気のせいです/苦笑)

現政党批判だったり共産主義賛美だったり天皇制について批判的、というのは基本的には「左翼」とみなされ、一般的に「アカ」と呼ばれます。(何故「アカ」なのかというと共産主義のイメージカラーが昔っから「赤」だからです。なんで現政党批判が左翼なのかとかそのへんの説明は省きますね。多分一般常識です)ただ、そんなことは新聞社は言いません。だけども読んでるほうとしては「この新聞社は〇〇だな」「こっちは△△だな」と思うわけです。だから私は個人的に「天声人語読め」っていう高校時代の教育あんまりよくないんじゃないかと思ってるんですけどね(今はどうか知らん)。そのへんは日教組とのつながりでそういうことになってたんでしょうけど……(という個人的な感想)新聞社によって思想に偏りがあるんだから、若いうちからそれ読ませるのって洗脳じゃないかと思ったり。幅広く、多くの社説を読ませるならいいんですけども。

で、それはさておき朝日っていうのはその、色が強い新聞社でしてそうなるとその媒体で発言することは大抵「色が強まる」わけです。もし加藤君が自民党の良い話をしたとしてもそれは載らないだろうと予想します(推して知ってほしい。あんまりがつっと書きたくないのでうすらぼんやりしてますけど)。だから、インタビュー受けた時点で何等かの色は出されるよね、という。そういう意味で発言的には「妥当だよね」と思ってます。

② SEALDsについての賛否両論

自由民主主義を守るため」の若者の団体です。もうあんまり語りたくない(笑)ただ、自分が学生時代に知ってたらそれなりに面白いと思うかもなぁ、程度のことは思ってます。目立つ思想は「戦争法案反対」でしょうか。戦争法案と彼らが呼ぶのは「日本国憲法第9条の改正」のことです。日本国憲法の第9条はざっくり言うと「平和憲法」と日本国憲法が呼ばれる根幹の部分であって「戦力の不所持」「戦争の放棄」「交戦権の否定」等で構成されています。現与党はこの憲法を改正しようとしていることから、それに許さない! と共産党などが断固反対しているのが現状です。(ちなみにこのまま自公連立与党が3分の2の議席数を獲得したままだと多分可決されるので憲法はいずれ近いうちに改正されるでしょう。だから今回の選挙大事なんですよ)

SEALDsは学生運動を通じてこの憲法改定を阻止しようと(他のこともやってるんで詳しくはサイト見てみてください)動いている若者のグループです。今回加藤君はこのグループに好意的な意見を寄せたわけです。

「え! すごくいいことじゃん!」と思う方もいただろうし「マジかよ、頭悪い」と思った人もいたでしょう。

じゃあまず「すごくいいことじゃん!」という感想なのですが憲法9条改正反対、つまりは「戦争起きてほしくないよ~やだ! 戦争絶対反対!」の場合はこの感想でおかしくないと思います。「なんか加藤君が政治のこと言っててなんかかっこいい」というのは論外として、ある程度SEALDsの活動内容を知ってて、憲法改正を阻止しようと学生運動やデモで彼らが若者なりに「現政治を変えようとしている」という好意的な見方をするのであればそう思う人もいらっしゃると思います。現9条を変えるということは諸外国の日本の見方もまた変わって来るでしょう。それはリスクにもなりかねません。日本は「平和憲法が存在する」と諸外国は知っているわけですから、9条で守られていると言っても過言ではないわけです。例えば「自分の事は自分で守るので9条を改正します」と言った場合、「じゃあうちはもう要らないよね」と日米安保がどうにかなってしまう可能性もある。中国なんかは特に「日本が軍事国家になる」と騒ぎ立てることになるでしょう。勿論、野党が言うようにもしかしたら自衛隊が「自衛」以外に使われる可能性もあります。戦後約70年も平和が続いていた日本、これからも「平和的に暮らしたい」と思うのは当然です。若者が率先して「自分たちの未来は自分たちで決めたい」と動いているわけですから「すごくいいこと」という感想も納得できます。 

じゃあ次に「マジかよ、頭悪い」の感想。こちらは現在中国によって東シナ海に軍事的緊張が起きていることを知っていたり(東シナ海ガス田問題とかもうずっとやってますね)、南シナ海で中国がとんでもないことやってたり、シリア問題で各国がどのような対応をしているかなどを知っていたりする人が抱く感想なのではないかと思います。どちらかといえば憲法9条改正をOKとみなす人たちがこちら側ではないかと予想します。この場合の主張は「戦争をしたい」というわけではなく「国際事情で刻々と状況が変化していく中で日本が70年前の憲法を引き摺るのは(しかもアメリカが決めたような憲法は)いかがなものか」というのが主ではないかと思います。戦争をしたいわけではなく、もし諸外国と緊迫状態になった場合、日本が「どのように自国を守るか」ということを考えた上でそれならば「憲法を改正してもいいのではないか」という。そう思う方々の場合、「戦争反対」だの「アベシネ」を繰り返すSEALDsに対して懐疑的です。そもそも「戦争法案」てなんだよ、海外に派遣される自衛隊が自分たちでは憲法内で補いきれない行動がある場合、大変なのは派遣されている方で、臨機応変に動こうとしても憲法が邪魔して歯痒い思いをしたこともあったかもしれない。彼らの意見も聴いたうえでよしとするなら良いのではないか、まず「戦争法案」とか言ってるお前は海外に派遣されてねぇだろ。と思う場合もあるでしょう。諸外国の動きをよく知っていて、日本が「国際社会の中でどうあるべきか」を考えた上で「憲法改正、それも平和への道」とそう思われる方が多いのではないかと思います。そんなわけで「マジかよ、(そんなこともわかんないなんて)頭悪い」という感想に含まれてる意見はそういう感じではないかと思われます。

 どっちがいいとか悪いとか一概には言えないという結論になるのでした。だから自分の頭で考えて選挙行こうね、ってこないだも書いたんですが、自分たちの意見を通すチャンスなんです。憲法改正のことだけが主な論点てわけでもないんですがわかりやすい議論なので使われてる、て感じですね、今回の参議院選でも。

あ、話がズレ始めてる。そんなわけでSEALDsに関して「なにかを言う」と言う場合こうやって賛否両論が生まれるのは必然なのでした。SEALDs自体を共産党が推してますから余計に「色」が目立ってしまっていて、そうなるとその色を好く人、好かない人で意見が分かれると言う現状です。

③アイドルは政治的発言をすべきか否か

私は前にも書きましたけどしたほうがいいって思ってたんです。したほうが若い子が政治に興味持ってくれるからいいなって。だけど今回の件を見ていて「あ、これは難しいことなんだな」と再確認しました。リスクが思った以上に高い。結構衝撃でした。

でもこの「リスク」は日本の教育に問題があるんじゃないかと思いました。

海外のアイドルが政治のことを言うときに、土壌として「政治を知っている若者」というのが出来上がっている。政治を知っている若者というのは、「彼の意見は左翼」「彼女の意見は右翼」だけれども「彼女は彼を軽蔑しないし彼もまた彼女を差別することもない」という状況が出来上がっている状態です。「彼、彼女の意見」が「私の意見」と差異があったとしてもそれは「意見として納得する」。だけど「自分の考え方は違う」というのが両立している状況、というのは普通に見えて意外と難しい状況です。

日本のもしかしたらアカデミックな場所ではそれは成立しているかもしれませんが、日本全土を見ればそれは難しい状況なんだろうなと。彼の意見が「SEALDsに好意的」であろうと私の意見は別の意見、だけど彼の意見は意見で尊重する。ということが難しい土壌が出来上がってるっていうのは教育の所為なんじゃないかなー……と思うんですが。もう少し公民に力を入れた方がいいと思うし(そうしないのは多分前の日記にも書きましたが「若者に政治に関わってほしくない」からではないかと)、若い世代も「わからない」「しらない」ではなく政治的意見を誰かが述べた際に「そうなんだ。そう言う考え方もあるんだね」という上で「自分の考え」が喋れるくらいではないと、政治的意見をアイドルが述べるのも難しいんだなーと思いました。

個人主義が出来上がっている海外と集団主義が美徳の日本では仕方のない点なのかもしれませんが。でも教育以外の因子もあるのかな。同調することが良しとされる民族だからそういう民族の遺伝子的なところもあるのかもしれない。

私はアイドルが政治的なことを発言してもいい、と思ったの前提としてこの「土壌」が存在すると思っていたからなんですが、個人の主義主張を知ってもそれを「他の意見として尊重する」ことが出来ないのであれば、政治的発言はリスクが高い。と感じました。

でも加藤君の今回の件、考えさせられましたが私はこういう子が増えてもいいと思うんです。でもそれには受け取る側の能力も必要だなと思う。全てを受け入れて「加藤君が言うから」と同調してしまう場合はあぶないと思いますが、多かれ少なかれアイドルに関してはありうる話ですから。大抵のファンは考えることができると思います。

「言わない方がいい」という意見も凄く理解できます。現状では言った側のリスクが高すぎる。けれども、主義主張や思想があるアイドルというのも存在してはいいのではないかと思うんです。「彼の主義主張」に同調するか否かはファン自身が決めればいいことであり、その発言で彼の価値が落ちることもないと思います。 

 「政治の事」に関してひとりひとりがちゃんと意見を言うことができる、というのはとてもいいことだと思うし、違う意見に対して否定ではなく、その意見はその意見で認める、けれども自分の意見は違う、というように自分と他をうまく共生させていけるのが一番いいんだろうなと。すぐにはできないし日本の土壌では難しいのかもなとおもいますが、アイドルが政治的発言をした、ということがニュースにならないような「自然なこと」になるような世の中が来たらいいのになー なんて思うのでした。

それから加藤君が政治的なこと言ったから今後干されるか否か、て話が出てましたが干されないと思います。今回の思想で言えば干すとしたら産経系ですけど産経系は新聞とテレビでは割れてるからテレビ出演を干されることは無いと思います。(ジャニーズとフジが仲良しだからという意味合いです)そもそも政治的思想で「干す」「干さない」はもうテレビでは無理だと思うんですけどね。よっぽど過激な思想でない限り使えるものは使うと思います。政治的思想云々よりも視聴率を取る時代だと思いますから。使い勝手が悪くなる、というのも「政治的発言をされると困る」側の話だと思うのでさして気にする必要もないかと。そもそも事務所が強い、という意味で「干す」のは不可能に近いと思われます。事務所側も朝日ジャーナルと言う媒体にOK出した時点である程度のことは許容してると思いますし。干す、干されるはジャニーズ事務所内に限り、外部のマスコミ要因ではなく、事務所内部での問題だと思うので(出演数減らすとかそう言うのは事務所内部で操作できるという意味合いで)、その点に限って言えば今回の発言で使い勝手が悪くなることもないかと思います。個人的な感想ですけども。

というわけで読んでくださってありがとうございました。次は政治じゃない日記書きたいなー中丸君のソロ曲聴き過ぎて最近中丸君の夢を見ました。やったぜ。

第24回参議院議員通常選挙)

ジャニヲタの嗜みとしての総選挙

ジャニーズ事務所 お隣の事務所 芸能に関しての諸々 自分ごと

AKB総選挙が終わり、私の推しである岡田奈々ちゃんがいい順位に食い込んでくれて嬉しい限りですが、いよいよやってきましたね!

 総選挙ですよ!! 参議院選!!!(笑)

 誰が楽しみにしとんじゃボケ、という声がきこえてきそうですが元祖総選挙じゃないですか、国政は。楽しまないと損なわけです。私は一時期国政にもハマっていて議員の遊説を片っ端から聞きに行ってた時期があったんですが、その時思ったのが、

 「議員の追っかけ程、安価に楽しめる追っかけは無いな」

 ということでした。いやもう、遊説ってタダで聴けますからね。最高ですよ。大抵は地元かそこそこの都市だったらいろんな人が順に回ってきてくれますから、時間調べてちょいっと足を運べばすぐに見られるし何なら握手できることもあります(笑。恥ずかしくてしたことないけど)。昔は遊説のスケジュールもネットで伏せられてた時期がありましたが今は多分解禁されてると思うので(あんま詳しく知りませんけど多分)、追っかけるのには十二分に楽しめる時代になってると思います。

あ、まず遊説って何かっていうと議員さんが意見や主張を街頭でマイク持って叫んでますよね。あれが「遊説」です。地元基盤が強い議員さんだと地元では殆ど遊説せずに、「不利っぽいな」ってとこの地方まで飛んで、そこから出馬してる議員さんの応援演説やってたりします。その地元に全然関係ない有名な議員さんがやってくるのは「応援のため」です。だから混戦してるとことかは楽しい遊説が見られます。

「お、今日は〇〇党かー、その二時間後に今度は△△党が来てる! 今日はラッキーじゃん、その次にあっちで✖✖党が遊説やる!!」

と一日で多ステができる日もあります。(多ステ……)大体はおじいちゃんおばあちゃんが観客ですからちょっとでも若いと「お?」ってかんじで意外と議員さんと目が合います(誤解では無い。そして誰にも羨まれない/笑)

主義主張を聴くのはとても面白いです。人柄が物凄く出る。遊説こいつ下手だなーと思う議員さんも中にはいます。人の悪口しか言わない人もいるし(そういう人の遊説はだんだん観客が少なくなっていくところが見もの)、今回の争点じゃない福祉関係の話をいきなりし始めるんだけどそれが意外と興味を引く話口調だったり(これ書くと誰か解る人もいらっしゃるかもしれない……でも解る人には「あのひとの演説、自由で面白いですよね??」と言いたい)、物凄くその人の人柄が出る。

選挙ってよくわからん、と言う人が多いですけどわかんなくてもいい気がします。私も裏の裏まで解ってるわけじゃないし。でも選挙は楽しい。遊説も楽しいけど党首討論もとても楽しい!!! 今はTwitterがあるからほんっと党首討論楽しいですね。テレビでやってると、発言に対しての意見がずらーっと並ぶから「そうだそうだ!」と思ったり「いやーこの人とは気が合わないな~」と思ったり。わかんない場合は最初っから政策について物凄く調べるのも億劫だと思うので「大体この人は言ってる事まともなんじゃないか?」と自分が思う人を選ぶのもいいと思います。自分で決めていいんだから、選挙って。テレビでの党首討論は短い時間の中でどれだけ自分の主義主張を上手く表現できるか、という「賢さ」も如実に表れるので、「遊説なんて行かないし」ってひとは党首討論見るだけでもいいと思います。たのしいよ!

いい大人が喧嘩みたいなことしてるんだから! 日本人が如何にディベートに不慣れかっていうのがよくわかるし、ちょっとでもあの中で真っ当なこと言うとそれだけで支持率上がるような気もするし。

あそこにいる『 国政を動かすひとたち』、をどうこうできる権利を持ってるんだから使わないと損だと思います。なんで「わかんないから」って選挙に行かない人が多いのかなー、うちの両親は「あんなもんで政治は変わらないから行きたくない」って反論した弟に対して「お前ごときの一票でなにか変わると思ってることが烏滸がましい! それでもお前の一票は過去の人たちが苦難の末に得た『権利』だ! 行使するのが礼儀だろう!! 白紙でもいいから選挙にいけ!!」って言ってましたけどね~ そういう親は今少ないんでしょうか…… 

金のかからない追っかけができる国政の追っかけではありますが、政治資金パーティーとかそういうの行きたいのであれば金がかかります(笑)政治資金パーティーってなにかと言うとその名の通り政治資金を集めるパーティーです。まぁ「政治資金集めるから来いよ!」とは死んでも言わないと思いますけど。大体「〇〇先生を励ます会」とかそれ系です。所謂ジャニーズで言うなら、会費制のファンクラブイベントみたいなもんです。「大いにお金を落としてくれよ!」的な。(これ言うとやらしいですけど。でもファンクラブの会費を払い、ファンクラブイベントも有料で尚且つジャニーズはグッズとかもありますから活動資金パーティーと言っても他言ではない……いや、でもこれやらしいな言い方が。いいんですよ、政治資金パーティーも会員は納得済みで会に参加してますから。ジャニーズのファンもそこはおんなじ)

それとか「党員になる」っていうのもありまして、党員ってなにかっていうと議員ではないんだけど〇〇党を応援してますよっつって一般市民が党費を払って〇〇党の党員になることができるんです。

これこそ「ファンクラブ」なんですけど。党費は4,000円とか2,000円とか党によってバラバラですが「自分が此処を応援したい!」って入ることができるんですね~ 実はジャニーズと似てるんですよ(似てるか?笑)興味もってくれるといいな。

で、入った党が与党の場合は運がいいと総理大臣を決める際に投票できたりします(ただし一票の威力が弱いんですけど)。だから「一般市民が総理大臣決められないじゃん! 国民投票しろよ!」って意見は少し間違ってて、党費払って与党の党員になっておけば総理大臣戦に一票投ずることができるんです。(まぁ厳密に言うと県連代表が投票するので自分の一票を投ずることができるかっていうとまた違うんですけど。参加はできるよっていう意味合いで読んでやってください)これは与党の場合は計らずも「総理大臣を選ぶ」ということに繋がるだけで、「党の総裁を選ぶ選挙」ですから、野党は野党で総裁選があります。イコール総理大臣にならないだけで。

与党と野党ってなんやねん、と思われる方もいるかもしれないので補足。

与党は「現政権を担っている党」です。現在は自民党公明党の連立なのでこの2党が「与党」となります。なんで与党になれるのかっていうと、議員数が多いからです。じゃあなんで議員数が多いと与党になれるのかっていうと「議員数が多い」=「国民の投票で選ばれた人数が多い」からです。議員さんっていうのは「国民の意見を代表して国政に遣わされる人」なので、議員数が多い政党、というのは「国民の意見をより反映している」ということとみなされます。というわけで、国民の意見を取り入れるために議員が多い党が「与党」となるわけです。

与党と野党を決めてるのは選挙する「私たち」、ということです。

対する野党は自民党公明党以外の党です。党基準を満たしてない党もあるのでその辺は省略。色々あります。で、選挙で「野党のこの党が気になるなー」って党があったらその一票でもしかしたらその野党を与党に押し上げることもあるかもしんないんだよー国民の力で。ということです。(ものすごくざっくりですが)

連立ってなによ、というのもついでにちょこっと。政党間で政策や理念が似てる場合は「一緒にやろうぜ」って組むんですがまぁ利害関係の一致、て言ったほうがいいかも。

野党も共産党民進党が協力してます。民進党ってなに? と言う方、これは「民主党」という2009~2012年まで与党であった党が「民進党」に名前を変えたんです。名前を変えただけではなくて、というか「維新の党」という党が合流したのでそれを契機に名前が変わった、という。そんなことは常識だろ! とツッコミが聞こえてくるような気もしますが書いちゃう(笑)

私は選挙が参議院選でも衆議院選でも好きですが(でも盛り上がりに関していえば衆議院選のが盛り上がるような気がする。衆議院選がダービーなら参議院選有馬記念的な←わかりにくい)、折角権利があるんだから一票投じるの、楽しいと思うんだけどな~と選挙行かない人たちを見て思ってます。そう言う人達に限ってアベノミクスにケチをつける(笑)嫌ならほかの党に一票入れりゃいいんですよ。自分にその権利があるのに使わないくせに愚痴だけ言うのは「なんか違うことないか?」と思う。

誰に入れたっていいのに誰にも入れずに「わかんないから」って文句だけ言う。

でもこれは 、私、政党がそれを狙っているのだと思っています。政治をわからないように、見せないように、自分たちの都合の良いように動かしたいから、彼らは私たちに「選挙に参加してほしくない」とおもってると思う。

若い人たちや、私のような30代の人間、一番政策に力を入れてほしい年代は「興味がないから」と選挙に行きませんから、昔から地道に行ってるお年寄りが選挙に行く。そうなるとお年寄りの票がカタイわけです。動かない層としてお年寄りの票が必ず入る。そうすれば政党は「いつもどーりの得票数!」と安泰ですから、なるべく「何処に入れるかわかんねぇような若い人間に来て貰ったら困る!!」んですよ。そりゃ建前では「もっと若い人も投票してほしい」とか「18歳から投票できるようになりました! ぜひ!」とか言ってますけど、18歳から投票できるとしても「若い人たちの投票数は伸びない」と踏んでいるから「どうぞどうぞ18歳から! あ~我々も努力はしたんですけどね~やっぱり投票数伸びないですねぇ」って体面を取り繕ってるわけです。

要は選挙に行かない国民は議員に馬鹿にされている。

と言っても過言ではないかと(笑)

お年寄りに優しい法案が出来るのは自分たちの地位を安定化させたいからです。「あら、あの党は我々の老後を見守ってくれているわ~次も入れましょう」って地道に選挙に行くのがお年寄りです。そして「なんだよ! 若い人たちに対して搾り取るだけ搾り取って年金は溶かすし最低じゃねーか! もう選挙なんて行かん!!」というのが若者なのです。そりゃあ政党はお年寄り重視するよねっていう。だって自分たちの生活も大事ですから、議員さんは。投票してくれる人を大事にするに決まってる。

なので選挙はチャンスなわけです。誰に入れてもいい。凄い権利だと思う。

18歳以上の誰もが持ってる「権利」を今「行使」しないのは勿体ない!「あのくそ議員め~馬鹿にしやがって! お前なんか落ちろ!!」と呪いの投票用紙(白紙もしくは別政党明記)を出しても許されるんですよ、凄い自由な国ですよ、日本って国は。「あんたに期待してるから自分の一票の重みを思い知って仕事して!!」と贔屓の議員に入れることもできる。

すごいなーやっぱり選挙って楽しい一大イベントですよ。参加するに限る!!たのしい!!!

日本のアイドルってあんまり政治色を出しませんがこれは諸々の政党とマスコミ、そして協賛企業の都合で出せないと思うんですが、翔ちゃんや小山君が選挙特番に出てくれるのは選挙が楽しいと思ってる人間からしてみればほんと嬉しいことで。

「あ、出るんだ。私も参加してみようかな」って選挙に参加する層が増えるならそんな嬉しいことはないと思います。最初はわかんないから好き嫌いから投票所に入ってくれても全然いいと思います。そこから少し興味を深めて各々の政党の色とか(ジャニーズに所属してるグループだと思うと楽しいよ! おっさん同士も仲良かったり、因縁の相手とかいてめっちゃ面白い。若手は若手で政党関係なく勉強会でグループ組んでたりするから、「この子達がいずれは政党を担うのかも~」とジュニアを応援する気持ちにもなれる)主義主張を調べて「自分の意見に似た政党」を選ぶのがいいと思います。

自分が国政に出ることはできないので、その自分の意見をまとめて国政に持ってってくれる のが議員の役割です。向こうは「俺様!」って思ってるかもしれませんが基本は議員ていうのは「国民の下僕」ですから。

投票したことないから「ど、どうするの投票って……」と思われる方、とても簡単です。まず自宅にそろそろハガキで入場整理券、というものが届く筈です。(届いてると思う、もう)その入場整理券を持って選挙当日に投票所に行きましょう。

当日は予定があるのよ~ざんねーん行けないわ。って方は「行かない」のではなく「期日前投票」を使いましょう。期日前投票っていうのは選挙前日まで毎日朝の8時半頃から20時までやってる投票所で投票することです。祝日も土日も投票できるよ! 今日でも明日でももうやってますからいつでも行けます。

普通の選挙と同じように入場整理券を持っていきましょう。期日前投票も当日投票も入場整理券持っていったらまず受付がありますのでそこで入場整理券を渡します。何処かわからなかったら訊けるので大丈夫。投票所にはやたらと人がいっぱいいることが多いです。安心していきましょう。入場整理券を渡すと本人かどうかのチェックがなされます。そうすると受付の人が紙を渡してくれます。この紙が投票用紙です。

投票用紙を貰ったら、テレビでよく見る銀の箱の中でこそこそと支持議員や支持政党を書きましょう。「覚えてられないんだけど、名前」と思っても大丈夫です。銀の箱の目の前には議員名、政党名がちゃんと明記してある紙が全て貼ってあります。そして鉛筆もそこに置いてあるのでそこのを使いましょう。

驚きの書きやすさにびっくりすると思います。もうめっちゃ書きやすいの、あれなに? 紙と鉛筆の書きやすさに感動する。あれだけのために選挙行っていいと思うくらい書きやすい。さらっさら。

さて、書いたら(誰も入れたい人いないし何処の政党も嫌! て場合は白紙で大丈夫です。怒られませんから。ただ「なし」とか書かないほうがいいです。いろんな政党名がありまして「支持政党なし」という党もあるのでそこに票がいきます。そこに入れたい場合は明記してください)、紙を二つ折りにしましょう。

二つに折ったら振り返ります。そうすると銀色の鍵付きの「投票箱」が部屋の真ん中に鎮座してると思いますので、そこに投票用紙を入れて下さい。

これで完了! です。お疲れさまでした。めっちゃ簡単。ちょっとした緊張感もあってなんか変な達成感もあります。混戦の地区なんかは投票所から出たらマスコミが出口調査をやってる場合もあるので、記念に答えてみるのも楽しいですよ。嫌なら「遠慮します」と言えば深くは追従されません。

投票が終わったら翔ちゃんや小山君が出てる番組をがっつり見ましょう。「わたしここいれたー!」って楽しむことができます。翔ちゃんの話や小山君の話も二倍楽しめます。選挙に参加するのはとても楽しいです。投票数はここ数年下がる一方でもう私は「どうにもならんだろうな」って思っているんですが、これをもし読んでくださった方がいて「今年はちょっと行ってみようかな」と思われた方がもしいらっしゃったら、ものすごく嬉しいことだなと思ってます。

ジャニヲタだからって世情に疎いわけじゃないぞ! ちゃんと選挙もいってんだよ!! と個人的には選挙に行かれた方は声を大にして叫んでくださって良いと思います。

ほんとは安保のことやら児ポのことやら年金のことやら書いたほうがいいんでしょうけど、特定の政党に肩入れするのもなーと思うので私個人が推す政党の話はしません。自分の眼で見て自分の頭で選ぶのが一番だと思います。もうぶっちゃけ顔で選んだっていいんですよ、「自分の票を入れる」のがまずは第一歩ですので。政策については衆議院選までに勉強するのもいいと思うんです。私は今選挙に行かない層が馬鹿にされてるという現状が嫌なんです。

簡単に政治が変えられるとは思ってません。だけど千里の道も一歩からです。

 折角の選挙なので楽しみましょう!

 そして蛇足。日本のアイドルが特定の政党を支持しないという話。ご存知かと思いますが他の国では意外と政党支持をアイドルが口にすることが多いです。韓国のアイドルも意外と発言してます。「投票に行こう」とかはしょっちゅう。日本がなんでそれができないのかっていうのは上にも書きましたが、マスコミ(テレビ局含む)と協賛企業自体に特定の政党支持があるからだと思っています。なので下手なこと言うと干される可能性があるのではないかと。あとなんか「政治の事言うとやらしい」みたいな変な風潮ありますよね、別に政治の事言ってもいいのに。政治と宗教はまた違いますからね。(っていうと矛盾もありますけど/笑)

 っていうことを考えていくと報道の自由度が世界的に見て2016年に日本って72位なんですけど、これもまぁ妥当な順位なのかなぁとも思います。凄いよ、韓国でさえ70位ですから。報道の在り方についてはやっぱり疑問がありますよね。だからテレビ離れが起こってネット社会のほうが生き生きとしてるんだと思いますが。

もう少しそのあたりも明瞭化されていってもいいのになーと思います。リスクは高いかもしれないけど個人的にはアイドルが政治の話してファンが政治に興味持つのもいいと思うんですけどね。日本じゃ無理かなぁ……

という蛇足でした。読んでくださってありがとうございました。

第24回参議院議員通常選挙

「白い影」の直江先生に逢いたくて逢ってきた。

SMAP ジャニーズ事務所 自分ごと

時折無性に直江先生に逢いたくなることがあって、久しぶりに時間が取れたので「白い影」を全話、番外編も続けてみました。

「白い影」は2001年に放送された中居正広さん主演のドラマです。もう中居さんのドラマで一番好き。味いちもんめも好きだしナニワ金融業も好きなんですが、群を抜いて「白い影」が大好きです。もう中居さん、というよりあれは直江先生。

当時全話まじめに見たかというとそうではなく、最終回付近しか見ていなかったんですがその後の「模倣犯」で完全に中居さんを追っかける準備が完了し、2003年に作られた番外編に関してはビデオに録って何度も何度も見ました。でもほんとここ数年は見てなくて多分8年振りくらいに見ました。懐かしかったし、あの頃ものすごく自分の生活とリンクすることもあって七瀬先生の「生きろ!!」に助けられたなぁと思い出しました。今でもあの「生きろ!!」をきくと泣けるんですけどね。また泣いた。

直江先生ほんと儚い。儚いけど強いなー……あれだけの強さをもって生きられるんだろうか。28歳の中居さんをあんなに綺麗に残してくれてありがとうとしか言いようがない。美しい。私はあのドラマの脚本も映像も演出もとても好きなんですが、うっかりゲスい下心がちょいちょい顔をのぞかせるので、注射器取り出して腕捲ってチューブ装着して注射打つ、までの一連の流れがたとえようもなく淫靡で素晴らしいと思って見てます。エロい。(この一言で美しいドラマを汚してる気がするので大変申し訳ないんですが)

直江先生は色気があるんだよなぁと思って見てます。儚さの中に覗いてる色気。バラエティでは積極的に見せてくれない中居さんの色気がふんだんに盛り込まれてる。でもそれって中居さんが本来持ってるものが滲み出てるというわけで、だからやっぱり何度も言うけど制作陣に感謝しかないです。

直江先生と180度違う、って中居さんは言いますが、意外とそうでもないと思ってます。私が中居さんを「あ、このひととんでもないひとだ」って思った切っ掛けは、インタビューか、うたばんで石橋さんに問われたか、どちらかだったと思うんですがそのあたり覚えてないけど衝撃的過ぎて中居さんの言葉だけは明確に覚えてる言葉があるんですが、「生まれ変わったら何になりたい?」という質問の答え。

彼は「深海の石になりたい」と言ったんです。

すぐに否定していた覚えがあるんですが、余りの衝撃で未だに「なんで中居ちゃん好きなの?」と問われた時に「生まれ変わったら深海の石になりたい、っていうトップアイドルだから」と応えてます。明るい、楽しい、今はもうそれ以外のイメージもいっぱい持ってる方ですが当時はどちらかといえば「天真爛漫」が当てはまる人で、そういう「明るいひと」が次の人生に「深海の石」を選ぶところに闇を見たというか。「ああ、やっぱりアイドルも人間なんだ」と思うのと同時に「このひとは如何程のものを抱えながら人生を過ごしてるんだろう」と物凄く興味を持ったのを覚えています。すぐに否定したところも含めて、優しいひとだなと。言葉の怖さも行動の恐ろしさも全部知ってる人なんだなぁと思いました。自分がどう動けば世論にどう影響を与えるのか、あの時点で「知ってしまってる人」だったんだなぁ……って。(私がこの発言を聴いたのは2002年頃だったと思います)

静かな真っ暗な海の底の石を望む人生って、どういう人生なんだろう。年始にあったSMAPの色々な報道は私は正直、そこまで真正面から信じているわけではありません。あんなの事務所でどうとでも報道できるので。なので別に木村君が悪いと全く思わないし四人が悪いとも思ってません。あれは事務所の不祥事。多分「誰かを悪者にする」のはファン以外の「今までのSMAPの歴史を見ていない人」だと思うのでそういうひとたちには例の件は「いずれ忘れていく、過去の出来事」だと思います。

誰が悪いって、悪い人誰もいないでしょう? というのが個人的な見解です。SMAPの中に悪い人はいない。大抵の「ほころび」は企業の「従業員」ではなく企業の「経営体制」から出てくるものでそんなのはどこの会社も一緒だと思うわけです。人じゃなく経営。だから事務所に関して文句を言いたい箇所を上げるとしたら、「企業内の従業員に経営の責任を取らせて頭を下げさせるのは企業としておかしい」という箇所です。オモテに出てくる人間が違うだろ、と。

 話が逸れましたが、理不尽を理不尽だと解っていて頭を下げられるというのも大人だなぁと思うし抱えるもののストレスレベルはどうなんだろうなぁとか色々、勝手に大変さを感じてしまうんです。けれどきっとそれって中居さんの本意ではないよね、とも思うわけで。中居さんも職業アイドル極めてらっしゃる方なので、アイドルと接する以上は「楽しんでもらいたい」タイプの人間だと思います。 楽しんでもらいたい、というより「楽しませたい」かもしれませんが。とても職業意識が高くて真面目。裏はみせない。一切自分のプライベートをオモテに晒さない。(こういうとこ、木村兄さんも似てると思うんです。指環を嵌めない、とか意識はやっぱりSMAP全員に共通してるところがあるような気がしています。だからこそSMAPが唯一無二のアイドルなんだと思いますが)

果たして、直江先生と180度違うのか、と問われた時に私は「中居さんの中にも直江先生はいる」と思うわけです。中居さんの中にはずっと直江先生がいたとおもう。本人も意識していないところでずっと存在してて、それを引き出したのが「白い影」だったんだと思う。

直江先生は言わない。周囲に自分が多発性骨髄腫を患っていることを隠して仕事を続ける。どれだけ影で苦しんでいても誰にも救いを求めない。ただひたすら「死」の気配を感じながら医療に従事する。

改めて「白い影」を見てやっぱり直江先生は直江先生で、だけど直江先生は中居さんの一部だなと思った。

中居さんは言わない。周囲に自分が「何でくるしんでいるのか」を言葉にしない。隠してしまう。(お父様の死についても同じことが言える気がします)どれだけ影で苦しんでいたとしても、笑顔で仕事をする。ただひたすら「アイドル」を全うしようとする。

中居さんの中にいる直江先生が顔をのぞかせるときに、直江先生が倫子が救いであったようにSMAPのメンバーや彼の周りの優しいひとたちが救いになっていればいいなと、他人でほんとに関係のない人間なのにうっかり願ってしまう時があります。ドラマを見てると直江先生にどうにか幸せになってほしい、ひとりきりだと思わないでほしい。って思います。倫子も、他の登場人物も全員あのドラマって優しい。改めて見て痛感したけれどあのドラマは「悪人」がひとりも出てこない稀有なドラマです。みんなやさしい。

 現実の世界でも、やさしいひとがきっと多いと思いたいです。できれば「悪人」がいないドラマを中居さんには歩んでいってほしい。雪の中で寝転ぶひとりきりの直江先生がいつかの未来で倫子と出会えたように、中居さんにとってのいつかの未来がとても明るいものだったらいいなと思います。

なんでかわかんないんですけど、中居さんて私の中ではほかのジャニーズの子達とちょっと別枠なんですよね。ジャニーズではないとかそういう意味ではなくて、特別なんです。あのひとがいなければジャニーズの歴史は今現在も続く輝かしいものになってなかったんじゃないかっていう、特別。勿論つとぷ大好きなので木村兄さんもアイドルとして凄いと思っているんですが。(たとえばスマスマとかでゲームの対戦するようなときにラストで「こういうとき木村は決める男なんだよ!」って全幅の信頼を置きまくってる中居さんと、ちゃんと成功させちゃう木村兄さんが「二次元かよ……!!!」ってくらい理想的で大好きです。あとはもう言わずもがな学生時代からのあれこれが半端なくかわいい……すごい、二次元の実写化はよ。全米が泣くくらいの歴史がここにあるよ!!)

なので中居さんにしあわせになって貰いたいんです。ってなにを言っとんのじゃと自分でも思いますが、あの人はしあわせを享受しなきゃいけないひとだと思ってます。

直江先生に会って改めてそう思いました。結婚しろとか子供作れとかそういうことを言いたいわけでは無くて、ただ、あのひとが思う様に、自由に、仕事ができているといいなぁとそう思います。

直江先生が「納得する死に方」をいかりや長介さんに物言わずして諭していくシーンがあるんですが、納得する死に方、を得るには「納得する生き方」も必要なんだと思うと生きていくのもしんどいな、と思ったりします。自分に正直に生きるのは難しいし自分のやりたいことを好きなようにやることができる人生も難しい。我慢と妥協と惰性の中で今、自分が生きていることを直江先生を見ていると少々、恥ずかしく思います。けれども大抵の人はそういう我慢と妥協と惰性の上に成り立つ日常を送っているのだろうし、大なり小なりアイドルにだってそういった類の者は日常に潜んでいるんじゃないかなとも思ったりするのです。直江先生のように生きるのは難しい。「生きる」ってことはどういうことなのかとか「死に方」とはどう選べばいいのか、とかきっとこのドラマは見る年代によっても見方や考え方が変わるドラマだと思います。また40代を迎えたら改めて見たい。

私はあのドラマで直江先生の師である七瀬先生がとても好きで。七瀬先生は見送るばかりのひとで、多分一番傷ついて一番優しいひとだろうなとも思います、ドラマの中で。妻に先立たれて息子同然に可愛がっていた直江先生にも先立たれてしまうのだから。見送るばかりのひと、というのは切ないなぁと思います。 でもどんどん人に優しくなれるんだろうなあとも思う。かなしいひとがやさしいひと、を体現してるかのような人物だと思います。

七瀬先生も、中居さんのどっかにいる気がするんですよね。私は中居さんを聖人君子だと崇め奉りたいわけではなく一個の人間としてその人生に抱えているものに興味があってそれでいて幸せになってもらいたいと思ってるんですが、中居さんもかなしくてやさしいひとだと思うんです。七瀬先生のような「見送るばかりのひと」の気配を感じる。

だから海の底の石を夢想するのかな、と。

「白い影」の直江先生の色気と儚さと刹那的な生き方は中居さんのどっかに潜んでるように思います。ただひとつ違うことがあるとすれば、直江先生のような最期をきっと中居さんが選ばないこと。だから中居さんの中に直江先生はいるけれど、直江先生よりもっと強いひとだと思ってます。中居さんが死生観を先日語っていましたが、やっぱりちょっと似てるなって思いました。直江先生と。

これまではステージで、って思ってたけど迷惑かけるから孤独死でいい、って言っちゃえる強さがまた、中居さんらしいというか。

七瀬先生が直江先生が乗った夜行バスに向かって「生きろ!!」と声をかけたように、私は彼に楽しく人生を過ごしてもらいたい。直江先生の生き方のように我を通してもらいたい。SMAPは彼らの思うように動かしてくれていい。中居さんの人生が「中居さんの人生」として存在してくれればいい。そこに(彼らにとっての)無用な他人は介在しなくていい。そう思ってます。

久しぶりに逢った直江先生はうつくしかったです。中居さんの片鱗を垣間見れた気持ちになります。勝手に(笑)

という白い影の感想日記でした。

 

 

 

森田剛の純然たる無垢について

V6 ジャニーズ事務所 自分ごと

ヒメアノ~ル、すごく楽しみにしていたので早速見てきました。

ネタバレありですので今からご覧になられる方は読まないでやってください。絶対なんにも頭に入れていかずにまっさらの状態で見たほうがいいから!!

というわけで見てきました。久しぶりの邦画!!

私以前いつ映画館に足を運んだよ??と考えてみても思い出せるのは「群盗」(韓国映画)くらいしか……映画館レイトショーが高くなっちゃってからほんと足運んでないなぁ。とはいえ洋画をほとんどみないので(たぶん最後に見た洋画って「インセプション」だとおもう。いつだよ、6年前かよ)見ると言ったら韓国映画か邦画なんですけど。韓国映画も恋愛ものほとんど見ずにえげつないのばっかり見てるので「韓国映画好き」っつっても周りの人の見てる韓国映画と話が合わないことが多々あります。

あ、剛くんも雑誌のインタビューで「韓国映画見てる」って言っててイヤッホーイと思いました。うれしい。小栗旬くんもこないだどっかのインタビューで言ってた! 韓国映画ってなんか韓国ドラマの影響で「え? なんかハーレクインみたいな?」「王朝もの?」「恋愛至上主義的な?」とか言われますが、バイオレンスとサスペンスとアクションとホラーに関してはほんと素晴らしいと思います。(韓国映画は韓国のエンタメ界で「韓流の最大の失敗」と呼ばれてたりするんですが、あの国はもったいないです。見る目がない。韓流スターやアイドルを各国に流出するよりも韓国映画に力を入れて諸外国に流出させたほうがよっぽど長い目で好かれたと思います。なにせすごい。えげつない。ヒドい。3拍子そろって素晴らしいですよ、韓国映画は。ちなみにSMAPの草なぎくんが尊敬するソン・ガンホさんはまじですごい。すごすぎて言葉が出ない。草なぎくんが紹介してくれなかったら私一生韓国映画に手を伸ばすことなかっただろうからほんとうに感謝してる)邦画であのえげつなさ(まず韓国映画は人の殺し方がえげつない)って出せないだろうなと思ってたので、今回ほんとに楽しみにしてました!!

余談が長い。

ヒメアノ~ル ;強者の餌となる弱者

という造語だそうです。とりあえず剛くんがよくわかんないけどいっぱい人を殺す映画らしい、というものすっごいアバウトな前情報で見てきました。原作の古谷実さんの「ヒメアノ~ル」は読んでないんですが、映画見たあとに本屋でちらっと見てきたら、結末が少し違うんですね。また漫画のほうも読んでみたいです。そして今後悔してるんですけど、パンフ買い忘れたんですよね~あー今度また買いに行ってこよう。ムロさんのインタビューが読みたい。ムロさん癒しだった。かわいい。

そんなわけで見てきたんですが、最初、「助長……?」と思った導入部分もOPの題字が出てきた瞬間にぞわああっとして最高に良かったです。いい。あのラブコメみたいなのがあるからいいんだ、剛くんの底知れない狂気が輝きすぎてる!! と納得でした。というかOPすごい良い。いい。よすぎ。あそこまで見るまで題字出てなかったの気づかなかったけどカメラの角度最高に良いです。あれだけで写真集作れるってくらいあの一枚写真みたいなOP大好き。曲がまた良すぎ。なんだよ、期待していいってことかよ! ラブコメまだ続くの? って思ったけど期待していーんだな? よしこーい。みたいなそんな高揚感でした。

映画全体のなにがいいって、森田(剛くんの役名。もうね、役名が森田って時点で最高なわけですよ。そんで「岡田殺す」とか言ってんですよ、なにそれ? 三宅くんいないの?? 探すよ?? 最高すぎる)の心境を露骨に描写しないところ。「このひとわけわかんないけど息をするように人殺してく」っていうあの狂気は理由を説明されたりやたらと心情描写があったらそれはもう「人間」になっちゃうんですよ。だから無くていい。あれは岡田君(岳くんの役名)が言うように「人間じゃない」んですから。邦画の良いところって心情描写が丁寧なところだと思うんですが、この映画に限っては無いほうがいいなぁと思っていたところ、余計なところで心情描写が一切ないところがよかったです。

そんな狂気の森田君ですが、殺すだけならそこまでえげつなくないと思うのです。十三人の刺客の吾郎ちゃんも相当な狂人でしたが、私の中であの映画の吾郎ちゃんは「品のある狂人」なのです。ついでに狂人というか殺人者でいうなら脳男の斗真くんもすんごい好きだったんですがあれも「理知的な狂人」だと思うわけです。どこかきれい。ふたりともどこか「綺麗」なところがあったように思います。

それが今回、「綺麗」を通り越して「無垢」までいっちゃったのが森田くんだなと。殺し方がまずえげつないんですよ。見目をきれいに殺すっていうのも変な話ですが、邦画ってそういうところとてもきれいに描くので、あんましザシュザシュ突き刺さる刃の間隔とか、拘束とか暴力とかの描写を見かけない。その点韓国映画って殺し方がまず卑劣なことが多いのでなんていうのか、下品な殺し方の描写が多いんです。あんまし殺す殺す書いてて大丈夫かこの日記。みたいなことになってますが……いやまぁ殺し方に品格があるのか否か、なんていうのは倫理の問題から言っておかしな話なんですが、ただでも、そういうのって映画の中にはあると思うんです。

例えばさすがに殺してから小便かけるとか殺してからヤるとかそういうのは描写しないじゃないですか、邦画は。私が知らないだけであるのかもしんないですが。森田君の殺し方がきれいじゃない、というところがよかったです。邦画もこういう描写していいんだ、みたいな驚き。R15は確かに殺人シーンがえぐいってこともあるんでしょうけど、個人的には「ジャニーズに自慰行為シーンやらせる」っていうことに驚きだったのでそっちも含め、なんだろな。あ、ラブコメシーンのアレもあかんか。

そう、でついでだから書いちゃうけど自慰シーン。イジメのほうは心が痛むんですけど一番最初の殺人のときに森田君さらっと流されてたけどそういうシーンあったよね?? と思うとやっぱりいいようのない「奇妙さ」と理解できない「狂人感」(嫌悪にも近い)があのシーンだけで際立ってたから挿入されてて良いと思うんですが、ジャニーズであれやれるのって他にいないんじゃないかと思いました。すごい。役者としてすごい。

 森田君のきれいじゃない殺し方は下品なのに、「とりあえず邪魔だし」って感じで殺してくのを見てるとなんか「無垢」も感じるんですよ。もうわけわからん。下品でえげつないのに無垢とか、ほんとにどうかしとる。なんだこれ。って思いながら見てました。拳銃取り上げて使うとこもそうですね。いや。ふつうだったらさ、拳銃使って岡田君殺すために銃弾5発しかないんだからとっとこう、って思わない?(ニューナンブはリボルバー式なので5発しか弾が入らん)なのに「包丁で刺すより楽」だからって適当に次の殺人で使っちゃってるとこがポリシーがなくて素晴らしいなと思う。森田君をよく表してるなぁと。岡田君のときまで大事にとっておかないんだ! 使っちゃうんだ! みたいな。殺人が睡眠やら食事と同じになってる感がある。そういうとこがとても雑だというのにあんまりにも雑すぎて逆に無垢に見えてくるという。無垢っていうよりももしかして「透明」とか言葉悪くしたら「スッカラカン」みたいな感じなのかもしれないです。ただ、美しくない。どこか地を這う虫のような、そんな強かさがある。

そしてその「無垢」が「形」として姿を現したのはラストだなぁと。

ラストシーン見てうっかり泣きました。正直あのラスト持ってこられるなんて想像もしてなかったのでびっくりしたというか、ラストのひとつ手前。

車の中でのあの言葉。あの言葉ひとつでぞわあああっと鳥肌が立ちました。

血みどろの中の、ひとつのセリフでここまで人の心を動かすかってくらい無垢でおそろしいセリフでした。すごい。あれだけで見る価値ある。ほんとにそう思った。

あの剛くんの声。なんていうのか、狂気じゃなくて純真無垢なんですよ。あれだけ殺しといてなんにも知らない幼い子みたいな声なのよ、ぞわあああっとすると共になんかものすごいさみしいのと悲しいのが一緒に押し寄せてきて「この子、幸せになってもよかった子だったのに」みたいな悔恨を覚えたような気持ちになりました。

それまでひとっつも共感できない人間に繋がる緒を見つけたかのような。たぶん邂逅だったんだとおもう。あの車内での過去の姿の森田くんは「ふつうのにんげん」だったんだっていう邂逅。

とんでもねーなと思いました。

これまで、えげつない映画いっぱい見てきましたが邦画って綺麗に取り繕ってるところがあるなぁとずっと思ってて。だけどそれが邦画の良さなわけであって。

韓国映画のえげつなさっていうのはえぐい、グロい、救いがない。みたいなところがあってみてて「ま、まだやんのかよ……」みたいな気持ちにさせられるんですがそれでも兎角勢いがすごいんです。呑まれるくらいのスピード。

そういうものを見た気がしました。ひたっすら森田君のスピードにのまれて、最後に魅せられたのがあの人の中にあった「無垢」だとしたらもう泣くしかねぇな。と。

ずるい。邦画ずるいわ。そう思いました。

郷愁すら感じるあのシーンはずるい。でもあれがあるから韓国映画との差別化が図れている気もします。暴力だけにとどまらない、なにか。日本人的だなぁと思いながら、見終えたのでありました。

ムロさんが優しすぎたので彼に幸あれ!!と思ってます。やさしい。

あー邦画も、っていうかジャニーズもここまでやれる人がいるんだなと思うと、すごいなぁ。私すごい時代に生きててラッキーだったなぁとしみじみと思いました。やっぱり森田剛はすごい。

私、剛君の舞台はIZOから見てまして。荒神はチケット取れなかったんですがすんごい好評で。そもそも彼は荒神の前までは「舞台はやりたくない」と言っていた人だったので(苦手だったそうです。なんかやだ、って言ってた覚えがある)劇団新感線の舞台が決まったときに「どうなるのかなぁ」と思ってたらすっかりハマったようで、最初の出会いが新感線だったから尚よかったんだろうなぁと思っています。なので次にやるときは絶対見に行きたい! っつってIZOを見に行きました。

今思うとあの時も幼児性のある主人公だったんですよね。でもあの時から目が離せない役者でした。その次に見たのが今は亡き蜷川監督の「血は立ったまま眠っている」それから亜門先生の「金閣寺」。金閣寺の演出が好きすぎてあれ通えるんだったら何度も通いたかったな……なので舞台での彼のすごさというのは知ってたんですが、映画はもっといろんな人に届くと思うのでそれはとてもうれしいです。あの人は幼児性を秘めた狂気を表現するのがとてもうまい。「無邪気」というよりは「からっぽ」にも通じる「無垢」のほうが似合うひとだと思っています。

IZOのパンフレットに「私への往復書簡」いうのが載っているんです。

過去の自分より

僕は今、14歳です。毎日、埼玉から東京へ片道1時間40分もかかって電車通勤をしています。朝は通勤ラッシュだし、帰りは深夜の終電です。忙しいサラリーマンのような生活だけど、遊びたいとは思わないのが自分でも不思議です。それだけ魅力的な世界が目の前に広がっているのだと思います。ずっと、この道を歩いて行けるのでしょうか? それと、僕はどんな大人になっていますか?

14歳のときにサラリーマンみたいな生活してくれてた剛くんがいるから、今日ヒメアノ~ルが見られたんだなと思うと感慨深いです。ありがとうと言いたい。すごい大人になってるよ! ジャニーズのタブーをいい意味でこれからもばっさばっさと切り開いていってほしいです。

今日テレビナビのV6のインタビューも読んでたんですけど、岡田くんがさらっと「剛君は天才」って言っててそう言えてしまうのもすごい関係性だなと思いました。天才かぁ。天才なんだろうなぁ。それくらいの勢いのある映画でした。彼の中にある純然たる無垢がこれからも大きく花開くことを願っています。

あーもー最高だよ森田剛!!!!

久しぶりの映画はえげつなくて郷愁的ですごく楽しかったです!!!!

 

 

そんなわけで私はインタビューで言ってた剛くんが見てる韓国映画が気になって仕方ない。どれだ!! 見たい!!!一緒のやつ見たい!!!でもどれかわからん!!

ヒメアノ~ル見て「こういうの好き!」と思われた方いらっしゃいましたら是非韓国映画も見てみてください。(脳男や十三人の刺客をすすめろや。いや、こっちもオススメだけども!!)

日本の漫画が原作の韓国映画もあるんですよ~(意外と日本のミステリの映画化は韓国でされてたりします)そんなわけでついでなのでオススメ映画も書いておきます。

オールド・ボーイ

土屋ガロンさんと嶺岸信明さんの漫画「ルーズ戦記・オールドボーイ」を映画化したものです。2003年に韓国で映画化されてるんですが、オチが秀逸というか、えげつないというか……15年監禁されたおっさんが「なぜ監禁されたか」を探る5日間の話になります。韓国映画特有のドロっとした薄暗さとおっさんの演技が素晴らしいです。(おっさん、チェ・ミンシクという方なんですがこの方の出てる映画は結構えぐいのが多いので楽しいです)すごく出来の良い映画なのでハリウッドでもリメイクされてます。

「チェイサー」

すごい映画っていうか、怖い。レオ様がリメイク権持ってるんですが「わかる!! ほしくなるよね!!」と同意してしまうほどとんでもない映画。こういうの見ると「かなわね~韓国映画にゃ敵わないよ!!」と結構真面目に思います。ハ・ジョンウという方がとんでもない役やってるんですが(この映画をきっかけに今じゃ売れっ子ですよ、ジョンウ様)怖い。ただひたすら怖い。そこまでやるか??ってくらい怖い。怖いけどもう一回くらい見たい。と思わせる妙な映画です。恐怖に手に汗握る、というのが誇張ではない映画。デリバリーヘルスの元締めの元刑事が、ヘルス嬢が次々と消えていなくなるので高額な手付金を取り戻さないと埒が明かん、と捜索を始めるんですがそのときヘルス嬢ミジンから電話があり......という話。壮絶。私今でもごちゃっとした坂道に車停まってるとこのシーン思い出してちょっと怖いです。なにがすごいって実際にあった事件をモチーフとして話し組み立ててるところ。

「悪魔を見た」

いや、全然オススメはしない(笑)私が過去見た韓国映画の中でえげつなさナンバー1だった映画です。とにかく殺す。とんでもなく殺す。見てるとだんだん気分が悪くなります。でもなぜかこの映画ふふっと笑えるところがあって「なにを狙ってるんだこの監督は??」と妙な気持になります。しっかしまーこれほどえげつない映画ねぇだろ、てくらいグロいしえげつないし血ぃどばーっと出ます。しんどい。この映画なにが興味深いかというとイ・ビョンホン様が主演なんですよ。「はーらーだたいぞうです!」でおなじみの原田泰造さんとよく似ている韓流スターのビョンホン様が出演されてるんですけど、ビョンホンファンのおばさま方がこの映画見たら失神するんじゃ?? てくらいえげつないです。でもスターがこういうのやっちゃえるのっていいな。と思ってたのでその意味で今回ヒメアノ~ルは私の積年の夢が叶った映画でもあります。

あとは「殺人の追憶」や「復讐者に憐れみを」、「アジョシ」「高地戦」「母なる証明」とかまぁいっぱいあります。ほんとにわたしが見て!とお勧めしたいのは「義兄弟」なんですけどこれはそのうちエントリ別に書きたいからやめときます。

うっかり韓国映画の話いっぱい書いてしまった。でも映画やってる方のインタビュー読んでると意外と韓国映画見てる役者さん多いのでやっぱり面白いんだろうなーと。そして確かに役者から見たらああいうのやってみたいんだろうなぁとは思う。

 

とりあえずもっかい映画館行ってパンフ買って堪能しようと思います!

そんでもってヒメアノ~ル見たV6全員の感想が聞きたいよー!!!!!!

  

ジャニーズはまだパンダを諦めていない。

ジャニーズ事務所 お隣の事務所 キンキ SMAP 自分ごと 芸能に関しての諸々

2011年3月の震災の際に「Marching J」は発足しました。事務所の全アイドルが参加すると言う復興支援です。

ジャニーズのHPに復興支援詳細は書いてあるのですが実際やってるのに書いていないこともあるような。基本的には「岩手、宮城、福島で被災した子供たちのための募金等への寄付」が活動の本筋です。なので南相馬市の小学校に遊具を設置したり児童センターにも同様のことをしたりしてます。

ただ何故か、活動内容に「パンダ誘致」についても書いてある。そこに「募金からじゃなくてこっちの活動は企業が実施する支援活動だよ」的なことが書いてあるのでした。募金活動については1年後の3月11日をもって終了しています。

じゃあパンダ誘致に関しては終了してんのか? というとそうではないと思われます。

というのも今年の2月6日、光一さんがSHOCKの際にMarching J言及したからです。そしてその発言の内容を見る限り、「Marching J」は既に上記の内容の活動とは別の活動をしている模様。いや、それだったら事務所HPに書いてくれ。あれ? 私が気付いてないだけですか??

調べてみたところ、2013年からどうやら活動内容に変化があった模様。2014年には既に「Marching J奨学金 第1期生」がいらっしゃるようです。日本国内以外でも津波地震の被害を受けた国の子供たちを援助する活動とのこと。それはそれで素晴らしいと思います。

ja-jp.facebook.com

で、光一さんの発言は実際聴いてないんですけど「我々はMarching Jという活動を続けていて、パンダが来るまでの間、留学生を支援する活動を続けています」ということを言っててネット界隈がざわざわしてました、当時。

いや、やっぱり引っ掛かりを覚えるのは此処でしょう。

「パンダが来るまで」

多分あの当時全員がツッコんだと思う。

「まだ諦めてへんかったんかい!!!」

と。

そこで個人的に2011年に思ってたことを今更ながら書いてみます。

2011年は震災が大きく記憶に残った年でした。そしてジャニーズとしてはもうひとつ忘れられない大きな出来事があります。それは、

SMAPの中国公演

です。これは最初2010年の上海万博の一環でSMAPが「ファンの集い」を募るというイベントを開く予定が中止になり、その後上海体育館でコンサートが開かれる予定でしたが、この時期ものすっごい反日で中国が荒れたので中止になり、漸くその1年後、2011年の9月16日に北京にて行われたコンサートとなります。3万人規模の大きなコンサート。SMAPの初の海外公演でもあり、そして当時、中国はバブルに向けて突き進んでる最中でした。2010年に中国のGDPは日本を抜いて世界2位となっています。この頃から中国市場は注目され始めました。ちなみに日本は42年の間2位であったその座を2010年に奪われて以来、未だに3位のままです。3位にいられることにも驚きますが。この不景気で(苦笑)そして中国のGDPに関しては黒い噂いっぱいあるのでなんとも言えないけど一応、発表されてる以上はそうだろう、ということで。

なにが言いたいかというと、2010年を境に中国を見る各国の眼は変化しました。あの広大な土地、人口、バブル経済。先行きの見えない停滞期に入った先進国からしてみれば中国は2010年以降「宝の山」とみなされるのです。

経済だけでなくエンタテインメントの世界でも「中国重視」の気配がちらほら見え始めます。特に気になるのが映画界です。日本の映画市場はアメリカ、中国に続きこちらも3位ですが、日本の映画界って携わってる人たち大変だろうなと思います。なにせまず映画一本見る金額が高すぎ。資金回収を迫らるから大手事務所の看板を使わない限り映画が撮れない、とかまぁ色々あるだろうなと。私は古き良き時代の岩井俊二監督の「ラブレター」が好きだったので、今の映画界にいる監督さんたちはほんと大変だろうなと。正直バイオレンス系の韓国映画見ると勢いに圧倒されますもん。韓国は映画安いときは600円くらいで見られるそうですからね。羨ましい! そんな韓国で「ラブレターブーム」があって今でもその世代の方々は日本語で「オゲンキデスカー」と言える日々があったのですよ……今韓国で邦画がブームになることはあるんだろうか……

あ、話逸れた。ハリウッドが中国にすり寄り始めた、っていうのは何度かニュースで見ましたので記憶にある方もいらっしゃるかと思います。ハリウッドも資金難で中国市場でなんとか盛り返そうという雰囲気が立ち込めています。その結果、此方の記事。

ciatr.jp

映画だけでなくアジア圏の音楽業界も実は中国を向くようになりました。韓国の芸能事務所SMEは2005年にデビューさせた「SUPER JUNIOR」で既に中国市場を狙っていました。SUPER JUNIORは東方神起よりも後にデビューした13人組のグループなんですが一説によるとモーニング娘。を参考にしたとか云々……なので最初メンバーが入れ替え制だったんですがあまりの人気にファンが「入れ替えはやめて!!」と嘆願して現在のメンバーに固定したグループです。それまで神秘主義アイドルを育ててきたSMEがここで少し方向転換して、マルチタレント的なアイドルを生み出したんですがそのグループがこの「SUPER JUNIOR」となります。とりあえず前置きはそこまでにしとこう。スジュもいっぱいいい曲あるよ!! ヒチョルがめちゃくちゃ美人さんだよ! というのも置いといて、このグループの中には中国人がいました。

ハンギョンという子です。ただ彼はもう脱退しているのですが、北京のオーディションで3000人の中から選ばれた1人でした。既に2005年より前にSMEは中国も視野に入れていた。という事実。(ちなみにオーディションは2001年開催)

韓国の音楽市場は今はどうなってるか知らないんですが私が昔調べた時は世界6位でした。SMEにはアメリカ進出(世界1位の音楽市場。AKBが売れると日本が世界1位になるのでどの月で見るかにもよるような気がしますけど)という大きな夢がありますが(進出っていうならすでにしてるんですが言葉が悪いと侵略かもしれない。SME王国を建国したいのがイ・スマン社長ですから)、まずは近い場所から、日本、そして中国を攻めたんでしょうね。日本市場で東方神起が成功しましたが、韓国の反日感情を考慮するともしかしたら不測の事態が起こるかもしれませんので、中国市場のほうがその意味では安定しているのかな、と。(まぁ中国も韓国も国としては仲が良いわけでもないけど)で、スジュ(SUPER JUNIOR)は成功しました。中国人メンバーは脱退してしまいましたが、中国人のファンはたくさんいるんです。特に2010年ゴールドディスクに選ばれなかったからと中国人のファンたちがお金を出し合って純金製の盾(1億ウォン相当)を彼らに贈っています。韓国の芸能界のプレゼントのやりとりっていうのはまた日本のアイドルとは一線を画してるんですがそれでもこの贈り物はすげーな。愛されてるな。と思います。そして満を持してSMEは2012年にEXOをデビューさせます。これはもう完璧に中国市場を狙ってるグループで韓国で主に活動するEXO-Kと中国で主に活動するEXO-M(マンダリンのM)と分かれており、2つのグループが集まって活動するときに「EXO」となります。デビュー当時SMEファン周辺からは「これ絶対日本市場考えてないやん」「だって「エクソ」だよ? クソのインパクトどうにかして」というような声が溢れてたんですが、日本市場をすっ飛ばして中国市場に売り込む、という時点でどれほど中国市場が魅力的かがわかる事案だと思われます。(ちなみに中国と韓国でとんでもない人気が出た後にようやく日本にきました、えくそちゃんたち。めっちゃコンセプト盛り沢山のグループなので楽しいです)

というわけで芸能方面は既に中国市場に乗り込んでいたわけです。

かく言う日本はそもそも自国で大抵のことが賄えてしまうので諸外国に目を向けることがあまりありません。だってハリウッドスターも来日してくれるしなんならビートルズだって来てくれた。自分の国にいたらとりあえず有名ドコロは来てくれる。それはもう、アジア圏内で言うなら「物凄く恵まれたこと」なんです。日本の音楽市場が腐っても世界1位だったり2位だったりする理由は単純に「配信慣れしてない。円盤が今でも売れるガラパゴス」だからだと思うんですが(そしてあれだ、利権関係で某所が儲けてる)、そのガラパゴスだっていつまでも楽園とは限らないわけで。

少子化が進む日本は経済的に見てもエンタテイメント市場から見ても残念ながら今後盛り返すことはないかと思います。ばばあの私が死ぬくらいの時期までなら保ってると 思いますが。そこで諸外国が当たり前のようにやっている「海外を視野に入れる」という必要が出てきたんです。

そこで漸くパンダの話に戻るんですが、2010年に既にSMAPが「上海万博」という万博会場を視野に入れていたのは、先見の明があるということに繋がるかと。(今現在の中国市場に突進しろ! とは口が裂けても言いたくないですが2010年代だったら賢い)

この企画はジャニーズ事務所、というよりも例の件で有名になってしまった飯島マネージャーが企画したものではないかと勝手に思ってます。完全にここからは妄想ですけど。ただ、今年に入って事務所が起こした不祥事(あれは事務所の不祥事であってSMAPなんにも悪くないだろと思ってます)で「結構当たってんじゃねーか?」と思ったことがあったので書くんですが、あそこまで飯島派、事務所派、と分かれていてついでに事務所の某メリーさんだったりジュリーさんだったりが同性として本気で飯島マネージャーを蔑ろにしていたのであれば、SMAPの上海万博進出なんてそれこそ「怒り心頭事案」だったことかと。

そもそも2010年から中国市場がエンタテイメント的にも見直されてきて、事務所も馬鹿じゃないですからそれくらいの世界情勢は読んでいたと思います。そこにきて当時うなぎのぼりの人気を得ていた嵐でなく、SMAPが中国、となれば経営者側としては「じゃあうちの子たちも!!」となったはずです。いや、SMAPも「うちの子(事務所所属)」なんですけどね。そうは思ってらっしゃらない経営陣もいそうなので。

情勢もあって何度か延期されましたが、1回目はもしかして事務所側が内部で内輪もめしたんじゃないの?とちょっとだけ思ってます。妄想ですけど!! あの経営陣なら当時「嵐を出したい」と言ってのもおかしくはないんですよね。嵐ちゃんアラウンドアジアもやってましたし、2010年は観光ナビゲーターにも任命されましたし。

ただ、アジア圏でのSMAPの人気っていうのは多分、日本人が思う以上のものです。韓国のアイドルの子たちのインタビューで「どんなアイドルになりたいか」という問いに「SMAPみたいなアイドルになりたい」という子は多いです。彼らのマルチな才能はとても評価されていると思うのですが、重要なところは「常に時代の最先端にいる存在」という箇所です。アイドルというものは従来、寿命が短いもの(売れる時期が限られる)とされてきました。だからチェッカーズは解散したしあっちゃんだって夢の河で見送られたわけです。けれどもSMAPはアイドルの寿命を延ばしました。使い捨てか、ってくらい早いアイドルの循環の中で、ほとんどの世代で彼らの名前を知っているという「アイドル」は稀なんです。アジア圏内で彼らが有名なのはその所為です。今でも彼らは現役アイドル、過去の遺物ではなく常に視聴率を稼ぎ、テレビで毎日のように見て彼らの言動や行動がニュースになる。そういう稀有なアイドルなんです。

北京での公演は中国政府が「SMAPでやってほしい」と要請があったらしいので、事務所内にはもしかして歯噛みするほど悔しがった人がいるかもしれないのです。その2011年に、パンダの話が浮上するのはなにか因縁を感じませんか。

私はこれ、パンダにかこつけた事務所の勢力争いだと思っています。

もう一般人にもバレてしまった飯島派とメリー派云々。SMAPが北京公演やってなかったらパンダの話出てないんじゃないかとすら思う。SMAPがパンダの話をせずにマッチさんがこの話を出してきたところも興味深いです。

飯島派は既に2010年から中国市場を見据えて布石を打ってきたのではないかと思います。対して事務所の経営陣側はそこまで海外市場に目を向けていなかった。けども中国市場が見過ごせない状況になり、先に布石を打ってある飯島派に出し抜かれた。そこで、ツテを使って(どんなツテかというと予想するのはやっぱりあの髪の毛に何かを隠し持っているご婦人とかでしょうか……)中国のお偉いさんと繋がることによって今後の事務所の「うちの子たち」を海外市場に乗せるパイプを作った、のでは?? とか。

 なんでそれがパンダだよって。それはパンダ外交という言葉が指し示す通り、中国側がとっても儲かる話だからです。パンダ受け入れで事務所的には何らかの市場が開拓できるんでしょう。パンダ貸したほうも貸した方で利益が出ます。

だから光一さんの言葉で「あ、まだパンダ諦めてねーのか」と思ったのと同時に「やっぱ事務所怖い」と個人的には思ったのでした。

飯島派VS事務所の中国市場争いだと思っている。という結論でした。

(個人的には飯島マネージャーはとても敏腕な方だったと思うので退社は残念だなぁと思ってます。)

ちなみに事務所の中国を視野に入れた活動といえば嵐の大野君の個展が上海で開催されたことでしょうか。2015年の7月ですね。今後も少しずつ中国市場が見え隠れする活動が増えていくのでは? と予想しています。タッキーのシンガポール公演もありましたね。シンガポールも華僑いるもんなぁとか色々思うところはいっぱいあります。

まぁ芸能界の裏なんて見ることはできないのですべて妄想ですが、未だにパンダ諦めてないんだとしたらほんとにどうかしてると思います、事務所。既に中国市場のバブルは崩壊してるので日本国内に重きをおくかもしくはアジア諸国にちゃんとプロモーション打ったほうが確実です。海賊版を流通させるくらいだったら適正価格で配信したほうが労力もあんまかかんないと思うんですけど。事務所の対諸外国対策がどうなってるのかほんと気になる。

事務所的には「お前に心配される必要はない!!」だと思いますけど(笑)今後もパンダ事案は見守っていきたいです。

私、事務所に関してはほんとうにありがたいと思ってますし(アイドル見出してくれて)感謝もしてますし概ねの経営方針は賛成なんですけどたまになんか「あれ?」と思うところがあったりするのでした。事務所を責める意図もなければ貶すつもりもないんですけどそう取られる書き方があったとしたら筆力不足ですので申し訳ないです!

とりあえず妄想記事です!

 

5/20追記 ブクマコメよりご指摘いただいたので追記です。

SMAPの中国公演にはメリーさんついてきたとのこと。そうなるとまた考えを少し変えたほうがいいのかなーと思ってみたり。ただブクマコメのほうが考えが深いので読んでみてください。コメント欄設けてなくてすみません。そしてありがとうございました。

 

 

いい曲はいい。そして作曲家の所属会社が気になる話。

ジャニーズ事務所 キンキ KAT-TUN 自分ごと

久しぶりにプレイリストを見てみました。トップ25が好きです。自分の趣味が良く解るので。

うっかりパーフェクトヒューマンばかり聴いてる時期があったんだなとか思い出す。そんなトップ25の中上位8位がやっぱ好みだわ~好みすぎるわ~と思ったので走り書き。

ちなみに9位からは殆どEXOの1stアルバムの曲です。いやもうあれも凄い好きだった。(私が好きだったルハンもクリスも脱退してしまいましたが今はシウミンが好きです。熱烈東方神起ファンのシウちゃん可愛い)

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1位「Hit the floor」大野智くんソロ

LOVE(通常盤)

ものすごい聴きこんでる曲です。2位がちょっとやそっとじゃ抜けないくらいリピしてるので聴いた回数がえげつない。あんまりブログで書いてないんですが嵐ちゃんも長いこと穏やかに好きでして(度を越えて好きな時期もありましたが今は穏やか)大野くんのソロがめちゃくちゃ好きです。「と、とんでもねぇなこのひと!!」って思った曲はアルバム「Time初回限定盤」に入ってたソロで「Song for me」。これは聴いた瞬間鳥肌が立つくらい凄い威力の曲だった。あのおっとりな大野君がこの曲歌うんですよ……!音に対しての文字数おかしいんじゃ……!!ってくらい詰まってる歌詞を華麗に歌い上げるわけですよ。大野君の美声と技術が堪能できる曲だと思います。当時彼はインタビューで「あれ大変だった!」と仰ってましたがもうあれは曲に対してありがとうと言うしかないくらい凄い曲だった。

ですが個人的にこっち、アルバム「LOVE」の収録曲である「Hit the floor」のほうが回数的には聴いています。物凄く耳に心地良い音と声、伸び感。私音楽に詳しくないので大して語れないのでさくっと飛ばしてとにかく私の耳に馴染む曲です。聴いてると落ち着く、ってくらい自分に「合う」曲です。あとまぁかっこいい。ソロ聴くとほんといつも思う。あのひとほんとかっこいい。

嵐ちゃんの曲は25位以内だと「Oh Yeah!」と「JAM」が入ってます。もうOh Yeah!はコンサートでイントロ流れた瞬間「ぎゃああああああ」と叫ぶレベルで好き。カウコンでもよく歌ってくれてたので(私がカウコン入ってたのだいぶ前ですけど)凄い嬉しかった。テンション上がる曲。JAMは兎に角かっこいい。やばい。シャレオツな曲だなって聞いてていつも思います。すき。コンサートでやってほしい曲個人的にはNo1。そもそもそのコンサートに入れないという高い壁が嵐ちゃんに関しては立ちはだかってるわけですけど。

2位「aeon」KinKiKids

M album 【通常盤】

2014年に発売された「Mアルバム」の通常盤のほうに入ってるアルバム収録曲です。KinKiさんの良さが凝縮されまくった曲。KinKiさんが持ってる普遍的なイメージとして「儚い」「硝子」「孤高」みたいなのあると思うんですが(ぶっちゃけ中身はうんちうんち言ってるおっさんですけど)その「普遍的なイメージ」を現世に表すとこうなりましたハイ!ドーン!的な曲です。どの曲よりもKinKiらしさが表現されてる。この曲知らないなんて勿体ないよー聴いてください~レンタルでいいですから~!!!!とお願いしたくなるような曲です。(強制はしません)

なにがすごいって、歌詞。失恋の歌詞、男性目線なんですけど最初は「あ、普通の失恋ソングかな~」って聴いてるとだんだん不穏な雰囲気になってくる。

心は澄み切る川を渡り 当てもない旅に旅立つも 君を想う故の事でしょう

歌詞も綺麗ですねー基本日本語が綺麗な曲が好きです。しかし「澄み切る川」ってなんだろな。と。

愛は二度と僕の許へと 訪ねる事も無いだろうから ひらりひらり伝う最後の雫 嗚呼

ここでああ「このひと失恋したんだな」と気付けるわけです。最後の雫は涙かなとか。そこで歌詞を全部読んでいくと気付くのですが「澄み切る川」は涙でできてるんですよ。この表現。KinKiさんが持ってるイメージがあるから成立するだけでふつうの37歳のおっさんはこれ歌っても「美しい!!!」というところまで昇華できない気がする。まぁそんでこの曲は失恋の曲なんですが、何が凄いって此処が私一番KinKiさんぽい!!!と思うんですが、

ただ僕が愛していた君を 君が愛していた僕を 壊す事出来ずにいたから

失恋の現実を受け止められないでいるのかと思いきや、次!

時を止める事を選んで  さよならを選べない僕には  もう二度と次の朝が訪れずに

「!?」最初聞いた時「え??」って巻き戻したよ。(巻き戻すって古い言葉ですね、すんませんテープ世代なもんで)「今なんつった!?」って思いませんか。私は思った。「次の朝が訪れない」ってこれ「死んどるやんけ!!!」って。そうですこの曲失恋後、死を選ぶ曲です。それがまぁ儚くも美しい歌詞で延々と書かれていてそんでもって剛さんと光一さんの壮絶に美しい声音で「この歌詞を!!!」「歌ってる!!!!」「奇跡か!!!!」って個人的には思ってる曲です。この耽美な歌詞歌って美しいって素直に思えるのってすごいことだと思うんですが。嫌味のないさらりとした声音で歌い上げてるんですよ二人が。この歌詞を二人に歌わせるところが凄い。普段ラジオで酔っぱらってたり(普段じゃなくて一度だけか。あれ? 二度?)うんちやゴリラゴリラ! って言ってる二人からは考えられないくらい「パブリックイメージのKinKiKids」を見事に表現してる曲だと思います。個人的には硝子の少年がもっと硝子を追求したらこうなった、くらいの儚さがあると思う。素晴らしいです。何度聞いても素晴らしい。

KinKiさんの良さは散々山下達郎さんや吉田拓郎さんが仰っていますが二人の声が「マイナー」であることです。だから悲しい曲がとてもよく似合う。美しくも儚い幻想的な、それでいて僅かに少年性が残る声音で紡がれる楽曲はKinKiさんだからこその特色だと思う。イメージと声音で「硝子の少年」時代の「孤高の存在感」を残してる割には話してることはふつーのおにいちゃんたちみたいな会話っていうのも可愛くていいです。ギャップですね。キンキさんはギャップですよ、美しい顔でシモネタ。みたいな。そのシモネタが小学生レベルなところがまた良いです。品がいいんだと思う。先天的に。

そんなわけでaeonは珠玉の名曲です。

3位「BLESS」KAT-TUN 

楔-kusabi-(通常盤)

2013年に発売されたミニアルバム「楔」通常盤の収録曲です。「BLESS  KAT-TUN」で動画検索して……!!某所で少クラを漁って……!!! まじで四人かっこいいからほんとにお願いします、素晴らしすぎるから見て……!!!!(さすがに貼れませんが。事務所規定に従いたい) 

単純に曲が好みです。「楔」の曲は全曲ハズレが無いので他の方のレビュー読んだ方がいいとおもう。このBLESSはGOD BLESS YOUの「BLESS」なんですね。神の御加護がありますように、って。爽やかな別れの曲です。別れの曲好きだな自分……

6月になると絶対聴きたくなる曲です。音が6月の音なんですよ、何言ってんだってかんじですけど6月に似合う音がしてる。(なんかこの月に似合う音ってないですか? ミスチルのイノセントワールドとか私は5月の曲だなって思ってるんですけど)

ちなみにこの曲を作曲されたのはYannis ConstantinouさんとKevin ChargeさんとClaire Rodriguesさん。Claire Rodriguesさんは田口君作詞の「FLASH」の作曲者でもあるそうな。それからBoAちゃんの曲も作ってる。(調べても1曲しか出てこなかった)

Kevin ChargeさんはGENERATIONS from EXILE TRIBEに1曲提供しておりました。あとは嵐ちゃんにも提供してる。この方が編曲なので多分私はこのひとの作る音が好きなんだろうな~イギリスのキーボードプレーヤーらしいですが。

誰かわかんないときはサウンドグラフィックスで探せ、と探してみたんですけどよくわかんなかったです。事務所がどこから曲を提供されてるのかなーとか興味ある方はとても楽しいので「株式会社サウンドグラフィックス」のサイトをご覧ください。リンク貼っていいのかわかんないので、とりあえず検索してみていただければすぐでてくる。

昔、翔ちゃん(櫻井翔くん)がラジオで「北欧の作曲家陣ってあんまり権利が守られてないらしく自国で音楽を売るより他国で売ったほうが守られるから、その作家集団から曲を提供してもらってる」(ニュアンス)って言ってたので「ほ~、だからジャニーズ事務所ってやたら海外の作家陣の曲使うことが多いのか」って思ってたんですが(多分2007年頃)曲を提供してもらう場所、って興味深いです。私は音楽全くできませんがサウンドグラフィックスはデモ音源も募集してるので、夢があるな~とおもいます。あの子やこの子に自分の曲歌って貰えるかもしれないってとんでもない。

私は多分此処の会社の提供曲好きなんだなって思ってます。笑

ただキンキさんのaeonに関してはSUPALOVE所属作家さんなんですよね~そしておそろしいことに同い年なんですよね~aeon作った田中直さんと(笑)

作家陣の所属会社を調べるのもなかなか楽しいのでオススメです。ここまで調べたんならHit the floorの川口進さんも調べろよと思ったので調べてみたんですが、この方は個人なのかしら。ジャニーズの専属作家さんなの? ってくらいジャニーズ関係多いですけども。でもけいおんもやられてはる……不思議。

会社別、グループ別の楽曲提供数とか見たら楽しそうだなと思うので時間があったら自分の為に調べてみたい。エイベ所属のジャニーズ事務所の面子とかはまた違う専属作家がいそうなイメージなんですが。そのへんほんと不思議。

そんなわけで1~3位しか語ってないけどいいや。自己満足でした。今日は早く寝ます!