遊星歯車機構

主に三次元

帰ろう僕らは僕らのあるべき日まで

InFactが好き過ぎてどうかしてるってくらい通勤途中で流してます。そして車の中で歌ってます。なにこれ、いい曲……すんごいいい曲…… 

In?Fact 【初回限定盤】(DVD付)

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 KAT-TUNってなんとなく英詞が多いイメージなんですが日本語で此処まで表現できることにまず吃驚する。あーいい曲。なんも言えね~ってくらい好きです。

そして今日某所で初めて踊ってるInFact見たら、田口くんのダンスが好き過ぎてどうしようかと思いました。どうしようもなにもいらっしゃいませんが、こういう映像が残ってることに感謝しようと思います。2013年だったか14年だったか明確に覚えていないんですが東方神起のチャンミナ(愛称・本名はチャンミンです)が日本のアイドルとは仲が良いひといるの? とインタビューで訊かれた際に「KAT-TUNの田口くんが韓国にきたときに一緒に食事しました」って言ってて。ダンス見てるとなんというか、SME的な美しさ(ダンスに関しては正統派で美しいと思います、SME)があるな~と思います。身長高くてスタイルいいから余計ダイナミックで綺麗なんだろうな。見ていて凄く楽しい。キンキさんゲストの少クラで田口君はオフの日もダンスレッスンしてるって亀梨君も言ってたしな~努力はちゃんと表現力としてあらわれるんだなー

無教養ですのでInFactて意味なんやしらん? と思ったら「実は」とか「それどころか」とかそういう意味なんですね。

InFactの歌詞でいいなぁって思うのはやっぱり

帰ろう 僕らは僕らのあるべき日まで

なんですが「あるべき日」が未来にあたるものなのにそれに「帰ろう」といってるところ。面白いなぁと思うしその「あるべき日」は今で言うのなら3人のKAT-TUNが活動する日に当たるのではないかと思うわけです。全編を通じて優しい歌詞だなぁと感じます。あるべき日を「目指す」のではなく「帰ろう」というところが特に。「あるべき日」は過去に、そして未来に存在しているから、そこに「帰る」という言い回しが優しい。と思います。ファンもKAT-TUNの3人も「あるべき日」にいつか「帰ることができる」んだなぁと勝手に解釈して聴いてます。ほんといい曲。

あとここもすき。

失望に逃げないで

「失望」することが悪だというんじゃなくて失望に「逃避」することがよくないんじゃないかと悟らせてくれる歌詞。そうだよなーなんだかんだ諦めたり絶望したり失望したりしたら現実逃避できるもんなぁと。「ぐっと握った手の平」は耐え忍んだりやる気の表れだったりする握り拳のことだろうし、それを解いた先に「希望」があるっていう比喩も凄く好きです。いい歌詞だなぁと聞けば聞くほどそう思います。

というわけでアホほど聴いてます。いい曲が多すぎてすごいよKAT-TUN、なんで私は今までちゃんと聴いてこなかったんだ……!!と思う。私の世代のビジュアル系にうっかり足を踏み入れた系のひとたち全員に「KAT-TUNいいよ」と広めたい。多分ほんとすぐハマるとおもう。曲が往年のビジュアル系ロックが好きなひとにはたまんないと思う。

あと最近は中丸君の歌声が死ぬほど好きなことに気付いて悶え苦しんでいます。N.M.Pをうっかり購入したんですが(ジャケ買いです。私は馬が大好きなんです……ロバ丸が白馬に乗ってて「え? ロバ丸が最年長だから白馬なの??」と思ったのは伏せといたほうがいいんでしょうか。白馬というのはアレです、馬は老いていくのと同時に白くなっていくのです。なので若いときは白い馬ではなく「葦毛の馬」なんです)、あんまりにも中丸君の歌声が自分の好み過ぎて、ソロこわくて聴けない。いや、語弊があります。一度は聴いたんです。でも「あかん、これ好き過ぎて怖い」と聴けなくなったという……なんか中丸君の歌声って、

「もうめっちゃくちゃ最高に頭が良さそうな声」

じゃないですか?なんじゃそれ。て感じですが。天才というよりかは秀才の声というか。綺麗すぎるというか。喋ってる声でそこまで「うぉおおお」みたいな気持ちにはならないんですが歌われると「うぉおおおお!!!なにこの美しい声!!意味わからん!!!全知全能の神かあんた!!!!」とちょっと変な様相でキレたくなるくらい好きです。なんでこんなに中丸くんの歌声が好きなのかわからない……品が良さそうだからなんだろうか。でももうなんか「音」にやられるんですよ……ぞわっとするというか、「めっちゃいい音やんけいえーい!!!」みたいに細胞が騒ぐというか…… ちょっと正直「歌声が好き過ぎる」というのが初めての体験なのでよくわからない……

いや、キンキさんの声音だって大好きなんですよ。歌声めっちゃ好き。じゃあ中丸君はなんなんだこの細胞が喜んでるかんじは一体。中丸君の歌声、ほんと素晴らしいと思います。

相変わらず中丸君に対して自分がどういうスタンスなのかいまいちわからない……でも帝王、好きです……

KAT-TUN備忘録①

KAT-TUNの名古屋公演に連れてってくれた子と共に盛大にKAT-TUNにハマったので、一緒に色々買い漁ってきました。

ラッキーなことに雑誌類は2003~2014年くらいまでのものならWINKUP限定ですが捨てずに残してあるので(どうしても捨てられなかったので切り抜きもできず、まるごと1冊の形で残してあります。11年分×12冊か……あんまり計算したくない冊数だなぁ)甘栗期の上田君を堪能するとともに、ロバ丸のラジオレポをひたすら読み漁って勉強している最中です。あー楽しい。まだまだ読むぞ~

どうでもいいんですが、まさか5月1日の充電期間開始とともにまんだらけでKAT-TUN10周年をお祝いされているとは当の本人たちも知らんだろうなと思います。凄い勢いでDVDもCDもすっからかんでしたけどね(ちなみに渋谷のブックオフもすっからかんだった)。ということは物凄い売れてるってことじゃないかと……ここにきてこの求心力、KAT-TUNすげぇ。と思っております。まんだらけでうちわも写真もその他諸々特集されてたよ、凄い。

そんな本日、MVを見たので覚書です。完全に私の備忘録。

 

「Loveyourselfー君が嫌いな君が好きー」

すんごい好きなんですこの曲が。めっちゃ好き。ヤマトナデシコ七変化見てたからっていうのもあると思うんですがそれにしてもこの曲は好き。なにがどう好きなのかって言われたら洋楽っぽいところが好きな気がするんですが、もっとちゃんと説明するならこれ6人のKAT-TUNを堪能できる曲だから好きなのかもしれない。と思ってます。個々人の個性がめちゃくちゃよく出てる。そんな曲のMVを初めて見たので覚書。

まず亀ちゃん寝ていないと仰ってるけど肌艶綺麗すぎて意味がわからない。クマとかできないの? すごいよ、美人だよ、意味わからん。あともうほんと夜会の所為なんですけど上向いて歌う時に「かっこよさの幅が狭い」を思い出して笑っちゃうのどうにかしてほしい。幅狭くないよ!(笑) セクシーだよ!!!!! とにかく亀ちゃんの美しさにちょっとびびる。

そして仁くんはあれかい、グラサンはずさんのかい。と思いつつじぃっと見てたら私が今まで仁くんに抱いていたイメージが結構覆されました。やる気ないのかな、くらいのことを思ってたので(失礼)、田口くんが仁くんに「この歌詞の意味は?」って聞いてるとことかお兄ちゃんぽくて「おおおお」と思ったり。歌詞書いてるんですね。そこにも驚いた。あとカメラマンさんにカメラの説明受けてるとことか、この人は興味があることに対して素直なんだなーと思ったり。あとまぁ中丸君いじりが非常に楽しそうで長年謎だった中丸君の立ち位置のようなものを再確認できました。やっぱりどっか仲悪いんじゃないかって思ってるところが自分の中ではあったんですが、いや、仕事だから別に仲悪くてもいいんですよ、私だって会社で対外的に見たら仲良くやってるように見えるかもしれんけど実際大して会社の人と仲が良いわけでもないし。だからそれはそれでいいんですが、KAT-TUNという運命共同体の中で、彼らがどんな風に接してどんな風に会話を交わしてるのかとか、あんまり考えたことがなかったので、意外と和気藹々なかんじが新鮮でした。楽しそうだった。みんな。

田口くんを構いまくる皆も楽しそうだった。とくに聖くん。でも聖くんて優しいんだなーと思ったのが田口君が金髪だからって聖君が自分の髪色をスプレーで黒に戻したって話をしてたシーン。さらっと言ってて田口くんもさらっとお礼してましたけど、なんかこの会話が自然で「わあ」と思いました。やさしい。あと聖くんはムードメーカーなんですね。クリスマスイブに仕事だーって言いながらもスタッフさんに喋りかけてるとことか、なんていうの? やさしい。場が和らぐというか。ちょっと驚きました。聖くんについては公式な発言しか聴いていないくらいの知識の乏しさなんですがそれでもやっぱりKAT-TUN愛の強いひと、ってイメージがあったんですがあんなにも緩和剤的役割を果たしてるひとだとは思ってなかったので目から鱗。撮影がすんごい楽しそうだった。先に終わった中丸君に「はやく帰れ」っていうのもあれも労わってのことだなぁと思うのでやっぱりやさしい人、という。そういう感想。一番イメージが変わったかもしれない。いや、前から私の中では結構いいイメージの人だったんですが、それがもっといいイメージに塗り替えられました。

上田君はとにかくすごい振り幅だなと。喋り口調まで今と多少違いませんか? 甘栗期の彼は兎角可愛い。かわいいんですが仁くんに対して暴言吐いて仁くんに「こいつ実はこういうやつ」って言われたのに対して「みんな知ってるだろ」っていうの男前だった。可愛い。男前。美人。イケメン。上田君ってやっぱりよくわかんない子だなぁ、気になるなぁと謎が深まる。今の方が上田君に関しては解りやすいのかもしれないと思ってみたり。マラソンの時の言葉とかMステの素振りだとか、夜会のギャップだとか、可愛くて男気溢れる優しい人だなって思ってます。にしても何時間でも眺めていられそうな美しさでございました。いやもうほんと綺麗な顔してるな~ほんと可愛い。声が甘いところも素晴らしいです。

中丸君って変わらないんだなと。凄い。メイキングなんてめんどくさいみたいな雰囲気を漂わせるメンバーの中ひとりちゃんとメイキングの説明をする所とか、とても真面目!!真面目でファン想い!!! そして聖くんと田口くんかな? 2人が中丸君の撮影見ながら「俺らに見られてるから恥ずかしがってる」みたいなことを言ったので「うひゃー」と思いました。あれだけ仕事をこなしておいて「恥ずかしい」の概念が残ってるのほんと素晴らしい。恥ずかしいからちょっと演じられないとか最高すぎて言葉が出ない。それがメンバーにバレてるところとか素晴らしすぎてどうしようかと思いました。恥の概念は自意識が確立していないと生じないもんなんだよ~自意識がオモテに出まくってる中丸さん最高。とよくわからん感想を抱きました。中丸くんに関しては私、自分の感情を何処に置いていいのかいまいち掴み切れていません。全体的に帝王、恐れ多いわ~ひれ伏したいわ~というのが感想です(なにそれ)

いや、中丸くんについてはもう少し掘り下げないと私の中で昇華しきれてない。

そして田口くんはもうほんとうにねーイケメンですねー私田口くんの顔が大好きすぎて今更のようにいろんな映像見まくって「こ、これが一般人……!!」「野生の王子様すごすぎ」って思ってるんですが、まぁもう恰好良さの権化ですね。素晴らしく顔が好きです。見てて癒されるくらいに顔面偏差値高い。なんか、国立美術館とかに置いといてほしい、肖像画。「ここからは触れないでください~」ってめっちゃ柵厳重にしといてほしい。柵の外から「なんて麗しいんだ~美術の教科書にも載ってたよね!」って言いたい。笑顔が本当に素晴らしいです。真顔恰好いいのに笑顔のあの破壊力、どうにかしてほしい。金髪イケてんじゃね? て自分で言ってるのかわいいしMVの撮影んときポケットに手ぇつっこもうとしてポケットの位置わかんなくてチラ見したのさいこうに可愛かった。メンバーがいちいちツッコミたくなる気持ち、わかる。構いたくなるオーラ全開だからなぁ。ああ可愛い。

総じて6人全員かわいいという感想を得たので、不可思議な気持ちになりました。昔の私だったらこのMV見ることもなかっただろうなぁと。で、今3人になったKAT-TUNを応援しているのにも関わらず6人を見るのは3人にも失礼だろうかとちょっと思うところもあったんですが、彼らが歩んできた歴史を垣間見て、「ああ、こういう時代もあったのか」とド新規ファンとして、ひとつの時代を知るのも今の彼らに繋がるんじゃなかろうか、とちらりと思ったりしています。

いやぁ中島みゆき女史ってすごいなぁ。中島みゆきさんの「時代」という曲が私は凄く好きなんですが、KAT-TUN見てるとふっと浮かぶ曲だったりします。

 

そんな時代もあったねといつか笑える日がくるわ

 

彼らの場合はもう、そういう日がきている気がします。強いなぁと思うし優しいなぁと思います。すごく。

 

というわけで本日の視聴、「Loveyourselfー君が嫌いな君が好きー」でした。あー楽しかった! やっぱいい曲!! 次回は「楔」見ます!!

 

Love yourself ~君が嫌いな君が好き~【初回限定盤1】

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ジャニヲタへの道②

こちらの続きです。 お題「ジャニヲタになったきっかけ」

skeptikoi.hatenablog.com

野猿に「集団で努力することの美しさ・楽しさ・熱意」を教えて貰った自分は人数が多い(当時まだHey! Say! JUMPはデビューしてなかったしNEWS・関ジャニもデビューしてなかったので)V6にみるみるうちに片足を突っ込みます。沼の深さを確認する時間も無かった。

なにがいいってリーダー・坂本氏の「一度ジャニーズを辞めている」という究極のエピソードが私の胸を鷲掴みました。「ジャニーズを辞めたけれど、戻ってきて当時最年長であった24歳デビューという金字塔を打ち立てた人物」という坂本君のプロフィールは私の好きな「努力が実を結ぶ」という言葉を正しく実体化したようなプロフィールでした。(当人的にはそんなに触れてほしい個所でもないと思うので申し訳ないですが)

あ。ちなみに坂本君の最年長デビューの記録は後に北山君に破られることになりますがそれは余談ですね。

坂本君はジュニアとして活動していましたが、当時もう20を越えたらデビューできない風潮があり結果、ジャニーズを辞めています。彼は旅行会社で確か営業をやっていたんですが、これ私の記憶違いだったらごめんなさい。営業の最中か帰宅途中かなんかにキンキの二人に電車でばったり出会ってるんですよ、坂本君って。それで「ああ、やっぱり自分のいる場所はここじゃないかもしれない」って悩んで、長野君に相談したら「戻って来れば?」って社長に言われて戻ってきた、というようなエピソードがあった、はず。です。(このあたり大分昔に調べたっきりで覚えてなくてごめんなさい)

私「うわぁこういう運命的な人、いるんだ!!」って。それでV6としてデビューするんですよそのあとに。そしたら年の離れたカミセンの子達と一緒なもんだから「なんじゃこりゃあ」と思いながらちっちゃい子たちを育てた坂本さんが凄く愛しい……(リーダーってそういうとこ凄いなって思ってます。トキオの城島君も最年少の長瀬君に礼儀だけは教えないといけないってちゃんと教育したから今でも長瀬君は年上に丁寧語使うっていう。最近城島くんはそんな厳しい育て方してないって笑ってますが当時は結構きちんと育ててた記憶があります)あと長野君も私の中では壮絶に魅力的な人でした。なにせ「主か!」てくらいジャニーズ歴が長い。物凄く長い。

同期が佐藤アツヒロくん。確か中居くんや城島くんよりも入社が早い筈です。なのにデビュー確実と言われながらもなかなかデビューできなかった苦労人、というところがもうすんごく好き。それがV6としてデビューしていつもにこにこしててやんちゃな下3人のことも全部受け入れるくらいの度量というか、緩和剤というか、あの雰囲気。素晴らしいと思います。というわけで私はトニセン贔屓でしたので舞台をこの頃物凄く観に行ってました。坂本さん主演の「シェルブールの雨傘」。トニセン主演の「とんかつロック」長野君主演の「フォーティンブラス」。今でも観に行きたかったと悔やんでるのが井ノ原くんの「東亜悲恋」。行きたかった……

トニセンがいなかったらこんなに舞台を見ることもなかっただろうな、って思うくらいに舞台のイロハを教えて貰ったような気がしています。コンサートに関してはチケット全然取れないもんだから殆ど行けてません!!! 代々木だけはなんとか……這って行く……!!みたいな。V6のあの日替わりランチみたいな日によって演目が違うコンサートとか、試みが半端ないなって思って見てました。記憶を辿ると「滝、すごかった!」みたいな感想しかでてこないんですけど……(記憶力が薄い)

そんなわけであんまりにもコンサート当たらないので「行く?」とV6ファンに誘って貰って行ったTOKIOのコンサートが実際はジャニーズ初コンサートでした。TOKIOも好きだから行く~と連れてって貰ったんですが、まぁなにせ長瀬君が恰好いい。ただただ恰好いい。マボのドラム舞台が動くことに驚き(今までのライブでドラムがああいう動きするの見たことない)「僕たち、ダンスは苦手なんですけど」とはにかみながら見せてくれた5人揃いのダンスが!! スーツでめちゃくちゃ恰好よくてですね!!! TOKIOのコンサート楽しいから皆一度は行くべきだよ!!!! と個人的には思ってます。当時はバックにMAがついてたんですがMAに一曲歌わせてくれるし、物凄い後輩思いのグループなんだなってそのときしみじみ思いました。

で、うっかりこの頃から「長瀬君の親友は堂本光一らしい」という情報を知り「え? 接点なさげじゃない?」と思って調べたりするうちに今度は堂本光一にうっかり片足を突っ込むという惨事に見舞われます。(今現在沼の底にいるから惨事で間違いない)

長瀬君のあのピュアっぷりも凄いと思うんですが「輩か!」と言いたくなるようなガタイのいい長瀬君の隣でにこにこ楽しそうにしてる光一さんに完全に落とされるわけです。完全に顔が好み。そして堂本剛くんというオールマイティ過ぎる完全無欠アイドルの隣で「この人、どこまで比較されて生きてきたんだろう」という失礼な見方で最初ハマるんです。もう物凄く失礼な見方だってことは解ってます。でも「ふたりしかいないユニットで否が応にも比較される状態」という中で人間は果たして生きていけるのか、っていうのが気になってしまって。誤解を招く言い方をしますが、当時やっぱりどう足掻いても歌は剛くんが上手かったし、演技も絶好調でしたし、誰もが剛君恰好いい、って言って憚らない時代なわけで。剛君が素晴らしいことと光一くんを比較するのはおかしな話なんですがそれでも「2人」はどうしても「比べられる」ことが前提にあるんじゃないかと思うわけです。

けれども光一さんは比べられて嫌だっていうそういう感じでもなかったし、その当時は「俺、オフでも誰とも遊ぶひといない」って愚痴っててそしたら剛君が「俺と一緒に遊ぼうか」って剛君の友達と一緒に光一君も遊ぶっていうのを公言してた時期でしたので(今、なんか無かったことのようにされてますけど笑、当時はふつーにテレビでそういうこと喋ってた)「あ、私なんかの浅墓な考えでは生きてない人たちなんだ」と吃驚してしまったという。私は比較されて卑屈にならない理由、が知りたくて堂本光一さんという存在を気にし始めたんですが、当の本人たちは「お互いの良さをちゃんと互いに知ってて認めてる」からその「比較云々」で卑屈になることもなかったという。

私の考え方に思いっきり「おまえ、その浅い考え方どうにかしたほうがいいよ」と言われたような衝撃でした。もっと清いというかもっと高尚というか、まぁ簡単に言うとあれです「KinKi尊い」だったわけです。そこでキンキさんにどんどん惹かれていくという。

で、私は多分人生でずっと追い続けるのは事務所担といえどもキンキさんだけだと思うんですが(他も全員好きですけど)その理由が何故かというと、ちょっとあんまりいい話でもないんでさらっと読み流して貰えればいいんですが、さくっと書いてみようかと思います。

キンキさんにゆるゆる惹かれていた私はSHOCKに申込をしてみました。6月にSHOCKがあった年の話です。なので2002年ですね。当時まだFCに入っていなかったので帝劇枠です。でも当時既に「日本一当たらない舞台のチケット」と言われてたので「当たらんやろな」と思ってました。でも出来たら堂本光一さんを生で拝んでみたい!!!と思っていたさなか。

5月に、父が急逝しました。

当時私は20歳で、当日も父は会社に行っていました。所謂「突然死」というやつです。私はもう成人でしたが弟は16歳と14歳。絶望したのは母だったと思います。これに関して詳しく書くのもアレなんでさらりと流しますが、とにかく「趣味に興じる」なんて場合ではなくなりました。なのに、お葬式の次の日に届いたんです、SHOCKのチケットが。取れる筈の無かった公演のチケットが、届いたんです。しかも2列目。

49日を過ぎていないことから母と相談して何度も譲ろうと思ったんですが、譲るのがしんどい、どうしよう、と結局母に「それは父からのプレゼントだと思って楽しんできなさい」と諭され、SHOCKを見に行けることになりました。

葬儀に関しては母が動揺してたので段取りは私が葬儀屋と相談して決めましたし、父の死亡宣告書も自分がサインをしました。食事をすることもしんどくて(多分、御身内を亡くされた方なら解って頂けると思います)自分が何をやってるのかもわかんないような日々を経て、ちゃんと父を送ることもできましたし、それに関しては後悔はないです。ただ、私は父との別れ方が最悪でした。夕食後に何気ない会話から父と喧嘩になり「あんたとは一生喋らない!!」と叫んだ5時間後に、父は急逝しました。

自分の言葉を呪ったのはあれが初めてです。本当になりました。一生父とは喋ることが出来なくなったんです。もう14年前の話ですから今は落ち着いていますが当時はもうあの言葉がなかったら父は死ななかったんじゃないかと色々考えてかなり落ち込みました。ただ、物凄く凹んだ自分を少し浮上させてくれたのがその例のSHOCKのチケットだったんです。父は私がキンキさん好きなことも知ってましたし、SHOCKのチケットを申し込んだ話もしていました。もうああいう時は勝手に脳がそう思っちゃうんですよ、父が当ててくれたんじゃないか、って。理不尽に喋らない!って喧嘩した自分のことをそれでちょっと許してくれてるんじゃないかって。

都合の良いように考えるのは残された人間の悪いところでも、特権でもあると思うのでもうそのあたりについては開き直ることにして母の温情にも甘えてSHOCKを見に行ったんです。初めて見た堂本光一という人間は、有態に言って「天使だよ!!!!」でした。頭沸いてますね。ええ、沸いてました。当時はアンケート用紙があった時代でしたので感想をひたすら書き連ねて投書してきた覚えがあります。

一番印象に残ってるのは当時は最前列に光一さんが下りてきて握手するという演出があったんですがそこの一番端が白髪のおばあさまで。おばあさまが光一さんの手を握って「ああ、ありがたい。一生の思い出にします」というようなことをおっしゃった際に光一さんは「来てくださってありがとうございます。また見に来てくださいね」と言ったんです。「またみにきてくださいね」というのはまた元気な姿を見せてくださいね、というのと同義であって「一生の想い出」というのはそこで「おしまい」だけれど「またみにくる」ということでそれは「また次がある」という言葉なんだ、と解釈した私は「アイドルの凄み」にそこで気付かせて貰ったんです。

まだ長生きしてくださいね、何度も見に来てくださいね。っていう言葉は生きる活力につながるんじゃないかと思って。これこそアイドルの真髄じゃないかと。

「生きる活力になる」ってすごいことだと思います。私自身も舞台を見て「ああ、色々あるけど頑張って生きていこう」ってそのとき思いました。父の死が絡んでいるのでずっとこれからも光一さんもキンキさんも好きなんだろうなって思うわけです。ちょっとこの二人は私の中では別格なんです、他の子達とは。(偶然光一さんの舞台が近かったのでSHOCKの話になりましたが、父の事を思い出すときキンキの曲を付随して思い出すことが多いです。良く父の車でかけて貰っていたので)

というちょっと暗い話はさておいて。

そこからはもうキンキさんキンキさんでコンサートに通い始めるわけですが、2006年、会社の仕事でしにかけていた自分はうっかり「なんかめっちゃ可愛い癒されるMVだな……」とキンキさんを見に行ったはずのファミクラで見た映像、嵐の「きっと大丈夫」に心惹かれるんです。なんかわかんないけどすんごい癒されるぞあのMV!!!と思ってたら「あれ? いや、この子達深夜でよく見てるやん」と気付くと言う。

そうです、深夜族な私はGの嵐をがっつり見ていたんです。勿論硫黄島撮影で抜けてた二宮くんの時期も見てましたし戻ってきたときにズラネタでひたすらいじられる二宮さんも見てました。「あ、嵐、かわいい……」沼に持っていかれた瞬間でした。

そして2007年、初のドーム公演のチケットが取れたので見に行ってみたら泣いちゃう相葉さんを見てこっちも泣きそうになり「あああああかわいいい!!! 応援したい!!!!」と嵐も応援することに至るわけです。完全に嵐ちゃんは会社がしんどいときの癒し要員でしたのでもう仕事つらいときはすぐ嵐ちゃん見て「明日もがんばる」って思ってました。アイドルのいいところってそれがあればなんとか毎日乗り切れるってとこだと思います。

その後のんびり嵐ちゃんやキンキさんを愛でるに至っておりますが、直近の現状を書くと、うっかりKAT-TUNにハマってます。

名古屋のコンサートからほんと、凄い子達だなって思って充電期間だというのにアルバム買いまくって聞きまくってます。この子達に関しても私が仕事でしんどいときに物凄いポテンシャルのコンサート見せて貰ってそのコンサート思い出しながら必死に仕事何とか乗り切ったのでもう感謝しかないんです。ほんとうにコンサート行って無かったら病気になってたんじゃないかと思う暗い忙しかったし精神的にどん底だった……

だからやっぱりアイドルってすごいなぁと毎度思わされます。

生きる意味にしちゃだめだと思うけれど(それだと彼らに負わすものが多すぎるので)生きる上で何らかの力を貰える存在ってすんごいなぁと感じています。だって他人なのに。私の人生なんて相手方は知らないのに。それでもこっちが「ファンです」って言ったらアイドルの子達は「幸せにしてやるぜ!」って言ってくれるんですよ(これ松潤だな笑)すごいことだとおもう。ほんとに。

そんなアイドルの子達にとても感謝しています。みんなそれぞれ凄く頑張ってるし、10代の私に言ってやりたい。「芸能界に努力してない人間なんていねーんだよ、努力してないやつは生き残れないんだよ。みんなそれぞれ頑張ってる」って。視野が狭かった若かりし日の自分に、未だそこまで視野が広いとは言い切れない年寄りの自分ではありますが「否定からはいったらなにも楽しめないよ」と言いたい。

そんなわけで人それぞれいろんな人生があるんだなって思いながらアイドルを愛でています。彼らの歩んできた歴史ごと、愛でていきたいと思います。

今日まで事務所担をやってるのはきっと「救われる瞬間があったから」なんだとおもいます。大なり小なり彼らの生き方で私は救われたなぁとおもうところがあります。あんまり重い荷物を彼らに背負わせたくないのでのんびり愛でていきたいと思ってますが、それでもやっぱり、ありがとう。って思ってます。

 

そんなジャニヲタへの道でした。今後も続いていくと思います。現状、中丸君の歴史がとても気になっているので調べていきたいです。帝王、魅力的すぎるよ!!!!

 

おしまい。

ジャニヲタへの道。①

人様がジャニーズにすっころぶ話がとても好きです。いらっしゃいませ!! みたいな気もちになる。私が転んだ切っ掛けも書いてみたい気持ちになったので書いてみようと思います。

が、私今でこそ事務所の子みんな可愛いわ~石油王と結婚できてお金持ちになれたらジャニーズ会社の株買って派閥問題とか消し去りたいわ~と思ってますが、大抵の子たちがハマる年齢であろう十代の頃、

 

ジャニーズが大嫌いでした。

 

とりあえず草生やしといてください。(古い人間なのでどうしてもあの草を生やすのが苦手です。2ちゃん用語だもの……って思ってるばばあ)

そんな私のジャニヲタへの道です。お題使わせて貰います。

お題「ジャニヲタになったきっかけ」

 

当時の私、というか今も好きですけどMr.Childrenが好きでして。というかバンドが好きだったんですね。ミスチルは中学の頃、「深海」というアルバムでドはまりしまして、初めてどきどきしながら音楽雑誌を近所のイトーヨーカ堂の本屋で購入しました(バックステージパス)。

でどきどきしながら桜井さんのインタビュー読んだら真珠の話してやんの!(この真珠は田中聖くんの例の真珠と同じ話題で御座います。桜井さんがしてたってことじゃなくて何故か真珠ネタで曲を表現してらっしゃった)私、深海のあの繊細な名曲を創り上げる男の人が下ネタとか話すなんて思ってもなくて(当時自分は十四歳でした。深海をきいたときに「こんな哲学的な人が日本の音楽界に存在したんだ!!」って感動したのにインタビューで真珠ですよ。この時に世の中には裏切りが潜んでいることを知りました)微妙にショックを受けて「いや、雑誌でこんなにショックだったら生で見たらもっとショック受けるんじゃないか?」と防衛本能が働いて、当時周りの友人に「ライブとか行かないの?」と問われた際に「夢が崩れるから行かない」と公言しておりました。そんな中学時代。

元々日本語の恋愛ばっかの歌詞が嫌いで嫌いで、インストゥルメンタルばっかり聴いてるような嫌味な中学生でした。(特にこの頃は姫神が大好きで物凄い聴いてた。あとは細野晴臣さんの名盤「銀河鉄道の夜」未だに素晴らしすぎると思います。大好き。インストではないけどもワーズワースの冒険の主題歌「シャ・リオン」もこの頃好きになった曲です)

嫌味な中学生でしたので、好きだの愛してるだの薄っぺらい言葉ばっかを軽快な音楽に乗せて歌うJ-POPに憎しみさえ感じておりました。世の中の至上は恋愛しか無いのか!! んなアホな!! 恋に踊らされてみっともない!! 人間の本質はそんなもんじゃないはずだ!! 程度の低い曲が多すぎる!!」と当時本気で思っていました。(モテない学生時代を送った喪女の僻みとはこのこと)そんなわけで、その「薄っぺらい恋」だの「程度の低い愛」だのを歌う代表的なアイドルの皆さまがほんっと嫌いだったんです。

特にジャニーズ。

 「バンドは解るよ? 自分たちで作詞作曲して演奏までしてインディーズから這い上がってメジャーデビューするわけでしょ? 路上からテレビへ、なんて夢があるし努力の過程だって解るじゃん。だけどジャニーズの何が嫌かってあいつら曲は提供曲だし歌下手だし、そもそも顔だけなのになんでバンドの皆が頑張ってる音楽市場を邪魔してくれんの? オリコン1位とか意味わかんない!!」当時十五歳。まじで友達にこういう話してた。本気でそう思ってた。無知は罪です。

そんなわけで私は十代はジャニーズを憎みながら生きていたのでした。ただ唯一「あの子達は歌うまいしまぁ許せる」(どんなけ上から目線なんだよ)と思ってたのがKinKiKidsだけでした。音楽番組やってたしね……よく見てた。

夢が壊れるから生で見ないでおこう、私のミスチルは深海のあの歌詞の中にいる。と今で言うところの「現場」に足を運ぼうとしなかった中学時代は終わりました。現物を見なければ幾らだって夢や希望は抱けます。真珠のことだって忘れられる!

そんな自分は高校に上がってからラジオを聴く様になりました。買ってもらった目覚まし時計にラジオの機能がついていたのです。当時ネットは電話回線の時代。今のように頻繁に使えるわけでもなく、テレビはテレビでうち大家族でしたから争奪戦があって面倒くさい。結果ラジオをたくさん聞きはじめるのでした。

そこで「お?」と思ったのが「ゆず」でした。当時まだ桜木町で歌っており、地方民の自分からしてみたら「桜木町ってどこよ?」ってかんじでしたが横浜は遠いとその後に知ることになります。だけどラジオから流れてくるゆずの「なにもない」という曲が兎に角いい。なんかすごくいい。このふたりは一体どういう人なんだろう。気になる。でもあんまり何処にも載ってない。(ちょうどメジャーデビューした頃だったので)いい曲だなーミニアルバム買おう、ってミニアルバムを買ってなにもないをひたすら聴く日々。そうしたらなんとゆずが桜木町を抜け出して、路上サーキットをするという。しかもタダ!(貧乏学生の私には渡りに船!!)これは行くべき!! つって「あの、ゆずっていう二人組がいるんだけどね」とライブ慣れしていたチャゲアス好きの友人を誘い(あの子元気かなぁ……)、名古屋へと繰り出したのでした。

あんた散々生で見たくないとか言ってたじゃん! とチャゲアス好きのその子は(当時部交換日記してたけどSEE YAって最後に結ぶのがファンっぽいなってずっと思ってた)私のことを揶揄いましたが「いや、でも、タダだし!!」(貧乏人根性)とよくわかんない言い訳で、地方民である私は初めて「現場」に足を運んだのでした。栄のナディアパークでやっててね、「わー!!」って思ってるうちに終わっちゃいましたがなんかすんごい高揚したのを覚えています。「生で音を聴くって楽しいな!!」というのが感想でした。でも「なにもない」はやってくれませんでしたが。あれからゆずのライブ3回くらい行きましたがなにもないは聴けたことがなかったなぁ……

で、そこから「あれ、生で見ても意外と夢が崩れない! ふたりとも可愛いしすんごくいい声だった!」と考えを改め始めます。そうこうするうちにビジュアル系が台頭し始め、グレイ、ラルクの二大巨頭が現れました。グレイもラルクも行きましたが特に私はラルクにハマりましてライブ行きまくりました。めちゃくちゃ楽しかったなぁ……

ライブハウスにも行くようになり、CASCADE、SOFIA、マスケラ、ラクリマ、アシッド、よくわかんない対バンやらなんやら、覚えてないくらいには行きました。西川貴教くんも見に行ったし(ドSだったという印象)、7188にも連れていかれて女の子も見るという。なんかあの頃はほんと、よくわかんなかったな、行きすぎて。生で夢が崩れるって思ってたんですが「いや、夢が崩れるどころか膨らんでる」って気づいちゃったもんだから誘われるものすべてに足を運んでいました。懐かしいです。何故ビジュアル系を好きになったのかと言うと、歌詞ですね。歌詞が耽美なんです。恋愛でもこねくり回したような日本語が使ってあって(ラルクの花葬に至っては純文学)私の美意識を刺激したという。

そんなどちらかといえばアンダーグラウンドなバンドに足を運んでいたわけです。ちなみに当時のミスチルにも行ってますがあの当時桜井さんは「抱きしめたい」なんて死んでも歌わない、くらいの強い気概があるかんじで戦争の映像がんがん流すわ暗い演出だわでミスチルの中でも最もダークな時期だったと思います。正直に言う。あの頃のミスチル大好きだった。最高だった。素晴らしかった。でもやわらかい恋愛ソングを求める層からはあんまりいい評価じゃなかったなぁという記憶。そうこうしてたら活動休止を迎えるという。で、アンダーグラウンドな、というかざっくりまとめてビジュアル系(っていうとラルクのてっちゃんに申し訳ない気がします)が好きだった自分が、何故かこの頃とんねるずにハマるのです。ビジュアル系からの華麗なる芸人への転身。

とんねるずの全盛期はフジでカメラぶっ壊してた時代ですから、私はその当時の熱狂的なとんねるず人気を知りません。私が好きになったとんねるずはもうすぐ40代になろうとするいい感じに脂ののった芸人でありました。とりあえず「実食!」って言ってるイメージ。なんでハマったんだろ? そこを全然覚えてないんですが、薄い記憶の紐を何とか辿りよせて解いていってみると、あの頃のとんねるずの番組に要因があった、ような、気がします。(やっぱりうろ覚え)

当時のとんねるずは「ジャニーズシニア」とジャニーズジュニアを逆手にとったコント(?)を繰り広げておりまして(というか当時ジャニーズシニアはおったけどな、事務所に。坂本くんとかシニアだったからな)、ジャニーズを毛嫌いしていた私は(うん、まだ嫌いだった)それ見て爆笑してたわけであります。

覚えているのは「硝子の少年」を必死に踊るおっさんたち。最初は面白い! って笑って見てたんですが、ジャニーズシニアを演じるのは芸人ではなく大道具さんや照明さん、という裏方の人たち。とんねるずの得意技「身内芸」です。裏方をオモテに出して笑いを取るという芸風。それがもうとにかく不格好でも必死にダンスを踊ろうとレッスンするんです。その頑張りを見ていて何故か熱いものが心臓に流れてくるんです。

お気づきですか。

 

私は、野猿にハマりました。

 

ビジュアル系からなんで野猿やねん!!! と当時のラルクファンで付き合いのあった方々には笑われましたが皆優しかったので(私よりも年上で皆大人だったんだと思います)ずるずると野猿に引っ張られて行く私……おっさんが好きだと自覚する十代後半の自分……とんねるずを筆頭にカンちゃんは平山さん、ホッシーにタカク、あーみんな好きだった!! 本業も頑張ってるけどやれと言われて仕方なくやってた野猿でちゃんと頑張らなって頑張ってるおっさんたち最高に恰好よかった。(おっさんおっさん言うてますけど今の私と似たような年齢だよなぁとおもうと感慨深いです)そんでもって野猿は曲が凄く良かった。石橋さんから「キンキみたいなかんじで!」と作曲家の後藤さんが発注されてたので曲がメロディアスで本当に素晴らしかった。

名曲揃いですよ。個人的にはカンちゃんとテルりんのデュエット曲、「Ash」がすんごい好きです。太陽の化石のカップリング曲なんですけどこれ今のジャニーズが歌っても似合う曲だと思います。とにかくいい曲。ふたりの声の質感の良さも良く出てる。Selfishとかも好きだったなーとにかく野猿はいい曲が多くて聴いても楽しい、見ても楽しいというとんでもないグループでした。私にとっての脳内革命。

作詞作曲自分たちでやってなくても、必死にダンスして必死に歌ってる姿ってこんなにも痛快なんだ!! っていう物凄い発見でした。野猿は活動中オリコン1位とれませんでしたけど「がんばれ! 1位とって!」と心の底から応援出来たグループです。過去の自分から想像がつかない。作詞作曲やってないような歌のうまくない薄っぺらい歌詞を笑顔で歌うアイドルが大嫌い!! だった私が、「そうじゃないのかもしれない」と思えるようになった切っ掛けは、まぎれもなく、野猿です。

ああ野猿を見たい。コンサート見たい。そんなわけで私は野猿のコンサートに足を運ぶことになるのですが、まさかのそのコンサートは「撤収」。

そうです、解散コンサートなのでした。

こんなにも楽しくてこんなにも夢中になったグループが解散してしまうとかどういうことよ!! でも最後に目に焼き付けておきたい!! って初めてバンド形式ではない「ライブ」というか「コンサート」へと足を運んだのでありました。

音源は勿論生じゃないし口パクだったかもしんないけども、それでも汗水たらして必死に踊って必死に歌うおっさんたちの姿は感動的でした。もう凄く凄く楽しくて「解散いやだああああ」って本気で思いました。初めて此処で気づくわけです。

胸を撲つのは「熱意」なんだと。

歌詞や作詞作曲に拘ってた自分が愚かだと思う程に、その場で無様に見えても必死に観客に向けて最大限の表現を魅せようとする人たち、が素晴らしいんだと漸く此処で目が覚めました。

ああ、違ってた。十代の自分はまだなんにも見えてなかった。

当時19歳の自分は、野猿にそれを教わったのです。

まぁ、なんで野猿なんだというところでは草生やし物件な気がしますが。でもほんと格好よかったんですよ、みんな。そうして私の心にはぽっかり穴が開いたのです。野猿解散と共に、私は今後こういう良質な悪ふざけ的エンターテインメントに接することはできないんだと随分悲しい気持ちになりました。

そんな私はラジオを聴くこともなく、深夜であればテレビが独占できることに気付いた大学生と相成りました。深夜のバラエティはとても楽しい。ぽっかりあいた心の隙間を埋める様に、私は以前からぼんやり見ていたV6の番組に傾倒していくのです……

野猿のお蔭でフジテレビばっかり見ていた当時の自分は、木曜日はずっとフジテレビにお世話になっていました。木曜23時枠をご存知ですか。野猿の後はV6、そのサイクルがいつしか「当たり前」になっていました。

野猿を失ったのちの私は習慣のように木曜日はフジテレビにチャンネルを合わせてしまうのです。そんなわけでV6の素は欠かさず見ており、その後のマッハブイロク、お笑いV6病棟、ビバビバV6、と番組が変わっても欠かさず見ていた私は、此処で漸くジャニーズとの遭遇を果たすのでした。

坂本さんの不憫さ、ごうちゃんとけんちゃんの絶妙なコンビ感、いじられても優しいイノッチといつも笑んでる二次元みたいな長野君、そして末っ子感満載の岡田君。

「かわいい……!!!」

決め手は人数の多さでした。野猿も人数多かったですからね……どの子を見ても可愛い!!そして特に坂本君の就職エピソードを知った頃から、どんどん沼が見えてきました。これはあぶない、と思う暇もなく、私ははじめてのジャニーズ、V6にスッ転ぶのです。

二十歳の頃でした。

ええ、周りの友人達がジャニーズを卒業するころになってようやく、ジャニーズの良さに気付いたのです。

 

 

思ったより長いので続きはそのうちかきます。

ジャニーズに辿り着くまでが長い。

 

skeptikoi.hatenablog.com

 

 

復活ソングのお国柄について勝手に語りたい。のでかたる。

 

復活ソングが好きです。

私が勝手に復活ソング、って言ってるだけなんですが、定義としては

  • 活動休止後、再出発の際に第一弾シングルとしてリリースされたもの

になります。それを私は勝手に復活ソングと呼んでます。はじめて聴いた復活ソングはNEWSの「星をめざして」です。まずもってなかにしさん(作詞がなかにし礼さん)がジャニーズに曲を!!おおお!みたいな感がありましたし、歌詞が絶妙で、何度聞いても「こりゃすげぇ」と思っていたのでした。すごい聴いた、当時この曲。

その次に「なんじゃこりゃあ!? 国が変わると復活ソングもこんなに変わるのか!?」って仰天した曲が東方神起の「왜(Keep Your Head Down)」です。この曲は日本においても再出発の曲(日本では「Why?(Keep Your Head Down)」でリリースされてます)なのですが、もうつべこべ言わず韓国語の歌詞を見ろ!!! とんでもないぞ!!!! ってくらい韓国語の歌詞が秀逸です。私、この曲で東方神起にハマったんですが日本語の歌詞ではここまでハマらなかったと思います。というか日本でも韓国語で歌ってくれてよかったよ!! と思うくらいの秀逸さです。凄い。

それからやっぱりKAT-TUNの「FIRE and ICE」と「 PHOENIX」かなー勝手に私が復活ソングカテゴリに入れちゃってるんですけど。

そんなわけで復活ソングについてつらつらと書きたいです。

 

NEWS「星をめざして」作詞はなかにし礼さん。

これ初めて聴いた時に結構衝撃的で。

 一度死んでまた生き返る

出だしからこれ。そしてなにがすごいってこれを

そんな魔法をかけられていた

と結ぶところ。アイドルにしか許されない言葉じゃないですか「魔法」!!!この曲は「活動再開」を彩る曲で歌詞の全てに未来への希望と過去の贖いが含まれている凄い曲なのですが、とにかく全体的に優しい・やわらかい。というかなかにしさんってやっぱり凄いなと思わされる歌詞の数々。

目覚めたら君がいて光満ちていた

そして生まれ変わるわけですよ、一度死んで生き返った主人公が。(それにしても「過去」を表現する際にリセットを「一度死ぬ」という言葉を使うこの潔さ! すき!!)

それからなにがいいかってサビの

みんないるかい

 ですよ!!!! みんないるかい? って振り返ってNEWSが「全員いることを確かめる」このかんじがすんごい好き!!! 日本語素晴らしい!!!! 「みんないるかい」の簡単な言葉でこれまでの全てが見えるような秀逸さ。ばらばらだったものが集まってひとところを目指すこのかんじ。アイドルの復活ソングとしてナンバー1レベルの歌詞!!! って個人的に思ってます。過去をもう振り返らない感じと言い未来に向かって「みんな」と歩き出そうとする状況とか、すべての情景が瞼に浮かぶところがほんとうに素晴らしい。

再出発にふさわしい歌詞だと思います。昔ほんっとにこればっかり聴いてる時期があって大好きな曲です。今また聴いたらすんごい良い曲だった。

この、アイドルが再出発の際に、彼らの持ってる武器としての「歌」で決意を固めるこのかんじがどうにもこうにも大好きです。

星をめざしては二次元感の漂う歌詞だと思いますがそれでも言いたいことは物凄くハッキリしていて、それでいてこの決意はとても「優しい」と感じます。やさしい。人を憎まない。そこが素晴らしい。日本人的だと感じるのでした。

 

東方神起왜(Keep Your Head Down)」作詞は유영진さん。

っていうかええええ? 作詞ヨンジン先生だったのか!!! って今初めて知るという。ヨンジン先生凄すぎ……!!유(ユ)영진(ヨンジン)という方が作詞されているのですが、ヨンジン先生はSMEのお抱え作曲家で(話すと長いんでかいつまんで話しますが、SMEにはお抱えの作曲家陣がいまして、その中の一人です。ジャニーズのお抱え作曲家っていませんが(北欧の国々との若手音楽家との契約はあるんでしょうけど)SMEには事務所専属作曲家がいるんです。その中でもヨンジン先生は御高名な方)、作曲ではよく名前を見る方なんですが、作詞の才能もあるのか……すごい……

「왜」はウェ、と読みます。日本語訳は「なぜ?」とか「どうして」。東方神起がこの曲を出したバックボーンを軽く説明すると、事務所を出ると言い始めた3人と残ることに決めた2人(こっちの2人が今現在の「東方神起」です)が法廷で争いまして(この裁判ほんとに長くて決着ついたのは去年の事だったと思います)、結果「決別」となり2人で再始動する際にリリースされた曲になります。

日本語でリリースされたものは韓国語のに比べると随分マイルドになった「別れた女に三下り半つけたい男の曲」みたいな(ざっくり)曲なんですが、韓国語のほうが言葉は悪いですがえげつなくて素晴らしいです。もう素晴らしいしか言葉が無い。

私はこの曲を去った3人に投げつける曲だと解釈していますが、ここだけはちゃんと明言しておかないと東方神起2人の名誉にかかわるので、注釈としてちゃんと書いておくのですが、彼ら2人はこの曲を「女性との別れの曲で他意はない」と言っています。「あれは3人のことだよね?」とインタビュアーに聴かれてもちゃんと否定しています。なので本来私の聴き方は「よくない聴き方」なんですが、それにしても女と別れた歌詞に見せかけて3人への問いかけが絶妙すぎるだろ、としみじみと感心した曲なのです。

 (모두 끝나버렸다) 난 시작도 안 해봤는데

(全部終わってしまった)僕は始まってもいなかったというのに

これが一番最初の歌詞です。一度死んで、の星をめざしてと同じように復活ソングは状況説明から歌詞が始まります。

너 왜 그래 왜 그래 왜 그래 난 이미 나쁜 놈

なんで? どうして? 気付いたら僕は悪者

めっちゃ意訳ですみません。ハングル読める人に怒られそうだ……この歌詞は当時の状況を知ってる人じゃないと意味がわかんないと思いますが、事務所を出る3人に対し残る2人は徹底的に世間から悪者扱いされました。(これはまぁ色々説があるんですが3人側のリークでそうなった、という話もあります。このへん書きはじめると喧嘩になるのでやめます。色々と書き方が難しい。※私はJYJも嫌いではないです)それを女性と別れた男性が「おまえどうしたんだよ?」と周りから責められる設定に置き換えているという。

 넌 정말 예쁘지만 

君はほんとうに綺麗だけど

너무 다른 너의 속이 난 너무 두려워 

随分変わってしまった君の心が 僕はとても怖い

사랑했다 하지만 난 이제 널 놓겠다 

愛していたけれど もう君を手離すよ

凄い攻めまくった言い回しじゃないですか? と個人的には思うんですけど。相手を讃えつつ「おまえの心は変わってしまった」と相手を切り離すこのかんじ。捨てられたんじゃないんですよ「僕が君の手を離す」んですよ。ここすごい大事なポイント。これはなぜそういう言い回しになるかと言うと、人気のあるメンバーが3人側に多かったからなんですね。なので世間(韓国内を指します)は「2人が捨てられた」みたいに見えてたところがあるかと。だから「こっちが切り離す」と明言しているという。

(왜) 내가 쉬워 보였던 거니

(なぜ?)僕のことみくびってたの?

(왜?) 내 가슴은 찢어지잖아

(なぜ?)僕の胸は張り裂けそうだよ

(왜) 모두 한 순간의 꿈이었다면

(なぜ?)すべてが一瞬の夢であったら

女性との別れの歌です。そうなんです。でもめっちゃ2人の心境やないかー!!!と思えてならないこの歌詞。もういつ見たってこの歌詞は秀逸なんですよ。逃げ道が残してあるのに(女性との別れの曲ですよ。っていう)、どう足掻いても2人の現状に聞こえるこの二面性。ファンにとっては「そうとしか思えない」歌詞が満載なんです。これを絶妙に女性との別れの曲に見せてるところにヨンジン先生の力量が見てとれます。

 (늦어버렸다) 넌 다시 돌아갈 수 없단다

(手遅れになってしまった)君はもう戻ることはできない

(네가 없다면) 난 무너질 거라 믿겠지

(君がいなかったら)僕は倒れると思い込んでいるのか

예전부터 넌 그건 착각이라고 내가 널 타일렀잖아

いつからかそれは錯覚だと 僕が言い聞かせたのに

大事なところは此処です「君がいなかったら僕は倒れる」というところ。これも物凄い比喩ですね。比喩っていうかそのまんまですけど。3人の側にはその奢りは少なからずあったと思います。残された2人が「2人だけで東方神起を背負えるわけがない」というのは暗部にあったのではないかと思うわけです。ただ彼らは家族のようなものでしたからそんな意地の悪いことは思っていないのかもしれません。でも現実としてあの時、2人だけでは潰れるであろうと世間的にも思われていたことは事実ですから。だからこれをこうやって歌詞に載せちゃってふたりに歌わせるところにある種のえげつなさ(私はこれは褒め言葉として使ってます)と韓国人らしさが滲み出ているように思えます。すんごい好き、この部分。日本人は秘めて美徳なところがありますから、この「自分の主張を声を大にして言う」というのは島国では見られない大陸側の要素のある歌詞だなぁと。この後の歌詞に「君は悪い人に出会うかもしれない」的な歌詞があってそこも好きなんですが割愛します。全部歌詞引用することになっちゃうから……でも凄いですよね、「僕は心配してるんだ、君が悪い人と出会ってしまったらって思うと」ってすごくいい男に見えますけど悪いやつらにひっかかるのはテメェが悪い、みたいなところも見え隠れしませんか? 物凄い歌詞だなって思う。ここにこの歌詞ぶっこんでくるのが。(事務所を離れたらどうなるか見ておけよ的事務所の恨み節のような……)

내 앞에선 요래조래 거짓말만을 늘어놓고

僕の前であれこれ嘘を並べて

嘘をついてるのはあちらだ、というのを織り交ぜてくるという。情報合戦みたいなとこありましたからこういう歌詞になって来るんだと思います。そして曲の最後あたりはもう怒涛です。怒涛。

(왜) 사랑을 그렇게 쉽게 놔버리는 너를

(なぜ?)愛を簡単に手離してしまった君を

(왜) 누군가 걱정할거란 생각은 해봤나

 (なぜ?)誰か心配すると思いもしなかった?

(왜) 니가 놔 버린 게 너는 뭔지

 (なぜ?)君が手離したものがなんなのか 

(왜) 아직 모르는 것 같아

(なぜ?)まだ解らないようだ

(왜) 그대로 머물러 나를 지켜봐

(なぜ?)そこで留まったまま僕を見届けて

지워졌다, 사라졌다

消された、消えた

내 가슴에 니가 죽어 모두 타버렸다

僕の胸で君が死んですべて燃え尽きた

내 가슴에 니가 죽어 너는 이제 없다

僕の胸で君は死んで、もう君はいない

此処で「죽다(歌詞では죽어)」を使ってしまうところ!!!!凄すぎ!!!(죽다=亡くなる・死ぬ、です)「君は死んだ」ですよ、この決別の表現凄すぎとしか言えない……「そこで留まったまま僕を見届けて」は超意訳をしてしまうのであれば「そこで指銜えて観とけ!!」的な歌詞ではないかと思うのです。この韓国語の歌詞の秀逸さが日本語になるとマイルドになってしまうのは本当に惜しい。この曲の力強さは歌詞も含め素晴らしいのに!!!! と思ってます。

日本人はこの歌詞を書かないだろうなとも思います。韓国人だから書ける歌詞だと思う。書ける技量があっても、日本人は暗喩であってもここまでのことを歌詞に載せない。だからこそこの歌詞は当時私にとっては衝撃的な歌詞でした。星をめざしてが日本的な復活ソングであるなら、韓国の復活ソングは此処まで攻撃的になれるのか、ともう感嘆したというか。ただ、攻撃的に歌うのであればだれでも出来ると思いますが、ウェの素晴らしいところはこの歌詞が「3人に対して決別の歌詞に見える」というだけで当事者サイドは誰もがこの曲を「女性との別れの曲」と口にするところです。女性との別れの曲だ、と言われたらもうこっちとしてはなにも言えない。だけど根底に孕んでいるのはどう頑張って贔屓目に見ても「あの3人のことだよね?」と「思わされる」というこのマジックが素晴らしい。事務所側は言及していないのに、結局客側が妄想力を働かせて「そう受け取ってしまう」というその「曲の売り方」のセンスが凄い!! って思って私はころんと東方神起にハマったのでした……

いやぁ凄い。本当に。東方神起の2人ってとても優しいので現実世界で歌詞のようなこんな厳しい言葉を言うような人たちではないです。実際彼らは例の件に関しては口数が少ないですし、敢えてなにか混乱させるようなことを言うような子達ではありません。その子達に事務所がこの曲を餞に、再出発させる、というギャップのようなものも好きです。根底に潜んでいるものは熱いんだろうなと思わせるところも。

日本と韓国の違いって歌詞でも解るなぁっていう、私が大好きな復活ソング2曲でございました。KAT-TUNに関してはまたそのうち語りたいです。

 

とりあえず「えー、どんなもんよ」と気になる方はどうぞ。韓国語のウェです。

www.youtube.com

あーだからほんと、ジャニーズ事務所も動画OKにしてほしい。星をめざしても貼りたいよ!!!!!あれMVも好きなんですよ!!!!

 

というわけでおわる。 

星をめざして(初回生産限定盤)(DVD付)

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?(ウェ)(Keep Your Head Down)日本ライセンス盤

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ジャニーズのアイドルが外車に乗る理由

すごくどうでもいいんですがそういえば昔、友達と「ジャニーズのアイドルはなんで皆外車に乗りたがるのか」って話をして。それをふっと思い出したので書いておきます。

でも芸能人って皆外車じゃないですか? それかプリウスのランクのいいやつ。そんなイメージありますけど。堂々とテレビで「ぼく、これに乗ってます!」って軽自動車出してきたの武幸四郎くんくらいしか知らない。(武豊さんの弟さんで競馬騎手さんです)

あ、関ジャニだったかな? 関ジュだったかな? 誰だったかラジオで「軽が安いからいいんじゃ~!!」て言って乗ってる子もいましたね。でも私はそれが誰だったかを思い出せない……でも「え? 軽かよ?」みたいな冷たい空気の中で軽を推してた子がいたとおもう。

結論を言うと、

 

CMの兼ね合い

 

ではないかというのが私と友人の中では一致した結論でした。

トヨタのCM、スズキのCM、日産のCM、ジャニーズのアイドルは国産メーカーの殆どで使われてるわけで、確かにCMやってるから乗るのもありかもしれませんが、なんかあったときに大変じゃないですか。事故でも起こしたらCM的にも迷惑なわけで。

あとは「あの人トヨタのCM出たのに日産乗ってる」て言われんのも面倒ですし。国産メーカー同士でそういう争いが無駄、という意味です。(「トヨタのCM出てるのにベンツ!!」とかもうこのへんは国産VS外国企業なので)

会社同士の取り決めがあんじゃないの? とか。あれだけ多くの車の会社と仕事してるわけですから、偏りがあるのは問題なんじゃないか、と。CMは契約ですからどのアイドルつかってもいいと思いますが、実際のアイドルがのってる車が気になる、というのがファン心というもので。実際トヨタ乗ってたら「それほしい」ってなりそうですもん。そうなるとわざわざCM打ってるのに、CMの威力が半減するわけです。その点外車は高価ですから庶民が簡単に欲しいっつって手に入るもんでもありませんし。(堂本光一さんが幾らフェラーリ乗ってるからって、フェラーリ買えるもんじゃない、という一例)

だから本人たちが敢えて外車、というよりはもしかして事務所的に外車推奨してんじゃないか? て思ったりしてます。

ていう話をしてたのが、4年くらい前かな……それで落ち着いてたんですよ。外車に乗ってたほうが何かと(個人的にも事務所的にも)都合がいい。という結論。

 

しかしながら!

相葉ちゃんがまさかの外車CMとってきた!!! ぎゃー!!!!

 

というわけで、アイドルが外車に乗る理由がまた謎になりました。単純に外車が好きなのかね。どうなんだ。でも長ちゃんがハマーとか聞くと「うん。納得」と何処の国産車より納得してしまう感はありますけどね。なんだろ、もうバブルの時代は終わったのになー外車にそんなに魅力を感じるんだろうか。ふしぎ。

再考の余地がありますね。でもCMの兼ね合い論好きだったな……相葉ちゃんのあのCMも大好きでしたけど。か、かわいい……!!

 

 

 

【結果は】キンキさんが楽曲リリース少ない気がするんですが他のグループはどうだろう。という考察。【知ってたよ!】

キンキさんのリリース数ってここ数年ほんとに少ないなぁ……なんか他の子はいっぱい楽曲出してるイメージだけど実際どんなもんなんだろ? というのが気になったので2015年1月~最近までに発売されたシングルとアルバムの数を数えてみました。曲名のあとの(〇曲)は初回限定盤および諸々の限定盤、通常盤の中に収録されている新曲の数(総計)です。

レコード会社別にしてみました。デビュー組を基本調べてますがグループを優先したのでソロで出してる子たちは調べていません。

 

ポニーキャニオン

Sexy Zone

シングル

  • 2015年7月1日 Cha-Cha-Cha チャンピオン(7曲)
  • 2015年12月16日 カラフル Eyes(7曲)

アルバム

  • 2015年10月21日 Sexy Power3(18曲)
  • 2016年2月24日 Welcome to Sexy Zone(17曲)

驚きだった。ほんと吃驚した。知らなかった。セクゾってポニキャなんですね!!!!まだフジと事務所の蜜月続いてたんだ!!! と心底驚きました。ポニーキャニオンといえばフジサンケイグループです。フジサンケイグループといえばフジテレビ。セクゾはそもそもバレーボールのサポーターというジャニーズの王道中の王道でデビューしてるので、フジテレビの番組出演は確約されたようなもんですがそれにしてもポニキャだったとは……無知で申し訳なくなります。ポニキャといえばジェイストームに移籍する前の嵐がポニキャでした。懐かしい。アイドルというイメージを裏切らない楽曲がでてくる、というそんな会社なイメージです。勝手に。という余談はさておきリリース数ですね。

私、マリウス君が好きなので(ジャニーズに入る経緯が好き。顔も好き)5人で再始動したシングルは嬉しかったです。 リリースが早い! 若いってすごいなーと思いつつセクゾの曲は耳に残るので何故か私も歌えるという不思議。しかしシングルの売り方凄いなぁ、曲数多いのにも驚きましたが、盤が……全部買ったらファンは大変なんじゃないか、と思いますがポニキャ的には稼ぎ頭だと思いますので、種類豊富に出してしまうんだろうなと……キャッチーな楽曲と兎角セクゾは皆物凄い顔面偏差値高い子ばかりだと思うのでハマるわな、そりゃ沼だわな。きらきらしとるもんな。と端から見ている方は感じているのでありました。

余談ばっかですが私黒崎君のドラマがすんごいすきだったのでケンティーめっちゃ好きです。彼ほど職業アイドルを全うしてるひとはいないってくらい真面目にアイドルしててその姿勢が素晴らしいのと同時に、中島君ファンには怒られるかもしれないんですが横顔が光一さんに似ている……とときめきました。あー黒崎君を映画館に観に行く勇気がなかったばばあは早くDVDを!!と望んでおります。

 

A.B.C-Z

シングル

  • 2015年7月1日 Moonlight walker(7曲)

アルバム

  • 2015年5月13日 A.B.Sea Market(14曲)

A.B.C-Zもポニキャ……!! そうだよよく考えたら友達がデビューのときにご祝儀にってめっちゃDVDシングル買っててぜひ、って貰ったあれ、ポニキャだったよ……!! 塚ちゃん見るとほんとに笑顔になれます。というか私あんまり知らないんですけど、シングル、一体どうなってるんですか??

  • 橋本ver.ABCZ学園ドラマ「どうしたんだ橋本」
  • 戸塚ver.ABCZ学園ドラマ「修学旅行で戸塚が告白」
  • 河合ver.ABCZ学園ドラマ「河合、新しい部を作る!」
  • 五関ver.ABCZ学園ドラマ「なにがやりたいんだ五関」
  • 塚田ver.ABCZ学園ドラマ「熱いぞ!塚田先生」

A.B.C-Z SHOP盤にあるんですが、気になって仕方がないです。めっちゃきになる……なんなの……きになる……このグループはデビュー時からDVDシングルデビューだったし、調べれば調べるほど気になることがいっぱいです。不思議……!! アクロバティックなジャニーズ、セクゾとは違う意味でまた王道なグループだと認識しています。またシングルが6月に出るそうで絶好調ですね。アルバムが年1でリリースされてるのがいいなぁ……それからリリースされるものすべてに遊び心があって、ファンと一緒に楽しもう、楽しませたい、っていうのが盤に収録されてる曲や初回特典見てると伝わってきます。ちゃんと自分たちが関わって楽しんでリリースしてるっていうイメージ。

 

J storm

シングル

  • 2015年2月25日 Sakura(4曲)
  • 2015年5月13日 青空の下、キミのとなり(4曲)
  • 2015年9月2日 愛を叫べ(5曲)
  • 2016年2月24日 復活LOVE(5曲)

アルバム

  • 2015年10月21日 Japonism(20曲)

いやあ、嵐ちゃんたち働きすぎじゃないですか? すごいなーシングルの収録曲だけで18曲。余裕でアルバム作れるな……物凄い量の収録してるんだな、テレビとラジオも忙しいだろうに……とちょっと驚きました。私デジタリアンまではちゃんと買ってたんですが最近は何を歌ってるのかも知らないくらいのファンと言えないファンなので、2007年ごろからずっとこの子達このスピードで楽曲作り出してるのかと思うと感服というか……尊敬というか……仕事めっちゃしとるね!!! という感じです。これファンも大変だなぁ……通常盤以外も絶対買うわけで……出費凄いなとしみじみ。でもその分テレビで彼らが見られるわけで。5月にも出すようなのでほんとに嵐ちゃんの仕事っぷりには恐れ入ります。すごすぎ。私は個人的な趣味だと嵐ちゃんの曲は2004年頃のものがすごく好きなので(多分私が聴いてた時期的な心境にもよるんでしょうけど)あのころの雰囲気の曲もたまには歌ってくれてもいいのになとちょっとだけ思います。The Bubbleとかすきです。すごく。

にしても堂々たる「売れっ子」っぷり。この楽曲のリリース三昧は凄すぎる。

 

KAT-TUNJ-One Records

シングル

  • 2015年1月21日 Dead or Alive(5曲)
  • 2015年3月11日 KISS KISS KISS(7曲)
  • 2016年2月10日 TRAGEDY(5曲)
  • 2016年3月2日 UNLOCK(5曲)

アルバム

  • 2016年3月22日 KAT-TUN 10TH ANNIVERSARY BEST“10Ks!”(ベスト盤)

此処最近のKAT-TUNが凄く精力的に楽曲出してたんだなって改めて気づかされます。だって2014年はシングル1曲のみですよ。過去遡ってもシングルは大体年に2~3枚。なんか2015年からの彼らの積極性を見ると色々考えて切なくなりますね。というかやっぱりこのグループ、めちゃくちゃファン想いだなぁと感じます。ほかのグループだって皆ファン想いだと思いますが、楽曲のリリースというのはお財布事情に厳しい反面、やっぱり露出(テレビに出演すること)が多ければ多いだけファンは嬉しいですから。ちゃんとそこまでアイドルのほうも解ってるんだな、と思うリリース状況でした。理由があってこれだけ出してるんだな、という。

 

TOKIO

シングル

  • 2015年10月28日 東京ドライブ(3曲)
  • 2016年2月24日 fragile(2曲)

アルバムは2014年のHEARTというベストアルバムが直近のリリースでした。TOKIOの何が凄いって東京ドライブもfragileも収録曲含め、メンバーが作詞作曲してるっていう。東京ドライブのほうは長ちゃんが作ってるって知ってましたが収録曲も含めだとは知らず、やっぱこの人たちバンドマンなんだなと。リリース速度は遅いものの、ちゃんとタイアップもつきますし彼らはCMも持ってますしなにはともあれDASHで見てるから「活動していない」雰囲気が全くないですね。現役感めっちゃある。作詞作曲が本人たちならこのペースも納得です。しかしアルバムに関してはファンの意見はどうなのかなってちょっと思います。新しい曲も聴きたいだろうになぁとか。しかしながらこの調子で行くとキンキさんより先にトキオさんのほうが「メンバーのオール作詞作曲アルバム」を発売しそうな気が……剛くん、キンキさんだけじゃなくてトキオさんもやれちゃいそうですよ!!

 

関ジャニ∞(INFINITY RECORDS)

シングル

  • 2015年6月3日 強く強く強く(3曲/リミックス除く)
  • 2015年8月5日 前向きスクリーム!(3曲/一発録り除く)
  • 2015年12月2日 侍唄(3曲)

アルバム

  • 2015年11月11日 関ジャニ∞の元気が出るCD‼(19曲)

この子達2014年に6枚もシングル出してて仰け反りました。凄いな!!私関ジャニに関してはデビュー前からヨコヒナコンビが好きだったので、関ジャニがテイチクからデビューするって会社が終わってから24時間営業のスーパーの片隅で深夜1時頃、友達に電話かけて話しながら陳列棚の影で「よかったねぇ」と泣いた記憶があります(笑)初めてのドーム公演やヒナちゃんのソロコンやなんかには行ってたんですが最近はめっきりご無沙汰で、タカツキングを月曜から夜更かしで聴くくらいの温い状況です。デビューのとき松竹座でテイチクのスタッフの方々が手作り感満載のチラシを配ってた、って話を友達から聞いて「テイチクいい会社だな」って思った覚えもあります。だからちょっとJストに移るのが淋しかったりもしたんですがテイチクの方々の送り出し方も見事で。なんか、レーベルに愛されてる子たちだなとそのとき思ったのでありました。彼らの日ごろの行いがいいからなんだと思います。

にしても日本語の曲名が多くて関ジャニっぽいなぁと。ちゃんとそういうとこも戦略の一環としてあるんだろうな。コンスタントにリリースしてるなぁと実感。

 

Hey! Say! JUMP

シングル

  • 2015年4月29日 Chau#/我 I Need You(4曲)
  • 2015年10月21日 キミアトラクション(6曲)

アルバム

  • 2015年6月24日 JUMPing CAR(20曲)

私にとって未知数のグループ。だって若い! 若いよ! ってイメージ凄いあるんですが実はキンキさんのコンサートのバックに薮くんと八乙女くんたちがいた時代があるので実際見たことはあります。最近だと笑ったのが弟が新宿か何処かの駅構内に貼ってあった山田君のポスターを見て「なんかめっちゃ美少女!!!」って真顔で私に言ったことですね。あれは男の子です、美少年です。と訂正しておきました。そしてキミアトラクションが大好きです。いい曲。すんごいいい曲。って今日初めて誰の曲かと見てみたらCHOKKAKUさんが関わってて「そりゃ好きだわー!!」とヤラれました。CHOKKAKUさんはラルクの虹の編曲の頃からずっと好きです……キミアトラクションほんとに可愛い曲でアイドル!!てかんじですごくいい!! と私の周りでも好評な曲でした。

このグループも物凄くコンスタントにリリースしてますね。1年に2枚のシングル、アルバムは2年に一度程度のリリース間隔だったのが2014から2015にかけて過去最高に早いペースでリリースされているのは人気に押されてるからなのかなと思ってみたり。今のジャンプちゃんは飛ぶ鳥を落とす勢いだと端から見ていて思います。シングルも5月に出るようで、やっぱり人気凄いんだなって思いました。リリースの間隔は結構如実に人気度表してるような気がします。ここまで見てきて。(例の件には触れません)

 

avex trax

Kis-My-Ft2

シングル

  • 2015年3月25日 kiss魂(4曲)
  • 2015年10月14日 AAO(4曲)
  • 2015年11月11日 最後もやっぱり君(4曲)
  • 2016年3月16日 Gravity(4曲)

アルバム

  • 2015年7月1日 KIS-MY-WORLD(17曲/リミックス除く)

 キスマイはエイベだからセブン&アイ限定盤があるのかー!! ってことを初めて知ってびっくりしました。ファンの方々全部集めようとしたら大変だなぁ……そうか、セブン盤はやっぱりエイベだと存在するんですね……ジャニーズだから無いのかなって勝手に思ってました。(東方神起がエイベですからあの子達も毎回セブン盤があった……)

あ、でもkiss魂以下は全部キスマイshop限定なんですね。というかキスマイshopを初めて知るという……ジャニーズってほんと自分が気にしてるグループ以外のことって解んないですね……キスマイ自体はよゐこの濱口さんとやってた番組が大好きであれは欠かさず見てました。キスブサに関してはジャニーズキライを公言して止まない会社の女性陣がはじめて「あの子達は面白い」と褒めたという伝説があります。いや全くリリースと関係ない話になってる。戻そう。

エイベだからリミックス多そう、と思ったらやっぱりリミックス版あるんですね。個人的に和楽器バンドがリミックスしてる曲気になりました。エイベは昔からリミックスが多いレーベルなのでその辺りはちゃんとジャニーズでも則ってリリースしてるんだなという発見。年間リリース数も順当というか、年に3~4枚のシングルに毎年必ずアルバムリリースしてるところに愛を感じました。1年に1枚のアルバム、いいなぁ! 素晴らしい!

 

V6

シングル

  • 2015年5月8日 Timeless(4曲)

アルバム

  • 2015年7月29日 SUPER Very best(ベスト盤)

 20周年記念はほんっとチケット全然取れずに結局行けなかったなぁという想い出です。私はジャニーズはV6さんからハマってるので密やかに心の中でお祝いさせて頂きました。2003か2004年くらいに行ったコンサートが最後に行ったコンサートだったような気がします。トニセンコンとかも行ったな~トニセンのアルバム大好きです。未だによく聞く(笑)そんな思い出話はさておき、リリース期間について。ブイさんて昔っから結構出してるイメージあったんですが改めて見てみると2004年頃から1年に1~2枚程度なのでコンスタントに毎年出し続けてるんだな、と。2012年はシングル3枚も出てる!オリジナルアルバムが2013年以降出てませんが、20周年でまたファンを獲得してるはず、というのとブイさんのファンの方々って昔っからですがとにかく長くファンをやってらっしゃる方が多く、御金に糸目をつけない方々が多いイメージなので(少なくとも私の周りのブイファンはみんなそうです)、アルバムそろそろ出してくれても、と思ったりするのでした。あとこれまた話逸れますがアイドルの中のアイドルといえば健ちゃんだと思います。未だにあのビジュアル保ち続けるのも凄いし障がい者配慮に関しても自然に出来てるところがすごい。ブイといえば岡田さんが頑張ってますが岡田さんはブイに戻ると末っ子感満載なところも好きです。私のイメージは未だにハメッチングジュンイチだよ……図書館戦争好き過ぎるよ……

 

タッキー&翼

シングル

  • 2015年9月23日 山手線内回り〜愛の迷路〜(3曲)

ミニアルバム

  • 2015年12月2日 TRIP & TREASURE TWO(9曲)

ミニアルバムの作曲陣豪華すぎて吃驚してしまいました。えええ清春さんが楽曲提供とか驚きすぎて「ほんとにあの清春さん?」て確認してしまいましたがほんとにあの清春さんだった。往年のビジュアル系ファンとしては河村さんも書いてるし「どういうことなんだこのミニアルバムー!!!」って感じでした。吃驚。無知は罪ですね。今度聴いてみようと思います。

エイベ感のある楽曲が多い(踊れる)ってイメージなんですがどうしてそのイメージになったんだろうと考えてみたところ私が昔カウコン行ってた時代(今はばばあになってしまい大晦日は家でひっそり過ごしたいので行けてません)、 Venusとか皆で踊るのすごい楽しかったからだ! ダメとか何故かカウコンきてる人全員踊れた!!!っていうあの頃のイメージが強いのでした。山手線はテレビで見て「きたー!!」って思いました。タキツバ独自路線って絶対存在してると思います。他のグループの追随を許さない色のあるユニットだなと。リリースに関しては2013年のみリリースなしですがそのほかの年は1~2枚のペースでシングルリリース、アルバムは2006年から2012年まで開きがあるとはいえ二人とも舞台で活躍してるのは知ってるので出ていないというイメージもなく、2012年からは2年毎に1枚のペースでリリースしています。とにかくアルバムの提供曲作家陣がキンキさんとはまた違った角度で豪華すぎて「聴きたい!!」と思わされました。エイベ所属の強いところですね、エイベの作曲陣を惜しみなく使えるところも。

 

JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント

SMAP

シングル

  • 2015年2月18日 華麗なる逆襲/ユーモアしちゃうよ(2曲)
  • 2015年9月9日 Otherside/愛が止まるまでは(3曲)

アルバムは直近に出ているのが2014年9月の「Mr.S」これ好き!!好きなアルバムです。というSMAPはいい曲多すぎてね……最近あんまりにも会社がしんどいときは Fine,Peace!をよく聴いてます。っていつの曲だろうと思ったら2005年のアルバムの曲……すごいなーほんとに色褪せない名曲揃いだと思います。

シングルは1年に2~3枚のペースでリリース、アルバムは2003年以降は2年毎に1枚のペースでリリースされてます。となると前回が2014年ですから2016年、リリースあるといいなぁ……色々噂は出てますがコンサートもっとやりたい! ってずっと言ってる人たちなので今年もあることを願いたいです。

あとシングルが潔く2曲しか収録していなかったのには驚きでした。潔い!!(盤は多かったですけど曲数はシンプルでした)昔はジャニーズ事務所は各レーベルに自社タレントを分散させていましたが、キンキさんから自社レーベル立ち上げて(あの時期相当騒がれましたね)吃驚したもんですが、気付けばもう殆どが自社レーベル傘下なので、よく稼いでらっしゃることで、と思ったり思わなかったり。個人的にはレーベルは分散してたほうが一社独占にならないからいいんじゃないかと思うんですけどね。SMAPが未だにビクターにいることが実はすごいことなんだと思います。テイチクでさえ結局は続きませんでしたし。(裏が見えない私が書くのもなんですが、ジャニーズ事務所側としては売れるタレントは自社レーベルに置きたいのだと思います。そしてこの言い方は非常に関ジャニに失礼な物言いになるのですが、テイチクで出した頃は事務所的には関ジャニがこんなに売れると思っていなかったんだと思います。だから最近になって自社レーベルに戻したのでは? と。テイチクが育ててくれたのに!! と個人的には思ってたのでテイチクの餞には器の大きさを感じました。ところでエイベにまだ3組居る理由は、エイベ自体がアジアではジャニーズ事務所より大きな会社だからだと思います。アジアの諸外国で円盤を発売する際にはエイベの仲介があった方が話が早いですから、エイベとのレーベル解消は有り得ないと思います。ジャニーズ事務所がアジアの諸外国に支社を設けるのであればその可能性もあるかもしれません)

だからSMAPがビクターを去る。なんてことが起きたら私は本格的にSMAPに関しては悩むような気がします。まだビクターに籍がある。これは非常に重要なことではないかと思っています。事務所との軋轢を考える際にはかなり重要なことだと思う。

なんかうっかり違う話題になりましたが、あの方々も忙しいのにコンスタントに出してるし楽曲も攻めてていいなぁって思います。世界に~、の後はちょっと迷走してファンの方々からは賛否両論ありましたが(世界平和を祈る的な曲が続いたので。でもこれは嵐ちゃんにも同じことが言えて、アイドルに世界を背負わせるのって難しいことなんだと思ったりした覚えがあります)、今はもうやりたいものをやる、ってカンジが素敵です。

 

ジャニーズ・エンタテイメント

ジャニーズWEST

シングル

  • 2015年2月4日 ズンドコ パラダイス(4曲)
  • 2015年7月29日 バリ ハピ(4曲)
  • 2016年4月20日 逆転Winner(4曲)

アルバム

  • 2015年4月22日 パリピポ(7曲)
  • 2015年12月9日 ラッキィィィィィィィ7(15曲)

WESTすんごいな!!!アルバム2枚も出てるってすごすぎませんか?4月のほうはミニアルバムですがそれにしても怒涛。怒涛のリリース。やっぱ勢いのある子達ってリリース数に出てる気がする……アルバム2枚は2015年1月年以降を調べてみて「初」ですね。吃驚した。1年に2枚も出せる環境ってすごい……(楽曲っていうのは最終的にはやっぱり「売れる」ものでないと世に出てきませんから、WESTが出せば売れると言うのが見えますね)私はほんとうに申し訳ないことにこの子達のことをあんまり知らないので(でも絶対見たことあると思う。ヒナちゃんのソロコンにジュニアいっぱいいたしジャニーズアイドルの大阪公演は大抵 、バックに関西ジャニーズついてましたから)まともな分析が出来ませんがそれにしてもリリース数だけで「うわ。売れてる」というのがよくわかるなという結果でした。知らない私でもええじゃないか歌えるもんね……すごいなぁ。デビュー早々にこのスピード感のあるリリースはほんとうにすごい。

 

NEWS

シングル

  • 2015年1月7日 KAGUYA(5曲)
  • 2015年6月24日 チュムチュム(5曲)
  • 2015年11月25日 四銃士※DVDシングル(4曲)
  • 2016年1月20日 ヒカリノシズク/Touch(4曲)

アルバム

  • 2015年2月25日 White(15曲)
  • 2016年3月9日 QUARTETTO(16曲)

ちょ……ちょっと凄すぎませんかNEWS……!!WESTでも驚いたけどめっちゃリリースされとるやん!!すごいよ!!というか私は初めて四銃士というDVDシングルを知ったんですがこれめっちゃ見たいな!買う!(Satomiこんなとこにいた!!ていうのも驚きでしたが←キンキファンの方は笑ってやってください)気になる!!

という私の所感はさておき、シングルの出しっぷり凄い。2013年はシングルありませんが他の年は1~2枚リリースしているしアルバムは近年は順調なペースでリリースされてますね。(2013年シングルなくてもアルバムが出てる)2005年あたりはよく聴いていたんのでその頃も好きだったんですが、近年は4人体制の「色」がすごくしっかり滲み出てるようで、楽曲に他のグループにはない個性ががんがん出てる感じが好きです。

物凄く精力的に活動してる! って思います。リリースについてもそう思いますが各個人での輝き方が半端ない。この間ブンブブーンで剛くんのピンチヒッターとして加藤くんが出てくれていて、「なんて好青年なんだ!! ていうか美形!!!!」と改めて思いました。なんだその感想。いや、ほんとうに美青年すぎだろうと思ってしみじみと見入りました。という話でした。(リリース関係ない。すみません)

このグループもいろいろあって大変だっただろうと思うんですが、自分たちの力で各々がグループを盛り上げているというか……これだけのリリース量、知名度等考えると努力は人を裏切らないんだなと勝手に、ほんとうに勝手に個人的に尊敬を覚えるのでありました。中堅どころ的存在なわけじゃないですか、デビュー組の。それでも精力的に活動できる土壌を自身の手で築き上げた彼らが本当に凄いと思います。

 

さぁ次が本命だ!ようやくきました!

 

KinKi Kids

シングル

  • 2015年11月18日 夢を見れば傷つくこともある(7曲)

嘘だろ!!!いや、嘘だろ!!!!! やっぱりキンキさんリリース少ないよ!! ダントツに少ないよ!!!! シングル1枚って!!!!!!!!! 泣けばいいですか!!!!! え? 7曲も入ってるから許してあげなさいって? いやいやいや7曲っつったって3つに分かれた盤ですから3枚買ったらアルバムより高価になっちゃうんですって!!! ついでに他のグループ見てくださいよ、アルバムに15曲とか入ってるんですよ? ミニアルバム9曲とかあるんですよ???? ふつうにアルバムほしいです。買わせてくださいお願いします!!! ああああいやいや待てよおい、やっぱり少ないじゃんかキンキさんのリリース!!!!!!

ちゃんと冷静に見てみよう。ええと直近でシングルリリースが一番多いのは2枚……2014年ですね。1枚は通販限定なので市場に出回ってませんが。(市場にで出回らないということは宣伝する必要が無いので露出も無いということでよろしいか。いや、映画の宣伝はしてたの覚えてますよ?)この際ちゃんと数えておこう。キリのいい2000年から。

  • 2000年 2枚
  • 2001年 3枚
  • 2002年 2枚
  • 2003年 3枚
  • 2004年 2枚
  • 2005年 2枚
  • 2006年 2枚
  • 2007年 2枚
  • 2008年 1枚
  • 2009年 2枚
  • 2010年 1枚
  • 2011年 1枚
  • 2012年 1枚
  • 2013年 1枚
  • 2014年 2枚(1枚は通販限定)
  • 2015年 1枚

2010年から1枚のシングルリリース……アルバムは2009年・2011年・2013年・2014年に出ております。2年に1枚くらいのペースか……それにしてもシングル少ないなぁやっぱり。理解はしてるんです。彼らはギネス記録がかかってますからリリース時期考えなきゃいけないってのも勿論あると思います。ただ、それにしてもやっぱり少ないんじゃないかと思います。ジャニーズエンタテイメントの中では異例のリリース率の低さ。他の中堅どころのグループと比較しても少ないのでは。

まぁその間にソロの音源もリリースされてるので彼らが音楽に携わっていないわけではないのですがそれにしても二人ってシングルもアルバムも希少価値だなぁと痛感しました。私はソロも好きですが、やっぱりキンキさんはあの声の重なりが凄く好きなのでキンキさんとしてもうすこしだけ活動してくれたら嬉しいのになぁと思います。3枚出してくれとは言わないので2枚くらいは……無理ですか……お願いしたい……ファンとしてはもうギネス振り切ってくれたら好きにリリースできるんじゃないかとすら思います。好きな曲を好きなように歌ってほしい……

あんまりファンがアイドルにあれやってほしいこれやってほしい、と願望ばっかり言うのはあさましいなと思わない気持ちもないのですが、各グループのリリース状況を見ると、やっぱりキンキさんてリリース少な目ですよね。だからこそ言いたい。待ってます。待ってるファンもいます。新曲、楽しみにしてます……!!

前向きにかんがえれば、楽曲が良すぎて選別に苦労してるとか、合作あるから大変だったりで時間かかってるとか、物は考えようでなんとかなりますけど、でもここ数年のキンキさんの楽曲リリースが少ないのは事実ですから……うん。

ハガキでも出そうとおもいます……うーん、打ちひしがれるなこれ。